自宅敷地に設立された大阪府の登録博物館、司馬遼太郎記念館(しばりょうたろうきねんかん)
- 4.0
- 旅行時期:2012/11(約13年前)
-
-
by さすらいおじさんさん(男性)
東大阪市 クチコミ:26件
司馬遼太郎(しば りょうたろう、1923−1996年)の筆名の由来は「司馬遷に遼(はるか)に及ばざる日本の者(太郎)」から来ているそうだが司馬遷に勝るとも劣らない日本を代表する作家の一人だろう。産経新聞社記者時代に『梟の城』で直木賞を受賞しその後歴史小説に新風を送り続け『竜馬がゆく』『燃えよ剣』『国盗り物語』『坂の上の雲』や『街道をゆく』などのエッセイでもたくさんのファンを持つ作家だ。
司馬遼太郎記念館(しばりょうたろうきねんかん)は司馬遼太郎の業績を伝えるために自宅敷地に設立された大阪府の登録博物館で6万冊に及ぶ多くの蔵書、資料、執筆に使用した書斎が晩年に使用した時のまま残されており書斎は庭から見学することができる。庭は司馬遼太郎が好んだ雑木林をイメージしたもの。
記念館開設にあたり新たに設けられた安藤忠雄の設計による展示室には蔵書のうち約2万冊が高さ11mの書架に納められている。直筆原稿、自筆の絵、色紙、加えて、眼鏡、万年筆、バンダナなどの身の回り品も展示されており司馬遼太郎のありし日をしのぶことができる。
- 施設の満足度
-
4.0
- アクセス:
- 3.5
- コストパフォーマンス:
- 3.5
- 人混みの少なさ:
- 3.0
- 展示内容:
- 4.0
- バリアフリー:
- 3.5
クチコミ投稿日:2013/05/12
いいね!:1票
利用規約に違反している投稿は、報告することができます。 問題のある投稿を連絡する