古い古民家が無料で見られます。

4.0
旅行時期：2013/06（約13年前）

by メロンさん（男性）

大和郡山・田原本クチコミ：1件

近鉄大和郡山から奈良交通バスで矢田東山まで行き、
そこから歩いて１０分ほどで大和民俗公園に着きます。
奈良県立民俗博物館は２００円必要ですが、その他のエリアは
無料で、９時から１７時までの開園です（博物館は１６時まで）。
月曜定休（祝日は翌日）です。

公園内には菖蒲園もあり、大きな水車も動いています。
古民家は公園内に９軒あり、どれも日本各地から移築
された文化財級の建物です。

公園の隣にある小学校の脇を抜けると、矢田坐久志玉比古神社
があります。神社の楼門には飛行機のプロペラが横一文字に
取り付けられて奉納されています。

さらに神社から山に向かう一本道を山の麓まで行けば東明寺
に行き着きます。由緒ある寺院で本尊薬師如来は重要文化財です。
境内は自由ですが、拝観は事前予約が必要だと思います。拝観料は
３００円です。

東明寺から更に山道を行けば矢田寺に着きます。矢田寺は地蔵菩薩と
紫陽花で有名な寺です。普段は境内自由ですが６月初めから７月初め
までは紫陽花祭りのため入山料が大人４００円、子供２００円かかります。
また、紫陽花園の開園期間中は本堂と閻魔堂が特別公開されます
（本堂のみ拝観料別途５００円。両堂とも６月１日から３０日まで。
９時３０分から１６時３０分まで）。
矢田寺までは大和郡山駅から１日数本程度のバスがありますが、
紫陽花シーズンは臨時のバスも出ます。また寺の境内のはずれに
大きな駐車場もあります。通常は無料で自由に駐車できますが、
紫陽花祭りの期間中は利用者も多く、時間自由に止められるかどうか
注意が必要です。

矢田寺の駐車場近くの山道をまっすぐに行けば、国見台展望台を経由して
松尾寺に行き着きます。こちらは境内自由で三重塔や山の上には松尾山神社
もあります。
七福神堂は９時から１６時の間３００円で拝観でき、中には重要文化財の
大黒天立像をはじめとする七福神の像があります。
他に行者堂や阿弥陀堂などもあります。

行者堂は９月１日から７日まで３００円で拝観できます（通常非公開）。
本堂は１１月３日に限り３００円で拝観できます（通常非公開）。

また不定期ではありますが、宝蔵殿も公開されることがあります。

松尾寺はバラの名所としても知られ、１１月１日から１０日までは書道展
も開催されます。

松尾寺の門前には大きな無料駐車場がありますが、バスの場合、門前の
一本道をまっすぐに３０分ほど歩いたところにある、松尾寺口のバス停から
大和小泉駅行きか近鉄郡山駅行きのバスに乗ります（大晦日から元日に
かけては門前まで臨時バスが出ることもあり）。

この他この地域には慈光院や法起寺、法輪寺、法隆寺、中宮寺などといった
有名な寺社や古墳などもあります。