2012年ロンドンオリンピック記念で世界巡回中! 「大英博物館 古代ギリシャ展」
- 5.0
- 旅行時期:2011/07(約14年前)
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by wiz さん(非公開)
上野・御徒町 クチコミ:6件
ロンドンオリンピック記念で大英博物館所蔵からなる(オリンピック発祥の地ギリシャにちなみ)「古代ギリシャ展 〜究極の身体、完全なる美〜」は、只今世界巡回中の企画展。 ただいま東京・西美で開催中。
感想は・・ おもろい! 美しい!
そして、(西洋)美の源流を再確認できました!!
展覧会構成は、大きく4つに分けられ次のとおり。
1、神々、英雄、別世界の者たち
1−1 ギリシャの神々(ゼウス様!ヘルメス!ディオニソス!)
1−2 英雄ヘラクレス(ヘラクレスの十二功業アンフォラ!)
1−3 別世界の者たち(スフィンクス!牧神パン!ヘルマアフロディトス!)
2、人のかたち
2−1 男性の身体美(アポロン!ヘスペリデスの園のヘラクレス!)
2−2 女性の身体美(アフロディテ!)
2−3 人の顔(ヘラ!メドゥーサ!)
3、オリンピアとアスリート(ディスコボロス!ニケ!)
4、人々の暮らし
4−1 誕生、結婚、死(エロティックなボール遊び?!墓碑!)
4−2 性と欲望(エロス!乳房形酒杯!豊穣のシンボルは!)
4−3 個性とリアリズム(ギリシャとアフリカの出会い!喜劇役者!踊り子!)
フライヤー等に使われている「円盤投げ(ディスコボロス)」は、演出(照明や空間づくり)の効果もあってかかなりカッコ良かったです!
ギリシャの神々や英雄ヘラクレス関連のアンフォラも楽しいのですが、(やっぱりこの方はこういうキャラだよね〜などと再確認 ^^; ヘラクレスの十二功業で、甕の中で驚いているエウリュステウス王は写真や図録で見てもいつも滑稽だけれど、今回の出品作もしかり。 ) 4−1、4−2のコーナーもかなりおもしろかったです(死と性・・)。
この手のテーマは膨大な所蔵作品のある海外の美術館・博物館で見るよりも説明がしっかりとされている日本の企画展で見るのも分かりやすく良いですね。
私は時間帯的には少し遅めの時間から閉館時間ぎりぎりまでいたのですが、だんだん鑑賞者も減っていくので西美での企画展のわりにゆったり見れました。
展覧会図録は2300円。 会期は2011年7月5日〜9月25日迄。
一般当日1500円。 9:30-17:30 (金曜日は20:00迄)
大英博物館 古代ギリシャ展 2011 web: http://www.body2011.com/
国立西洋美術館HP: http://www.nmwa.go.jp/
- 施設の満足度
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5.0
- アクセス:
- 5.0
- コストパフォーマンス:
- 5.0
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- 展示内容:
- 5.0
クチコミ投稿日:2011/07/17
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