旅館百選に選ばれた旅館とは思えないレベルの低さでした。ただ一般旅館として泊まれば標準的です。

稲取銀水荘は句刊旅行新聞社が主催する日本旅館・ホテル百選の三番目に選ばれる文字通りであればこの旅館は日本を代表する旅館であるとなる。私は今回この旅館に冬のお得にゆったり伊豆ＪＲ東日本ビューのプランで申し込んだ。この旅館はJR込々で安いプランだったのである程度の祖語やがっかりは覚悟していたがここまでになるとは予想がつかなかった。その辺は割り引いて百選五つ星の加賀屋・萬國屋にどれだけ迫れるかも興味があったがここも完全に崩れた。私は普段トリップで客室・接客・食事をそれぞれ五点満点で評価しているが今回は客室と温泉・接客・食事という三点をテーマにしてそれぞれを五点満点で評価した。まずは客室と温泉です。まず客室に入る前にそのほかの設備も見てみると庭はまあそれらなりに整備されている整備されている。また館内の内庭もそれなりに普通の旅館としては評価できるところであった。しかし百選で行った加賀屋は館内が博物館と行っているほどで絢爛豪華といっても良い。萬國屋さんは庭がきれいで日本庭園の中に客室があるしいう感じでした庭園風客室といった雰囲気であった。まあそこまでではないしてもそれなりに整備されていた。客室本体はは二人分として広々としている雰囲気ではないが泊まれないほどでなかった。しかし設備が古いなという印象をうけた。もし客室単体のとしての評価をするとすれば五点満点中3.5点といったところであろう。まあやや良いといったところであろう。ところが肝心要のお風呂がいけない。入っても入っても温まらない効き目がない。本当に温泉に入っているのだろうか疑問を感じた。そして温泉の掲示してある効能表を見た。えーと思った。注水で循環とあった。これでは温まらないわけだ。これはいけないと感じた。注水は施設の都合でしょうがないと旅館の人は説明していたが樹幹だけでもと思った。旅館の要は温泉である。温泉がこれではと思った。ただここで一緒に行った母親は温泉の刺激は弱い方が良いという性格だったので母親はこの温泉をそれなりに評価していた。そこを加味すると温泉単独の単独の評価としては本来は私単独では2.0点としたかったが母親としての評価は4.0点といっていたのでそこを加味すると温泉としては五点満点中3.0点なった。そして客室・温泉総合すると3.25点ふつうと評価した。次は接客である。私はほとんどの部分を標準として評価した。まあそつがない接客といった感じでしたがお土産やさんのところが特に接客が田舎じみているなという感じでした。それも気になったのですが一番の気になったのは部屋付の伝票がサインだけで控えを渡さなかったことです。慣習とはいえトラブルになりかねないないなと思った。評価としてはこの件を0.5点減点して2.5点。普通より悪いと評価した。最後に食事である。これはトップクラスの料亭料理を出す加賀屋さんには及ばないものの百選の十番目に選ばれている萬國屋さんのレベルで食事が出ていた。これは相手は日本海であったがいかにも太平洋の料理といった感じで特色が出ていてなかなかハイレベルに推移していて安いパックにしては素晴らしいというレベルの料理でした。食前酒の桜酒・お刺身の新鮮さそして太平洋を思わせる豪快な味であった。そして茶碗蒸しこれも薄味ペースで素晴らしいものであった。そしてゴマ豆腐これも手作りでおいしいものでした。また途中でコーンスープを入れたのも意表をついて面白かった。そしてこの料理で特筆すべきは最後に出たお茶漬けというべきがお雑炊は大変に出しも効き一杯で腹もちもするものでおそらくシティホテル・旅館の今までに泊まった中では日本一といっても良いでしょう。とここまで書くとさぞかし評価の高いと思われましたがそうはいかなかった。実はこの旅館の売りは金目鯛である。バンフでもそう歌っている。ところが金目に手を付けたとき違和感を感じた。バサついた金目鯛が出てきた。おかしいと思った。スーパーの金目鯛でも脂身が出てくるはずである。スーパー以下なのか夢が壊れてすべてが狂った感じがした、冷凍品の金目鯛のイメージであった。がっかり出る。帰ってきてからトリップの稲取温泉の別な旅館の書き込みを見たときハッと思った。輸入品の金目を使った話である。真偽のほどはわかりませんがちょっと看板料理がおいしくないというのは旅行者としてがっかりである。他が良かっただけに。そこで食事の評価としては五点満点中2.5点やや悪いと評価した。金目抜きなら4.0～4.5点良いからかなり良いとの評価ができただろう。総合評価としては単純にすれば五点満点中2.8点であるが本来日本旅館・ホテル百選に選ばれる旅館はこの三要素は最低でも4.0点を超え全部5.0あたりでも不通とみるべきです。加賀屋さんはなどは分野によっては5.0を超え10.0に近い評価をしている分野もある。たとえば客室は11.0点食事は8.0点と評価している。これが本来の百選のレベルであろう。そう考えたとき百選の三番目のホテルとして評価するならこの評価は原点に値してマイナス1.0として1.8点。悪いホテルとして評価した。しかし百選のホテルでない一般旅館として並みに評価するならば2.8点普通の旅館として考えて楽しまれるのが良いと思った。とにかく泉質と金目鯛の改善が急務であり旅館として強みをきちんと作るべきです。後評価には含めなかったがバリアフリーには力を入れることを最後の要望にしたい。

クチコミ投稿日：2016/03/18