三浦半島への足から、空港アクセス路線へ
- 4.0
- 旅行時期:2012/10(約13年前)
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by fmi(ふみ)さん(男性)
品川 クチコミ:19件
京浜急行電鉄は、もともと三浦半島と横浜、都心を結ぶ鉄道であったが、羽田空港沖合展開時の1999年、支線を空港ターミナル(現在の国内線第一旅客ターミナル)直下まで延伸した時から、むしろ、横浜と都内から羽田空港へのアクセス輸送をする鉄道へ変貌しつつある。
空港アクセスの場合、従来の分岐駅、京急蒲田駅が地上の手狭な駅で、列車の増発や、横浜と羽田を結ぶアクセス列車の運転に制約があったのだが、2012年10月に、高架化されることにより、横浜や三浦半島から、空港へ行く電車も大幅に増える予定。それだけでなく、都営地下鉄を介して、成田空港とも線路がつながっているため、羽田空港と成田空港を結ぶ列車も走らせている。これも1999年から運転が始まったが、2010年の成田スカイアクセス開通時に、40分間隔のアクセス特急として、大幅にスピードアップされている。
伝統的な、都内から三浦半島(横須賀市、三浦市)を結ぶルートは現在も京急の重要な幹線であるが、東海道線や横須賀線と競争状態にある。そのため、昔から快速特急(快特)による高速運転、料金不要のロマンスカー運行など、ほかの関東大手私鉄とは違ったサービス展開を行ってる。
1995年に品川‐横浜間で、最高時速120km運転を始めたが、これは通勤電車としては、JRも含め関東で初めてである。同時に他の鉄道では例を見ない特殊な信号表示(信号燈火が点滅する)を行っているので、運転席後ろに乗車した時に確認をお勧めする。
立体交差(高架化)が全線で進んでいるのも特徴で、そのため見晴らしもよい。品川から三浦半島へ行く場合、都内を高架線で俯瞰、多摩川を渡り横浜までは地上の軒先をかすめるように高速で走り、横浜から先は三浦半島の丘陵を急曲線やトンネルで越え、目まぐるしく風景の変わる路線である。
沿線の駅から徒歩圏内の名所は、川崎大師、横浜野毛山公園、金沢野島公園、逗子海岸、横須賀港、ショッパーズプラザ、馬堀海岸、津久井浜、三浦海岸各海水浴場など。
- 施設の満足度
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4.0
- コストパフォーマンス:
- 2.5
- 人混みの少なさ:
- 2.0
- 空港利用客場度で終日混雑する
- バリアフリー:
- 4.0
- 乗り場へのアクセス:
- 4.0
- 高架駅が多い
- 車窓:
- 3.5
- 三浦半島に入ると良くなる
クチコミ投稿日:2012/10/06
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