諏訪湖を見ながらくつろぐための宿

名鉄観光サービスの早割プラン、湖側５階和室を４人で宿泊。
この価格帯で湖側和室を予約すると、だいたい５～７階になるようだ。

この階層だと、ちょうど花火が目の前で広がり、同行していた両親に好評だった。
諏訪湖の花火はこのホテルの前で打ち上げを行うため、室内から見たい場合はここに泊まるのがベストだと思う。

部屋は、清掃が行き届いているが、設備の古さゆえに少々不便さが出る。
トイレは心持ち狭く、冷房は気持ち低めに設定しないと効かない。
冷蔵庫か何かのかすかな稼働音が聞こえるため、就寝時にそういうのが気になる人は耳栓必須。
（４月に別の部屋に泊まった時も同様だったので、宿全体がそうなのだと思う）

最上階の風呂は諏訪湖を一望でき、沈む夕日や対岸の街明かりを見ながらゆっくりと入れる。　おそらく花火を見ながら入る事も可能だろう。
別館の露天風呂と足湯も無料で入れるが、低階層のため周りを囲っており景色は楽しめない。　こちらは特に入る必要はないと思う。

夕食は和食だったが、可もなく不可もなく。
余談だがここで提供してる梅酒は焼酎ではなく日本酒ベースだそうで、他の所とちょっと味が違うそうな。
朝食バイキングは４月に泊まった時より質量ともかなり良くなっていたが、以前が「ちょっと豪華なビジネスホテル並み」という感想だったので、価格相応になっただけとも言える。

接客態度は非常に丁寧かつ礼儀正しく、非常に好感が持てる。
ただ、チェックイン時にプリントしておいた予約内容を回収されたのが気になる。
予約時には予約表等が必要などとは書かれていなかったので、印刷してない人が来たらどうするんだろうか。

諏訪湖の風景にどれだけの価値を見いだせるかで、コストパフォーマンスが大きく左右される宿だと思う。

クチコミ投稿日：2011/08/18