総襖絵の宿 水頭別宅のクチコミ
2件-
ここは酒蔵「呉竹」の別宅として建てられたものだそうです。「水頭(すいとう)」は呉竹ご当主のお名前なのだそうで、とても珍しいお名前だと思いました。室内には数多くの襖絵を始め、載仁親王や井上馨の書、狩野武信の掛け軸、大谷光演の俳画、また、富士山の絵、青磁の壺、有田焼の皿なども飾られていました。建物は100年以上経っているそうですが、手を掛けて修復やリノベがされていて、快適に過ごせました。でも、やはり文化財という襖絵などに囲まれていると、傷つけてはいけないと、何となく緊張をする面もありました。なお、冷蔵庫には清酒「呉竹」のボトルがおつまみ付きで冷やされていて、夜のおしゃべりのお供をしてくれました。
-
「総襖絵の宿」の名に相応しく、たくさんの襖絵に圧倒されましたが、中でも6枚の襖に描かれた7頭の虎が迫力満点に出迎えてくれました。(雅号は翠嶺、性名は藤原利道)ここは、酒蔵「呉竹」の先々々代の隠居所として1922年に建てられたもので、襖絵は往時に多かった「旅の画家」に描かせたものだそうです。オーナーさん(呉竹の現ご当主)のお話では、元々は縁側から目の前を流れる浜川の流れを見渡し、その奥には太良岳を望む建物だったそうですが、治水対策(洪水が多かったそうです。襖絵の1枚にその痕跡が残っています)で7mほど後退させられ、道路と塀に隔てられてしまったのだそうです。(今は、潜り戸が設けられていて、外に立てば、川辺ではシラサギやアオサギ、ウミウも見られ、往時を少しですが偲ぶことが出来ました)同時に門と建物の間にあったお庭もほとんど失ってしまったのだそうです。オーナーさんはとても残念そうでした。
1件目~2件目を表示(全2件中)

