イスラム様式のアーチ、アラベスク装飾など個性的な意匠建築、大阪医科大学歴史資料館

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旅行時期：2012/03（約14年前）

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大阪医科大学（おおさかいかだいがく）は、大阪府高槻市大学町に本部を置く１９４６年に設置された大学で１９２７年に大阪高等医学専門学校として創立された。法医学教室は、日本政府からキム・ヘギョンさん（日本の拉致被害者、横田めぐみさんの娘）と、キム・ヨンナム氏（韓国の拉致被害者）のDNA鑑定の依頼を受け、２人の間には９７．５％の確率で血縁関係があるとの結果を出したことで知られる。
旧看護専門学校校舎は、日本で数多くの西洋建築を手懸けた建築家ウィリアム・メレル・ヴォーリズ（１８８０−１９６４年）が設計したサラセン様式の旧校舎群のうちの現存する建物で、イスラム様式のアーチやアラベスク装飾など個性的な意匠をもつ、昭和初期を代表する建造物として国指定の登録有形文化財となっている。この建物は２００７年からは、大阪医科大学歴史資料館として一般公開されている。