ひだ古川 八ツ三館

最近、高山が混雑気味なので、隣町で似た感じの城下町　古川に宿を求めました。
気品があるにもかかわらず、心地よい生活感もある町並みは、まさに『古き良き・・・』と呟いてしまいそうな、ほっこり感がありました。
その町並みにある宿も創業は江戸時代で、本館の建物は明治再建だそうです。
“時間の流れがゆったり、たゆたうよう”とは、こんな場所をいうのでしょう。
客室は奮発して露天風呂付の特別室をリザーブしましたが、空間の贅沢さは、シティホテルでいうジュニアスイートクラス。これで二食付で一人３万円程度というのはかなり費用対効果【大】です。
料理も、料亭が出身母体というだけあって、食材の吟味から手間のかけ方、器の魅せ方、使い方、それぞれのメリハリ。流石です。
いわゆる温泉宿の料理ではなく、料理屋で食べて泊まれる和風オーベルジュのような感じでしょうか。
高山、白川郷、上高地、乗鞍などメジャー級の観光地への拠点としても使えます。
飛騨路の旅のオススメ宿です。

クチコミ投稿日：2006/08/29