芸術の秋が始まり、
次は食欲の秋です。
このあたりに詳しいお友達から
「筑後船小屋? カレー?うなぎ?」
と問...
続きを読むうてきた。
「うなぎ~」
「じゃあ、小さな店だけど
後ろで泳いでるウナギを
目の前でさばいて焼いてくれる店があるよ。
柳川と比べて
安くてうまいよ」
と 教えてもらい
「うなぎの次郎長」へ。
ナビで 入れたのですぐわかる。
含鉄炭酸日本一の 汲み場のすぐ先だ。
昔ながらの ちいさなウナギ屋さん。
カウンターに 5,6人掛け。
小上がりが ひとつ。
ご夫婦で営まれている。
写真とってもいいですか~。
「あら~ カメラマンね~?」
「まさかのまさか~ ただの趣味です~。
けど、いま 九州芸文館で写真展見て来たから
その人になった気分で 撮りたいです~♪」
お客さんは あたしたちだけだったので
いろいろ気を遣わずに
話せます。
聞いてきたんだというと、
うなぎも ふたを開けて見せてくれます。
朝のうち、さばいてたから
さばくのは見れなかったけど
焼きは みれます~。
「こんなのはじめてです~。
テレビでは見たことあるけど~」
生きたウナギを 捌くところから、
イキイキ 焼きたてを出すことにこだわってるそうだ。
しかし、ダンナちゃんは
せいろを頼むので、
もう、焼いて味付けしてあるウナギを
味ご飯をひき詰めた上にのせられます。
だから うな丼でもうな重でもない
「うなぎ飯」を頼んだあたしだけが
目の前でジュージューいってるウナギが
パッパッパと
たべれるのです。
ダンナは はじめ新聞を読んでいたので、
せいろは焼き立てじゃないと知りませんでした。
「だろ~!
おまえのと なんかちがうね~って
思ったもん。
それはそれでうまかったけど
おまえが 言うほどの違いは
わからんだった」
「オレ、なんでせいろにしたとだろ~。
そっちが ちょっと高かったけん
そっちがうまいと 思ったとがいかんだった。
うなぎめしにすればよかった~~!!」
「今度行ったら 絶対うなぎ飯!!」
と ず~っと言ってました。笑
「春には ホークスのスタジアムができて
口コミで忙しくなりますね~」
というと、
「二人でしよるし、腰も痛かし、忙しくならんちゃよか~」
と まるで 商売気が なく
職人肌の いい~ご夫婦です(#^.^#)
「じゃあ、あまり広まりませんように!!
行列では入れん~ じゃ困りますもんね」
と笑いながら
「今までに 食べた一口目で
いちばんうまい!!」
「うちはね~ タレも甘すぎず、最後まで
飽きずにたべれるよう 考えたとよ~。
だいたい、一口目はうまいけど
だんだん飽きてくるでしょうが~」
どらどら~。
おじちゃんの言ったとおり、
最後の最後まで
一口目のようにおいしいのです。
「なんだろ~ タレも もちろんだけど
うなぎの 口に入るときの
さわやかさ??」
「あっさりしとるもんね~」
「米もうまい!」
米は奥さんの実家でとれた米。
ダンナちゃん くやしがります~。
みなさんも
ぜひ、かば焼きか、うなぎ飯を食べてみてください(#^.^#)
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投稿日:2015/09/15