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箱根芦ノ湖虎乃湯のクチコミ
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最も安価な客室『鳶(トビ)』を公式WEBサイトから予約し、素泊まり1,980円/1名(2019年1月)という破格の宿泊費で利用。
四季倶楽部・箱根アルパインハウスの居抜きで、館内はスタイリッシュにリフォームされている。
最も狭い客室の鳶は二人で寝るのが精一杯の広さ。バス･トイレ共同ではあるものの、設備が新しく清掃状態も良かったので不満は感じなかった。
風呂場は男女各々で内湯と露天が一つずつ。内湯は掛け流しだが、露天は真湯の沸かし湯。
内湯は芦ノ湖温泉。芦ノ湖沿いよりこちらの方が大涌谷に近いからか、より白濁している。加水と塩素消毒ありだが薄まっている感はなく、塩素臭で気持ちが萎える事もなかった。良い湯だと思う。
温調は夜は40～41℃と若干温湯。朝湯は42℃前後だった。
良い風呂だとは思うが、湯舟に加水用の蛇口があり、温調を宿泊客に任せている部分があるところが残念。
素泊まりプランだったが一人千円の追加で朝食を用意して頂けた。
この朝食が演出も含め安価な割に良く出来ており、満足感の高いものだった。
スタッフの過半数が海外の方で、若干の会話の不便や接客のたどたどしさが見受けられたが、終始にこやかで丁寧に接して頂けたので大変印象が良かった。
スタンダードルームでも素泊まりなら平日一人一泊5千円前後から宿泊できるので、この価格なら費用対効果は抜群に良いと思う。
温泉宿にゴージャスさを求めず、リーズナブルに快適な滞在を求めるのであればお薦めし易い。
施設利用上の注意事項。
エレベータが設置されていない為、レセプション･客室フロアから食堂･トイレフロアまで1階層、風呂場までは更に2階層を階段で下りないといけない。階段での歩行に難のある方の利用は困難と考えられた方が良いだろう。
海外観光客の集客を目指しているようなので、この先日本の公衆浴場のルールをどれだけ伝えられるかで評価は変わっていくと思う。
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