クラシックとオペラの殿堂。座席の位置にかかわらず音響はとても良いです。

4.5
旅行時期：2012/06（約14年前）

上野・御徒町クチコミ：13件

2012年10月にはウィーン国立歌劇場の来日公演があり、音楽監督メストが指揮するサロメ。グルベローヴァ最後の来日公演となるアンナ・ボレーナ。また東京都交響楽団のホームベースとなっています。
この東京文化会館では歴史的な名演奏が何度となく繰り広げられています。
建築家前川國男氏の代表的な建築物で、音響の素晴らしさは逸品です。座席の位置によって当たり・外れがなく、チケットの価格が高い公演ほど最上階の5階席は熱心な愛好家の指定席となりチケットの入手が困難です。私もウィーン・フォルクスオーパーの喜歌劇こうもり公演で、音響の素晴らしさを堪能したばかりです。
また馬蹄形の2階から5階の両翼の席はオペラ公演においてオーケストラと歌手の声との分離が良いとされ、ここを好む愛好家もいます。したがってS席でなくとも全ての観客が存分に楽しむことが出来る素晴らしいホールです。屋外のカフェ、カフェヒビキはカフェだけの利用も出来、休日には行列が出来ます。