標高302mの山頂にある絶景の山城跡
- 3.5
- 旅行時期:2013/01(約11年前)
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by 岳人28号さん(男性)
総社・吉備路 クチコミ:6件
太平記に出てくる福山合戦の舞台となったところで、標高302mの福山の頂上にあります。いくつもの登山ルートがありますが、清音駅から最短で行けるのは1234段の階段で山すそから一気に頂上まで登る直登コース。駅の東口から少し北に歩いて最初に出会う東に伸びる道をひたすらまっすぐ歩き、中国自然歩道の標識にしたがって行くと、直登コースの登山口に出ます。駅から約2キロ、徒歩30分。登山口から頂上までの所要時間も30分程度です。登山道は、雨が降ってもぬかるみにならないよう、木のチップが撒かれていたりして、非常によく整備されています。
あいにくの曇り空で景色はかすんでいましたが、天気が良ければ頂上からの眺めは絶景だろうと思います。頂上の福山城跡には空堀や土塁の跡、門の跡、井戸の跡などがあるほか、昭和になってから建てられた石碑がいくつもあります。国指定史跡となったのが2.26事件と同じ年の昭和11年12月ということで、おそらくここが国の史跡となったのも、当時の尊皇熱の高まりと無縁ではなかろうと思われます。
登山口にある歴史広場や登山道沿いには小さな古墳が無数にあり、峠古墳群と呼ばれています。
- 施設の満足度
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3.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 3.0
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- 見ごたえ:
- 3.5
クチコミ投稿日:2013/01/14
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