樹齢2600年にもなる神木の大楠がある

4.0
旅行時期：2012/04（約14年前）

しまなみ海道（周辺の島々）クチコミ：10件

松山・しまなみ海道観光ツアーで「大山祇神社本殿」を訪れました。場所は“しまなみ海道”の真ん中あたり、大三島ICを降りて、10分余り走った県道21号線のそばにあります。
大山祇神社は、約2600年前、神武天皇東征に先駆けて、祭神大山積大神の子孫小千命が四国に渡り、瀬戸内海の治安を司っていたとき、芸予海峡の要衡である御島（大三島）を神地と定め鎮祭したことにはじまると伝えられている由緒ある神社です。
戦いの神として歴代の朝廷や武将から尊崇を集めた神社であることから、多くの武将が武具を奉納して武運長久を祈ったため、国宝・重要文化財の指定をうけた日本の甲冑の約4割がこの神社に集まっています。境内には樹齢2600年にもなる神木の大楠のほか、安神山を背後にした、重要文化財に指定されている御本殿や、拝殿など立派な社殿や建造物があり、歴史とパワーを感じる神社でした。しまなみ海道を訪れる方は、是非、お参りされることをお奨めします。