高架化の完成で、見違えるようになった空港への乗換駅
- 4.5
- 旅行時期:2012/10(約13年前)
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by fmi(ふみ)さん(男性)
蒲田 クチコミ:1件
京急蒲田駅は、2012年10月21日から、全面的に高架駅が完成し、供用開始した。
同時に羽田空港アクセスを主眼に置いた全面ダイヤ改正を行った。これは都営地下鉄、北総鉄道、京成電鉄、成田スカイアクセスも含めてダイヤパターンを前面に見直した大規模なものである。
高架化着手前、地上2ホーム3線構造で、空港乗り入れ列車は線路1線、しかも本線と平面交差、一部単線区間ありという、大変な制約の中で、羽田空港アクセスを開始した、1998年ころとは、まったく違い、品川方面上り線が2階、横浜方面が3階という2層構造の巨大な高架駅になった。
同じような構造の駅として、京成電鉄の青砥駅、大阪の近鉄の布施駅、地下式だが京王線の調布駅などがある。共通するのは、乗り入れが頻繁な支線が分岐している点。
上下階とも配線構造は同じで、空港線方面1線、本線1線、そして待避線1線が新設された。待避線は、ホームの横浜方を切欠いて設置という工夫のあるものである。空港方面へは、上下階とも、品川、横浜双方へ入れる配線で、基本的に空港行きが3階、品川方面が2階であるが、空港と横浜を往来するエアポート急行などは、逆になる。
すなわち、当駅から羽田空港行の電車に乗る場合、電車によって階を移動しなくてはならないので注意が必要。
これで京急は、北品川駅から京急川崎駅まで全線高架線になった。日中の空港方面列車は、品川方面からのエアポート快特が10分毎、横浜方面からのエアポート急行が同じく10分毎に増発、他、蒲田駅始発の品川行普通が20分毎に新設されている。
京急の蒲田駅は、JRや東急の蒲田駅から離れてはいるが、徒歩で15分以内、アーケード街がつながっており、歩ける範囲である。
- 施設の満足度
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4.5
- 施設の快適度:
- 5.0
- 二重高架構造になったがエスカレータなど完備
- バリアフリー:
- 4.0
- 高架化と同時にバリアフリーだけでなくシームレスにも配慮。
クチコミ投稿日:2012/10/22
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