二股らじうむ温泉旅館のクチコミ(2ページ)

秘湯中の秘湯の名に値する温泉です。山の中をひたすらドライブしそな先に一軒宿の温泉が現れます。旅館と思うとがっかりします。まさに当時宿です。しかし、温泉は素晴らしい。日本でも数少ない天然ラジュウーム温泉です。癒し感満載です。

旅館･ホテルとしては７２１０円／４泊以上湯治料金は高いと思います。
掃除無し、浴衣の襟は擦り切れている。タオルは最初の日のみ。バスタオル無し。石鹸･シャンプー無し（洗面所にハンドソープ有り）。建物はアッチコッチ壊れている。料理はショボイ（但し、食器全てが陶磁器なので勿体無い）。交換を申し出ないと交換してくれない襟の擦り切れた糊の利いていない浴衣･歯ブラシ等々貶す事はたくさん有りますが、何も無い山奥での道内食材を使用し個々人に合わせ量を考えた暖かい食器が陶器の食事、美味しい新鮮な空気、夜の誘惑が無く、飲み放題の湧き出る炭酸水、毎日の浴槽清掃で整備されている良質ならじゅうむ湯での湯治に来たと思えば其れ粗それなりに満足しなければと思います。

その昔、このエリアに住んでいて（車で30分くらい）時々内地の年寄りが来ると連れて行くパワースポットでした。
大人になってから車で悪路を宿まで走らせると、知らぬ間になんだか都会の資金が入り込んだ変な匂いがしてましたが、昔ながらの赤茶の湯花とかで盛り上がった風呂には郷愁で胸が熱くなりました。
私が子供の頃は天井から青大将がおっこってくる気持ち悪いとこで、年寄りが喜んで何週間も滞在する変な宿って認識でしたが、自分が長く都会生活を送るおとなになって初めて都会の生活に疲れた人や、田舎ってだけでハイテンションになれる人にはうってつけだわと思いました。
でも、それにしてもアクセス悪過ぎで、それがまた秘境ぽくっていいのかな。。。
もうちょっと車で行けば黒松内の歌才エリアに町営のいい温泉ありますよ。たぬきとかきつねとか時々でてくるところで。そちらも一緒にどうぞ！

これ以上無い秘湯中の秘湯。山の中の一件宿の売りはなんといっても混浴のラジウム温泉。入っているだけで健康になってくるのが分かるかのようです。なので、湯治に来ている人もたくさんいて、自炊も出来るようになっています。

一見の価値ありです

3.0旅行時期：2011/09 （約14年前）

カムさん（女性）

長万部のクチコミ：1件

＋1

長万部の駅から約15k。函館空港から車で2時間以内に着きます。
昔から万病に効くと有名な、ラジウム泉の湯治宿です。しかしながらラジウムよりも炭酸カルシウムやナトリウムの含有量の多さは一目瞭然、すごい石灰華の山を遠目ながら眺めれば、色んな効能がありそうなのはうなづけます。
24時間源泉掛け流し。混浴もたくさんありますが、バスタオル、湯浴み着は禁止。歩行浴のためのプールだけは水着OKです。
時々湯守の男性が女風呂にもﾁｪｯｸに来て、びっくりしてあせりまくりましたが、皆慣れたもので、平然としていました。赤茶色のにごり湯なので、湯船に入ればOKです。
お風呂には石鹸やシャンプー類は置いてありません。部屋から持参すること。バスタオルもなし。体を拭くだけで温泉成分で黄色くなります。炭酸泉もあり、飲泉できます。
湯治客がメインのためか、トイレつきの部屋は多くありません。こちらは幾分値段が高いですが、新しく施設を新築したばかりのようで、こざっぱりときれいです。
宿泊は湯治目的の客のためのもので、食事は簡素かつヘルシーです。
せっかく北海道に来たのだから食事は豪華に、と1泊朝食付きにしたのが敗因で、長万部の夜はすし屋でさえねた切れで、全くたいしたものが食べられませんでした。豪華ではありませんが、ヘルシーな1泊2食付をお勧めします。夜も美味しいそうです。
駅からは送迎も有り。でも山の中にあり、車の方がお勧めです。

浴場の掃除が何回もあり清潔感が有りました。
湯温は全般的に３６℃～と温く長時間入浴しても湯あたりはしませんでした。
浴室には石鹸・シャンプーは無く、使用可能浴槽も決まっています。
男女混浴の為女性が入ってきますが如何なものかと思いました。
温泉水・炭酸水が飲用可能でした。
部屋にはバスタオル・冷蔵庫・トイレが有りません。
長期滞在時にはシーツ・浴衣・歯ブラシはお願いしないと換えて貰えませんし、聞かない限り自発的には知らせません。
布団のあげおろし・掃除は各自でします。
食事時間は朝は８時からと遅く、夜は１７時からと早すぎました。
一週間の滞在ですが魚・野菜の食事で肉料理は出ませんでした。
また、本当の家庭料理と言った感じです。
炭酸水で炊いた五穀粥はグットでした。
ＪＲ二股・長万部駅からは送迎ありでした。