岡山城の夕日
- 3.0
- 旅行時期:2006/09(約19年前)
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by 山菜迷人さん(男性)
岡山市 クチコミ:65件
岡山城は標高が十数メートルの丘が連なる小高い土地に建設された。そのいくつかある丘のうち「岡山」と呼ばれていた丘の上に本丸が設けられたことで、城の名そして城下町の名の元になったと言われている。
なお西には「石山」があり、さらに北西には「天神山」の丘が連なり、各時代ごとに要害として使用されていたと思われる。
城の縄張は基本的には梯郭式で、三段の城郭配置が西側の一方だけに広がる平山城である。本丸の北から東には郭の無い、非常に防備が薄い縄張であるが、そのため旭川の流路を変更し、天然の堀として東側の備えに利用した。さらには郭の代りとして、「後園(後楽園)」が築かれたともいわれている。
第二次世界大戦中、岡山空襲で天守が焼け崩れ落ちる瞬間、それを見ていた岡山県人は一様に
「あぁぁぁぁ~っ!!」
と嘆きの悲鳴を上げたという。ということで、今の天守は、1966年に鉄筋コンクリートで復元されたもの。
写真は旭川の対岸側から、天守を撮影したというよりは、夕闇が広がり始めた空に浮かぶ雲を撮ったのだ。そしたら、シルエットで岡山城の天守が浮かび上がって、なかなか雰囲気が出ているのかなと思ったのだった。
周辺には、三大庭園の後楽園があり、岡山県立博物館も後楽園に隣接している。少し足を伸ばせば、オリエント博物館や、林原美術館もあり歴史と文化の街である。
評価:☆
- 施設の満足度
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3.0
- アクセス:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 4.0
クチコミ投稿日:2008/08/31
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