興福寺五重塔が水面に映る風景が美しい奈良八景のひとつ猿沢池(さるさわいけ、さるさわのいけ)
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- 旅行時期:2010/10(約15年前)
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by さすらいおじさんさん(男性)
奈良市 クチコミ:20件
猿沢池(さるさわいけ、さるさわのいけ)は749年に現在の奈良公園の地に造られた人工の池で周囲360mある。興福寺五重塔が水面に映る風景が美しく奈良八景のひとつとなっており、興福寺が行う「放生会」の放生池としてまた猿沢池園地として市民の憩いの場となっている。
猿沢池のほとりにある釆女神社(うねめじんじゃ)は、帝の寵愛が衰えたことを嘆き悲しんで入水した釆女を慰めるために建てられたそうだ。
釆女は全国行脚の僧が奈良・春日明神に参拝した折「采女神社」の由来を語るために猿沢池へと僧を誘った.帝の寵愛を受けていたが帝の心変わりのためにこの池に入水した采女の霊である事を伝えた。
成仏できない釆女を哀れみ僧が読経すると、歌舞を奏でながら喜びの表情で釆女は池に消えたという大和の物語をもとにした謡曲となっている。
芥川龍之介(あくたがわ りゅうのすけ1892−1927年)の小説「龍」は、猿沢池から雲を呼び雨を降らせながら龍が天に昇ったという伝説を素材にしており、猿沢池にまつわる逸話は多い。
猿沢池---http://narashikanko.jp/kan_spot/kan_spot_data/w_si153.html
日本の旅 関西を歩く 奈良、猿沢池周辺:http://4travel.jp/traveler/sasuraiojisan/album/10520247/
(写真は猿沢池の光景)
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- 家族旅行
- アクセス:
- 3.5
- 近鉄奈良駅から徒歩5分
- 景観:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 3.0
- バリアフリー:
- 3.0
クチコミ投稿日:2010/11/23
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