大自然を満喫できます
- 5.0
- 旅行時期:2009/08(約16年前)
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by 空飛ぶ危険な犬さん(男性)
立山黒部 クチコミ:1件
立山黒部アルペンルートはもともと黒部ダム建設のために作られた輸送ルートでした。厳しい大自然のなかに作られただけあり、苦労も多かったようです。
さて、ケーブルカー→バス→トロリーバス→ロープウェイ→地下ケーブルカー→トロリーバスと、乗り物好きにはたまらないコース(笑)にもなっていたりします。
さて、乗り物好きからいろいろといわせていただきましょう
最初のケーブルカーで登っていくと途中で隣にもう一本線路が見えます。それは立山砂防軌道といって常願寺川流域の砂防施設建設のための路線で一般の客扱いはしていないとのことです。
次にバスですが、環境保護の観点から専用道となっており、バスや許可された輸送トラック以外は通れない道路です。冬は両側に雪が積もった切通しを通り、一つの見どころとなっています。
トロリーバス。乗ってみるとわかるのですが、音が電車なのです。それもそのはず、法律上は鉄道の扱いを受けているのです。なので信号があったりします。ここは建設の際苦労が多かったらしく、特に苦労したはずの破砕帯にはトンネル内のライトが青色になっているので確認ができます。
ロープウェイは、これまた環境保護の観点からいっさいロープを支える柱がありません。ものすごいスリルが味わえたりします。
地下ケーブルカーは、地下を走っているところ以外、特に見どころはなかったりします(笑)
そのご、黒部ダムを渡ってその向こうには関西電力が運行するトロリーバスがあります。「黒部の太陽」でご存知の方も多いでしょう。ここは死者も出たほどの難工事をして開通したトンネルです。今こそトロリーバスが走っていますが、昔は黒部ダム建設用資材を運ぶルートであり、いまもそのトラックが通過したりします。
さて、長々と駄文を書いていきましたが、そんな知識を頭に浮かべながら旅すると楽しさは何倍にも膨れると思いますよ。
- 施設の満足度
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5.0
- 利用した際の同行者:
- 家族旅行
- アクセス:
- 3.5
- 人混みの少なさ:
- 4.5
- バリアフリー:
- 4.0
- 見ごたえ:
- 5.0
クチコミ投稿日:2012/12/18
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