湖畔を望む和室にひとり…この上ない贅沢。

出雲路2日目は、松江に移動。

当初、玉造温泉の旅館とどちらにするか悩んだのですが、境港への移動や松江市内の観光、出雲空港へ戻る点、コストパフォーマンスを考慮し、最終的にこの宿に決めました。

今回のプランは、湖畔側の眺望保証（和室）に朝食付きのビジネスプランだったのですが、特筆すべきは、本来は別料金の「貸切展望露天風呂」の利用(※通常2500円)も込みで8千円強という部分でしょう。利用は時間制ですが、身体を洗って温まるには十分な時間(※45分)。眺望を望むなら、夕景を楽しめる時間の利用がいいのでしょうが、時間に追われる感覚が嫌なら、最終の時間帯に入浴するのがおすすめかと思います。

ところで、この宿は、本館、西館、東館の三棟で構成されています。そのため、充てがわれる部屋の棟次第で、入浴や朝食のためにチョットした移動を強いられます。フロントは本館にあり、内風呂と露天風呂は西館、朝食会場は東館にあります。構造がやや複雑になってますので、チェックインの際にフロントの方からも説明がありますが、移動の際は、歩いてきたルートをチェックしておくと良いでしょう。

肝心のお部屋ですが、私が泊まったのは純和室。洗面台、冷蔵庫、テレビ、金庫などの設備品は「いい感じ」で年季が入っていました。これを古臭いと思う方は、新しい旅館に宿泊されるとストレスを感じないかと思いますが、折角の旅なのですから、そういう些細なことに目くじらを立てず「昭和テイスト」味わうと気持ちを持てば、旅の風情と思い出が増すことと思います。

クチコミ投稿日：2013/05/12