城下町 萩を歩く
- 5.0
- 旅行時期:2010/08(約15年前)
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by Dr.Poohさん(男性)
萩 クチコミ:2件
何十回と訪れていますが、それでも行きたくなる萩は、「城下町、萩」と言われます。
江戸幕府~1863年までの260年の間、萩は毛利36万石の城下町として栄えました。
浜崎地区は、観光客の少ない落ち着いた街歩きのできる場所です。
堀内地区や平安古地区と違って、武家社会の中の白壁や石積みの街並でなく、城下町でありながら、港町として栄えた交易の街並です。イリコや夏蜜柑等の交易で栄えた、船蔵や古い商家の街並が今も残っています。一味違った萩の静かな待ち歩きも、中々風情があります。
もちろん、城下町の街並を残し、夏みかんと白壁が似合う街並も美しいです。
1853年(嘉永6年)神奈川県浦賀へのペリー来航、日米和親条約の締結といった世界観の変わる中、いち早く時代を察知していた吉田松陰、そして松下村塾で学んだ明治維新の立役者達。そんな倒幕の志士たちを偲ぶことができる萩市には、今もその志士たちの住まいが堀内地区や平安古地区に残っています。
この小さな町、歴史の街並が、あの幕末から明治維新へと多くの人材を排出し、時代を変革したのだと、改めて考えさせられます。ここ萩は、城下町と言うより、志の町と言うことが正しいような気がします。
萩の市街地内には、3か所の伝統的建造物群保存地区があります。
多彩な街並を楽しめる萩は、やはり魅力あふれる観光都市だと思います。
- 施設の満足度
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5.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 5.0
- 散策ですから...
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- 浜崎はゆっくりと静かに街歩きができます
- 見ごたえ:
- 5.0
- 船蔵など素晴らしい姿を見れます
クチコミ投稿日:2013/09/16
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