東京湾の入り口を高い所から俯瞰する。
- 3.5
- 旅行時期:2012/12(約13年前)
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by fmi(ふみ)さん(男性)
横須賀 クチコミ:4件
船好き、それも貨物船好きという方々は、かなりいらっしゃるようで、ブログなども豊富に存在する。今回は、その船を撮るには格好のポイントになるだろう、三浦半島の観音崎を紹介。
地図を見ると一目瞭然だが、東京湾というのは、湾口が逆くの字にいりくんでおり、しかも狭いのが分かる。実際過密で危険な航路である。その「船の難所としての東京湾」が目で見て実感できるのが、ちょうど「くの字」の湾曲部分のくちばしのように出っ張っている房総の富津岬と、横須賀の観音崎だが、観音崎のほうが標高が高い所から見渡せるので、いかに東京湾が狭いかが分かるのだ。
三浦半島の浦賀の先に突き出た部分は広く公園として整備されており、灯台、難所浦賀水道を管制する海上保安庁東京湾海上保安センター、各所に展望ポイントがある。岬全体が公園であり、海岸も自然のままの岩浜で、静かな湾にしては、岩を洗う波濤は意外と目立つ。
高い所から東京湾、浦賀水道を見ると、驚くのが、千葉房総があまりにも近く見えること、そして、狭い水道を航行する大型船の多さである。
最近はコンテナ船の人気があがっているが、東京、横浜港に出入りするコンテナ船にはタンカーや空母なみの大きさの船もあり、それが狭い水道をゆっくり進む姿は圧巻だ。東京湾から外洋に出る船は全てここを通る。横須賀の艦艇も例外ではない。
大型船の場合、東京湾海上交通センターのホームページに、その日に航行する船の一覧が公表される。これによると、多い日は、入航、出航併せて1日に50隻以上の船がここを通ることが分かる。
目の前に、房総の東京湾観音がはっきりと見え、その前を、大きな船が通るのを見て、東京は、海も過密なのだと改めて実感した。
- 施設の満足度
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3.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 3.5
- 交通手段はバスになるが、本数と行き先は多い
- 人混みの少なさ:
- 3.0
- 夏は多分、混むだろう
- 見ごたえ:
- 4.0
- 東京湾というのが、当いう所なのか勉強になる
クチコミ投稿日:2013/01/04
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