新宿にニューオープンのトスカーナ料理のお店
- 4.0
- 旅行時期:2013/01(約13年前)
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by dune45さん(男性)
信濃町・千駄ヶ谷 クチコミ:72件
新宿通りに面したビルの4階に2012年の11月末にオープンしたばかりのお店です。
今回のディナーが初訪問になります。
メニューは昼夜とも「お任せコース」一本のみ。トスカーナの郷土色を前面に出した内容です。
テーブルの上には、この日のメニューが置いてあり
「リボッリータ」
「ホタテ貝のサラダ」
「カーチョ エ ぺぺ」
「自家製アニョロッティ 茸のスープ仕立て」
「骨付きエゾ鹿のロースト ジュニパーベリー風味」
「根セロリのドルチェ」
「カフェ」
と記載がありましたが、実際にはこの前にアミューズ的な前菜が3種類あり、カフェのあとには小菓子が出ます。
またメニューの記載とは異なり、一皿目のプリモピアットとして「アニョロッティ」が、二皿目に「カーチョ エ ぺぺ」が供されました。
「カーチョ エ ぺぺ」は、シェフのスペシャリテで、毎回コースにラインアップされるそうですが、それ以外その時々によって内容が変わるとの事。
何れにしても、トスカーナ色を強く押し出したメニュー構成です。
どのお皿も非常に手間をかけた秀作揃いです。トスカーナ地方では「まかない」として出されるという「リボッリータ」ですら、手の込んだひと品です。
お任せコースに特化しているからこそ、このようなメニュー構成が出来るのだと思います。
これだけの品数にも関わらず、コースの料金は7000円。グラスワイン一杯ずつとミネラルウォーターを入れても一人9000円強というコスパの良さ。
サービス担当の男性は二人いますが、食事が始まる前と料理の説明の際に、何度もシェフがテーブルまで足を運んでくださいました。
この日のお客さんは4組のペアと、個室を利用したグループの方たち。半分くらいのテーブルはセッティングされていなかったので、席には余裕がありました。
まだ雑誌等でも全然見かけないので、現在来ているお客さんは、ビオディナミコ時代からの方が多いのだと思います。
今後、お店の認知度が上がると、予約が取りづらくなる可能性は充分にあると思います。
辻シェフは弱冠31歳。
ここ数年、フレンチやイタリアンの若くて勢いのあるシェフが非常に頑張っている感のある東京ですが、こちらのお店は「東京で一番トスカーナ色の強いお店!」と言えるのではないでしょうか。
またひとつ注目のお店が誕生しました。
- 施設の満足度
-
4.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦
- 一人当たり予算:
- 10,000円未満
- アクセス:
- 4.0
- コストパフォーマンス:
- 4.5
- サービス:
- 4.0
- 雰囲気:
- 3.5
- 料理・味:
- 4.0
- 観光客向け度:
- 3.5
クチコミ投稿日:2013/02/23
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