スッポンコース5000円の鶏屋さん
- 4.0
- 旅行時期:2011/01(約13年前)
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by megmeguさん(女性)
三軒茶屋・駒沢 クチコミ:18件
「寿屋(ことや)」っていう日向鶏と拉麺のお店。
昼はランチをやってて、夜は居酒屋さんみたいなとこ。
ラーメンも、青森十三湖産のしじみしじみラーメン、日向鶏の鶏がらラーメン、鴨ラーメン、すっぽんラーメンとユニークな品揃え。
すっぽんコース一人5000円を頼んであったけど、こんなに安くてだいじょうぶやろうかって、ちょっと心配やった。
お店の入口に水槽があって、すっぽんが2匹じっとしてた。
カウンターの手前にテーブル席があって、そこにカセットコンロが用意されてた。
まず、小鉢として出てきたのは、すっぽんの生き血割り。
焼酎にすっぽんの血を入れてリンゴジュースで割ったものやそうや。
臭みなどはまったくなくて、飲みやすい。
あん肝とほうれん草をチーズで巻いたのも一緒に。
続いて、すっぽんのお刺身。
腸の湯引き、肝臓、心臓、膵臓、赤身がきれいに盛られてる。
それに女の子のすっぱんやったそうで、卵も。
生姜かわさび醤油でいただく。
臭みはなく、鶏の刺身よりもしっかりしてて、癖がないのにコクがある。
特に白い肝や卵のおいしいこと。
すっぽんの入ったお鍋が登場。
あらかじめゆでてあるほうれん草と白菜の簀巻き、くずきり、生姜、焼き葱、焼き餅を入れながら食べる。
お醤油と生姜の味のちょっと甘いおだし。
甲羅のままぶつ切にされた身やエンペラのまわりには、とろとろのコラーゲンがたっぷりとついてる。
日向鶏焼き盛合せも出てきた。
ソリレス、レバー、砂肝を塩で。
ソリレスはももの付け根にある骨の窪みのお肉で、一羽から2個しか取れない貴重なものやそうや。
レバーも苦味や臭みがなく、とってもおいしい。
さらに、すっぽんのかき揚げまでも。
〆は、ラーメンか雑炊。
無理なお願いをして両方食べたいっていうと、小さな丼にそれぞれ作ってくれはった。
拉麺のお店だけあって、縮れ麺に濃厚なスープがからんでおいしい、おいしい。
雑炊は麦も入っててさらっとしてる。
二人でちょうど1万円。こんなお値段で、ちゃんと儲けはあるんやろうか。
ただ、すっぽん自体はすごく食べたいというもんでもないかもしれん。
今度は、日向鶏鍋コース 3000円もおいしい。
それに、ラーメンと小丼のセットが500円からというランチも魅力的や。
- 施設の満足度
-
4.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦
- 一人当たり予算:
- 5,000円未満
- アクセス:
- 4.0
- コストパフォーマンス:
- 4.5
- サービス:
- 4.0
- 雰囲気:
- 4.0
- 料理・味:
- 4.0
- 観光客向け度:
- 3.0
クチコミ投稿日:2011/07/26
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