プロヴァンスの夏休み

2017/06/30 - 2017/07/10

夏休み家族旅行
フランスのプロヴァンスで10日間の夏休み。可愛い村を訪ね、素敵な一軒家でリラックス、リフレッシュしてきました。アプトの丘の家を拠点に、リュベロンの村と自然を満喫しました。
プロヴァンスは蝉がいて、少し日本の夏を思い出しました。ちょうどラベンダーの季節で、畑もきれいでした。どこも素敵な村、町ばかり。

使用空港:マルセイユ=プロヴァンス空港
そこからレンタカー

訪問地：
アプト、サン＝サトゥルマン＝レ＝アプト、ルールマラン、ラコスト、ゴルド、フォンターニュ・ド・ボークリューズ、ボニュー、エクス・アン・プロヴァンス、ソー、ヴァントゥ山など

エリア アプト(フランス)

アプトで借りた家からの眺め。旧市街がよく見えます。
とても素敵なお家で、夕食は毎晩テラスで景色と共に。

お庭のラベンダー。

翌日土曜日はアプトで市が出る日。早速坂道を下って旧市街へ。たくさんのスタンドと人、珍しいもの、可愛いものがいっぱいで嬉しい～。ワクワクします！
地元の人もたくさんですが、観光客（日本人は私だけ？）もたくさん来ていました。

南仏らしいかごのお店や、美味しそうな果物や野菜のスタンドなど。地元の人はかごを持って買い物に来ている感じ。
私も来週、帰る前に買おうっと。

アプトの町は日本のガイドブックにはほぼ出ておらず、ロンリープラネットでもつまらない町なんて書いてありましたが、フランスがオリジナルのミシュランガイド（ドイツ語翻訳版ですが）では昔からリュベロンの商業の中継地点として栄え、市もありなかなか、とありました。私もそう思います！
ガイドブックや情報は、国によって興味関心が少しずつ違うので面白いですね。
ちなみにミシュランは、村、街毎にどこに駐車したらいいかも出ているので、
レンタカーでの旅にも便利（もちろん、ネットでも探せますが）。

夏のプロヴァンスといえば、ラベンダー。
可愛いお店もいくつかあります。

旧市街入り口の門。

午後はルールマランへ。ここはは割合平地にある村です。

可愛らしいお店がいくつか。
村の雰囲気のせいか、値段は少し高め。

裏道にもお店が。

夕方のテラスからの眺め。この日は暑くなく、夜は少し肌寒い位でした。

3日目、サン＝サトゥルマン＝レ＝アプトという小さな村へ行く途中。
ラベンダー畑があちこちにあります。

サン＝サトゥルマン＝レ＝アプト

村の上には昔のお城の廃墟が。
眺めがとてもよかったです。

午後はルシヨンへ。
オークル（赤い顔料）で有名な村です。

まずはお昼。
ビールのロゴも南仏らしく、セミ。

可愛い建物。

昔オークルを採っていた所へ。

ちょっとアメリカ西部みたいな感じです。

お土産もセミ。

ルシヨンのお家。

4日目はすぐ近くのセニョンへ。
この村は地球の歩き方にも出ていました。
とっても可愛い村で、一番気に入ったかも。

セニョンも村の上に廃墟となった城塞があります。

岩の間を上って行きます。

上からの眺めはこんな感じ。

午後はラコストへ。
この日位から暑くなってきました。
有名なサド公爵のお城がある小さな村です。

ほとんど廃墟のようですが、中の見学は有料。
ピエールカルダン所有で、劇やコンサートが行われているようです。

アプトへの帰り、ローマ時代のジュリアン橋も見学。今でも(補修されていますが)普通に徒歩、自転車で渡れます。

周りでは、サイクリスト達がピクニックをしていて、楽しそうでした。
プロバンスは狭い山道でも、たくさんサイクリストがいます。ツールドフランスでも、よくルートになっていますね。

橋なので、もちろん川の上にありますが、水はほとんどなく、歩いて渡れます。

4日目はゴルドへ。
有名な村だからか、行く道筋もきれいに整備されていました。

お天気もよく、眺めも素晴らしい。

可愛らしい散歩道。

午後はフォンテーヌ＝ド＝ボークリューズへ。
川の水の透明度がすごくて、中の緑もとてもきれいに見えます。

街の広場。

源泉の方へ歩いていくと、水車が。

川の水は冷たいので、足をちょっと入れられる位。
本当に透明度が高くて、きれいな水です。

遊歩道を歩いていくと源泉へたどり着きます。
暑い日でしたが、ここからは涼風が。
リスクは自分持ちなので、私は上から眺めるのみ。

次の日はボニューへ。
ラコストから見えていた可愛い村です。

丘の上へと上って行きます。

上からの眺め。
リュベロンの巨人と言われるヴァントゥ山も見えました。

旅先の猫。

この日はエクス・アン・プロヴァンスへ。
久しぶりのちょっと大きな街です。
市内北側と南側に大きな駐車場があり、そこからバスで旧市街に行きます。料金は2,60ユーロで、4人分の往復バスチケット付き。今までの有料だった村(どこも4ユーロ)に比べると、お得。

終わりかけでしたが、市も出ていました。

暑い日でしたが、木陰は気持ちがいい。
カフェも人でいっぱい。

翌日も暑いとの予報だったので、午後はヴァントゥー山に行くことに。
（標高約2000なので、少しは涼しいはず）
午前中は同じ方向のソーを訪問しました。

きれいなラベンダー畑が広がります。

ラベンダーのお店。

こんな景色が広がります。

ヴァントゥ＝山へ。リュベロンの巨人と言われています。
山道、そして頂上にははサイクリストも結構いました。
すごいなあ、、、。

山頂は白く見えていますが、これは岩。
冬は積雪もあるそうです。暑い下界から来ると
気持ちのいい風が吹いていて、天国。
山の名前も風（Vent)から来ています。

こんな感じの山頂。

アプトでは土曜日にマーケット、日曜日はラベンダー祭りがあったので最後の2日間は、ここでゆっくり。アプトなら一人で歩いて帰れるので、ショッピングも楽しみました。

可愛いものがいっぱい。

ラベンダー祭りでは、クラシックカーに飾り付けが。

ラベンダーを積んだ車では、おじさんがラベンダーを配っています。私も頂きました(^^)
もう一ヶ所でも配布していて、結構な束をもらいました。嬉しい～。
ちゃんと持ち帰って来て、飾ってあります。
(同じ欧州在住なので植物も大丈夫)

歩いていると、可愛い民族衣装を着ている人達が。

可愛い女の子達に、写真を撮らせてもらいました。ありがとう～。

購入したもの(一部)。全てアプトで。猫にもセミにも、ラベンダーが入っています。可愛いものが買えて嬉しい～。
猫はひとつ自分、もうひとつは母へのお土産です。