真の継体天皇陵とされる大阪・高槻市、今城塚古墳(いましろづかこふん)
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- 旅行時期:2012/03(約14年前)
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by さすらいおじさんさん(男性)
高槻・島本 クチコミ:45件
今城塚古墳(いましろづかこふん)は大阪府高槻市郡家新町(ぐんげしんまち)の古墳時代後期、6世紀前半築造の古墳の中では最大級の前方後円墳。三島野古墳群に属し墳丘の長さ190メートル、二重の濠がめぐっており、内濠、外濠を含めた兆域(ちょういき)は340メートル×350メートルの釣鐘状の区画を呈し、淀川流域では最大規模の墳墓となっている。
古墳の被葬者は、形状や埴輪等の年代的特徴、また『古事記』『日本書紀』『延喜式』など文献資料の検討から6世紀のヤマト政権の大王墓と推定され、6世紀前半に没した継体天皇とするのが学界の定説になっている。また、埴輪工房跡と目される生産遺跡新池遺跡との深い関連が指摘される古墳でもある。
真の継体天皇陵である可能性が高いことから、戦前1935−1944年に設けられた臨時陵墓調査委員会においても、この古墳を「陵墓参考地に編入すべし」との答申が行われたが宮内庁は今城塚古墳の陵墓参考地指定については現在も難色を示しており、今城塚古墳から1.3キロメートル西にある大阪府茨木市の太田茶臼山古墳を継体天皇陵に治定している。太田茶臼山古墳の築造は5世紀中葉と考えられており、継体天皇が没したとされる年代よりも古い時代の古墳と考えられている。
この大王墓が6世紀に畿内北部の淀川水系にはじめて出現することは、南部の大和川水系の大和・河内にあった王権の主導権が淀川水系に移ったことを示すものだと考えられている。
阪急京都線摂津富田駅から市バス「氷室」〜徒歩3分または「今城塚古墳」〜徒歩1分、阪急京都線富田駅から約30分(2.2km)
- 施設の満足度
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5.0
- アクセス:
- 3.5
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- バリアフリー:
- 3.5
- 見ごたえ:
- 4.5
クチコミ投稿日:2012/06/20
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