大阪府高槻市の古墳群塚原古墳群
- 3.5
- 旅行時期:2012/03(約13年前)
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by さすらいおじさんさん(男性)
高槻・島本 クチコミ:45件
塚原古墳群は15群・約110基を数えた大阪府高槻市の古墳群で、塚原八十塚と呼ばれていたが現在40基ほど残っている。1872年、ウイリアム・ゴーランドによって有名となり、古墳研究の先駆けとなった古墳群として注目された。ウィリアム・ゴーランド(1842−1922年)は明治政府がイギリスより大阪造幣寮(現造幣局)に招聘した化学兼冶金技師で日本の古墳研究の先駆者としても知られ日本考古学の父と呼ばれている。
古墳群は、阿武山東・南斜面一帯に営まれた6世紀中頃から7世紀中頃に造られた、府下屈指の群集墳で東は高槻赤十字病院構内、西は安威川、南は経王寺境内、北は京大阿武山地震観測所付近にまで及んでいる。古墳群に葬られた人々は、安威川流域にあった集落の有力者層と考えられ古墳の多くは横穴式石室をもつ円墳で方墳や埴輪を巡らせた円墳もあり出土品は、土師器・須恵器の他、埴輪・装身具・馬具・鉄刀などの鉄製武器・刀の把頭などもあるそうだ。
- 施設の満足度
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3.5
- アクセス:
- 3.5
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- バリアフリー:
- 3.5
- 見ごたえ:
- 3.5
クチコミ投稿日:2013/03/24
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