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世界遺産白川郷合掌造り集落

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合掌造り家屋の保存に感謝!

  • 3.0
  • 旅行時期:2009/11(約16年前)
マンボウのお城さん

by マンボウのお城さん(男性)

白川郷 クチコミ:1件

岐阜県と富山県にまたがる、合掌造り家屋は、険しい山間部の豪雪に耐え、養蚕に利用するために工夫された独特な特徴をもつ建築物であること、また、その集落の自然景観が見事であることが評価され、1995年に世界文化遺産に登録されました 。
構成資産は、岐阜県大野郡白川村にある荻町集落と富山県南栃市にある菅沼集落と相倉集落です。
白川郷は、岐阜県内の荘川流域の呼称で、大野郡白川村と旧荘川村(現在は高山市)にあたる地域です。
五箇山は、富山県内の庄川沿いにある5つの谷間(赤尾谷、上梨、下梨、小谷、利賀谷)の総称です。「五ヶ谷間」を音読して「ごかやま」と呼ばれるようになったと伝えられています。
白川村では、戦後のダム建設ブームで多くの合掌造り集落がダム底に水没し、昭和40年代の高度経済成長時代には合掌造り家屋が村外に売却されたり、近代的家屋に立て替えられました。
こうした開発優先の流れに対し、白川村は廃屋になった合掌造り家屋を昭和42年から移築保存を開始し、昭和47年からは「白川郷合掌村」として公開してきました。
荻町住民有志は昭和46年、白川郷荻町集落の自然環境を守る会を結成し、合掌造り家屋の保存のため「売らない、貸さない、壊さない」という住民憲章を制定して合掌造り家屋と景観を保存してきたそうです。
荻町集落は昭和51年に、すでに国の史跡に指定されていた菅沼集落と相倉集落は平成6年に、それぞれ「重要伝統的建造物群保存地区」に選定され、平成7年の世界遺産への登録につながりました。
実際に生活が営まれている地域が世界遺産のため、見学する側の配慮が必要でかつ大切な地域だと感じました。

施設の満足度

3.0

利用した際の同行者:
カップル・夫婦(シニア)
アクセス:
4.0
クルマだったので、駐車できるか心配しましたが、遠くに臨時駐車場が用意されていました。
人混みの少なさ:
2.0
人気があるので、観光客が至る所にいまs
バリアフリー:
1.0
特にバリアフリーにはなっていませんでした。
見ごたえ:
2.5
合掌造り家屋も観光地化されすぎているのが、残念でした。

クチコミ投稿日:2012/07/11

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