横口式石槨の古墳、ヒチンジョ池西古墳石棺
- 3.5
- 旅行時期:2012/11(約13年前)
-
-
by さすらいおじさんさん(男性)
富田林・羽曳野 クチコミ:11件
野中寺境内にあるヒチンジョ池西古墳石棺は塚穴古墳(来目皇子墓−くめみこのはか)の西方にあった古墳で1948年頃の開墾(かいこん)の際に発見された横口式石槨の古墳。横口式石槨は精巧に加工した凝灰岩(ぎょうかいがん)を組み合わせて作られており内部からは銅製釘や黒漆(くろうるし)の残片が見つかっているので漆を塗った木棺が安置されていたと考えられている。横口式石槨の形態などから7世紀末葉に築造されたものとみられ発見直後に野中寺境内に移され1973年に大阪府指定文化財になっている。
古墳のあった羽曳野丘陵一帯はかつて寺山と呼ばれ同じような終末期古墳や奈良時代の火葬墓(かそうぼ)が多く、周辺に居住していた渡来系氏族たちの墳墓と考えられている。
- 施設の満足度
-
3.5
- アクセス:
- 3.5
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- バリアフリー:
- 3.5
- 見ごたえ:
- 3.5
クチコミ投稿日:2013/05/17
いいね!:3票
利用規約に違反している投稿は、報告することができます。 問題のある投稿を連絡する