バランスの良い宿です

皆生温泉に夫婦ではじめて突撃。前日急に予定が空いたので、前から行ってみたいと思っていた松月を、諦め半分で検索してみたら、空きがあったので早速予約。

駐車場に車を入れると、玄関のスタッフが飛んで来て、鞄をもってくれ、そのまま宿の中へ。皆生温泉の砂浜と海を見渡せる喫茶ロビーで黒豆茶と茶菓子のもてなしを受けて、部屋に案内されました。部屋へ向かう廊下には、水木しげる先生直筆らしき絵も飾ってありました。

部屋は、2012年夏にリフォームされた源泉温泉付き和洋室。部屋や避難経路などの説明を受けた後、早速お風呂へ突入。塩泉というだけあってしょっぱい。１Fなので景色は望めませんが、これは分かっての予約だったので、問題なし。

夕食は、和室での部屋食。標準会席でしたが、カニも0.5ハイ付いていて、量は結構多め。わたしは残してしまったのですが、夫は残飯化するのが嫌な質なので、おひつのご飯を含めてみな平らげてしまいました（いつものことですが）。やや薄めの味付けで十分素材を味わえました。

朝食は２Fの朝食会場。能舞台付きの宴会場みたいなスペースに、イスとテーブルが用意されていました。能舞台の反対側は海に面する大きな窓。テーブルに行くと、並んで食べるよう食事が用意されていて、一瞬疑問に思いましたが、二人の場合は、並んで海を眺めながら食事をするという形にセットされているのだと、直ぐに合点がいきました。朝から地産地消の品々が並び、結構量もありました。わたしははまたしても食べきれず、残ったものは夫のお腹の中に消えて行きました。朝食については、おかゆがあって、さらにおひつのご飯があるというスタイルになっていましたが、普通の胃袋の人はなかなか食べきれないかなと思いました。大食漢の夫はおひつのご飯まで全て平らげましたが（その後、お昼も夜も普通に食べましたが、帰宅して体重を量ると、当たり前ですが激増してました）。

帰り道は、玄関までスタッフと担当の仲居さんのお見送りを受け、道中のお守りもいただきました。これから年に一度は、夫婦でお世話になりたい旅館です。次はどの部屋にしようかな。

クチコミ投稿日：2013/12/29