旬の食材とワインを楽しむ銀座のフランス料理店
- 4.0
- 旅行時期:2012/10(約13年前)
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by dune45さん(男性)
銀座・有楽町・日比谷 クチコミ:1317件
東京メトロ銀座駅から徒歩5分ほど、交詢社ビルのすぐ近くの地下1階にひっそりと佇むお店です。
シェフの今帰仁実さんは、ラ・ブリーズ・ドゥ・ヴァレの料理長から独立された方で、2008年のオープン時には、食に関する色々な雑誌で紹介されており、注目していたお店です。
個人的には銀座のお店を選ぶ事はあまりなく、これまで訪問の機会に恵まれなかったのですが、今回“フランスレストランウィーク”に参加しているのを知り、運よく予約が取れたので、ディナーで訪問しました。
フランスレストランウィークのメニューは、前菜+メイン+デセールの3皿から構成されるFIXメニューです。
アミューズブーシュに続いて出された前菜は、旬の野菜をふんだんに使い、柔らかく煮込んだものに半熟玉子をあわせて食べるもの。野菜の甘みと玉子が絡み、更にそこに薄くスライスされた生ハムの塩気が加わり、色々なマリアージュを楽しめます。
メインの食材はもち豚。表面がキャラメリゼされており、マッシュポテトが下に敷かれています。やや濃い目に味付けられたもち豚に、マッシュポテトが良く合います。
デセールも含め、クオリティの高い料理で満足度は高かったです。
今回いただいた特別メニューは税・サ込みで5000円という破格値でしたが、通常メニューは8950円から18900円までの3コースという事でした。
ランチもディナーもメニューというものは一切なく、その日に入荷した旬の食材を使った料理が供されるそうです。
「ちなみに、本日の肉料理は何ですか?」と伺ったところ「雷鳥です」と。
ジビエの中でもあまり一般的とは言えない雷鳥をメインに使うというのは驚きです。
ソムリエの方いわく「味付けは全般的に濃い目にしてあり、ワインと一緒にお召し上がりいただくように調理しています」との事。
私のようにお酒をほとんど飲めない人間より、ワイン好き、ジビエ好きの食通の方に最も最適なお店なのかも知れません。
お店の雰囲気はややクラシカル。銀座にしてはゆとりのあるつくりで落ち着けます。
この日はお客さんが少なかった事もあると思いますが、静かで良い雰囲気でした。
料理の出るタイミングも良く、インターバルが空きすぎて、不必要な満腹感を感じてしまう事もありませんでした。
通常メニューはそれなりのお値段になるのですが、食通の方にはそれだけの価値のある料理とワインが供されお店だと思います。
逆に言うと、フレンチ初心者の方は、事前にメニューなどをシェフとよく相談の上利用するのがベターだと思います。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦
- 一人当たり予算:
- 7,500円未満
- アクセス:
- 4.5
- コストパフォーマンス:
- 4.0
- サービス:
- 4.0
- 雰囲気:
- 4.0
- 料理・味:
- 4.0
- 観光客向け度:
- 4.0
クチコミ投稿日:2012/12/31
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