民度ガチャ

受託手荷物のkgがしっかりあり、機内食もついており、その上LCCとあまり変わらない値段というお得さに惹かれて利用しました。結果、機内の心地よさは「完全に民度による」です。
基本的に日本発のフライトは悪くないと思います。これも民度によるのですが。後で知ることになりましたが、私の場合はマカオでのKPOPイベントとかぶっていたようで、搭乗客のほとんどが日本人女性客というまさに神のようなフライトでした。そのため、トイレも非常に綺麗なままで、機内は最高に静か、CAさんも穏やか、無臭！もんのすごい平和なフライトでした。おまけに機内食はしっかり和食で、スーパーカップ（バニラアイス）付き！！！私は機内で片頭痛になってしまい、CAさんにアイシングの相談をしましたが、本当に親切にしていただきました。
成田→マカオ時点では、何度でも利用していいなという感想です。
しかし、マカオ→ダナンは、地獄でした。すでに1ヶ月以上前からマカオ→ダナンのフライトの予定時刻が1時間程度遅くなってはいましたが、その日はさらに台風がマカオに直撃しました。そのため、夜遅くにマカオに到着した後に、さらに２回遅延が更新されました。それなのに、マカオ→ダナンのベトジェットはほぼ定時離陸し、私のフライトは２〜3時間の遅延となりました。
マカオ空港はラウンジが少なく閉まる時間も早いところが多いです。かつエアコンで寒いため、薄手のダウンを羽織って待機。
そのうちだんだんと空港にいる中国人の機嫌が悪化し、空港職員に怒鳴り始める輩もでてきて、雰囲気は最悪でした。
やっと、搭乗となりましたが、搭乗する中国人らの機嫌が地の底で、CAへのカスハラやいちゃもんをつけるような最悪の雰囲気。見かねた夫は、私が中国人と隣り合わせにならないように席をかえたりしました。運良く我々の隣はベトナム人の静かなおじさんだったので、よかったです。
搭乗後もさらにタキシング前に遅延し、30分以上機内待機でした。無事離陸した直後、通路を挟んで隣の中国人が怒鳴り合いの喧嘩を開始。理由は隣の男が素足で脚を組んでおり、その脚が隣の人に向けられていたためです。たしかに、そんな奴の隣は最悪に違いないですが、深夜に、殴り合いになりそうなほどの怒鳴り合いに、恐怖とドン引き。CAはこういうことには慣れているのか対応せず、近くにいたガタイの良い中国人が宥めて終了...。
そのあとも、私の後ろの中国人の足癖が悪く、何度も何度もシートを脚で押し付けるので、背中を蹴られる感じで眠れず、居心地悪かったです。比較的短いフライトのため、トイレなんて恐怖で一度も利用しませんでした。
とにかく、悪天候が原因の遅延にたいしていちゃもんつけのカスハラ、足癖が悪く、すぐ怒鳴る、こういった民度の悪さに辟易しました。私は悪名高いインド路線の飛行機やインドの飛行機には何度も乗っていますが、それをはるかに上回る不快感でした。
マカオ航空自体のサービスはそんなに悪くないです。マカオ→ダナンという短距離路線でもペットボトルの水と、クッキーのアソートセットを出してくれたし、CAもちゃんとしてます。客の民度が悪くなければ何も問題はありませんでした。
次乗りたいかといわれれば、かなり複雑です...怒鳴り合いには心臓がドキドキしましたし、ちゃんと宥める人がいなかったら、離陸中に傷害沙汰になってたと思うと...。
しかし、価格面からしてLCCと民度が変わらないだろうと考えると、またベトナムに行く時にはマカオ航空になるかもしれません。
同じ中華系のエアラインとしてはキャセイパシフィックに乗ったことがありますが、キャセイとは絶対に比べてはいけませんね。２万くらい多めに出して平和を勝ち取りたい人は、キャセイで行った方がいいかもです。私はこの遅延とストレスとの戦いみたいなフライトで、到着後から体調を崩し滞在中に風邪を引いてしましましたので泣