2017/06/14 - 2017/06/14
1位(同エリア25件中)
riverwillさん
- riverwillさんTOP
- 旅行記186冊
- クチコミ785件
- Q&A回答0件
- 692,609アクセス
- フォロワー72人
三国志では向かうところ敵なし・忠義に厚い武神・関羽。
湖北省荊州は関羽ゆかりの地であり三国志史跡も数多く存在する歴史的な要衝。
そんなところに2016年6月、58mもある巨大関羽像が建設されました!
▼よろしければこちらの旅行記も併せ得てご覧ください。(写真・コメント豊富)
http://tabinomori.com/travel-blogs/asia/china/hubei/
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 3.0
- グルメ
- 3.0
- ショッピング
- 3.0
- 交通
- 3.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 鉄道 タクシー
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
今回は、
たまたまネットで見つけた巨大関羽像の画像を見てすっかり魅了され、
春秋航空のチケットが爆安だったので行ってしまいました、中国。
で、
ここは湖北省武漢の空港です。
成田からは4時間ちょっとです。武漢天河国際空港 (WUH) 空港
-
2016年に開通したばかりの地下鉄2号線の天河空港駅。
日本みたいに空港直結ではないのでご注意を。
というか、かなり離れています。
無料シャトルバスに乗って移動。
出来たばかりの駅舎はピカピカで立派です。武漢天河国際空港 (WUH) 空港
-
そこからたった5元(約80円)の運賃で、
30分のところにある漢口鉄道駅に到着。
ここは各地をつなぐ高速鉄道の発着地点でもあります。
駅舎が近代建築みたいに豪奢です。漢口駅 駅
-
Ctripで事前に予約していたチケットを受け取り、
(正確には時間変更してもらった)
これまた広大なホームに駆け込む。
中国の鉄道は、日本みたいに改札通ってすぐホームってわけには
行かないんですよね…面倒。
荷物のセキュリティチェック、ボディチェック、
待合室で待機、さらにホームへの改札、
でかい歩道橋、長いエスカレーター、そうしてようやくホームに到着。
これは高鉄の和諧号。漢口駅 駅
-
漢口鉄道駅から荊州駅までは高鐵で約1時間半です。
荊州駅も外観は立派です。
中国の駅舎は、広大な敷地にまかせて
駅舎だけはかなり立派なことが多い。
でも、中身がついていってないのが哀しい現実。
トイレは貧相だし、販売店もないし、エレベーターもエスカレータのないし。 -
荊州駅前はこんな感じ。
何もありません…
まぁ、反対側にホテルがいくつかありましたが。
正規のタクシー乗り場が見つけられず、
白タクの運ちゃんに捕まり、
時間もなかったので交渉して関羽像まで片道40元(約650円)で交渉成立。 -
しかし、
そもそも荊州駅に着いたのが17時半過ぎ。
案の定、関羽像のある関公義園は営業終了で
門扉が固く閉ざされていました。
この関公義園は荊州の新たなテーマパークとして
2016年6月にオープンしたばかり。
まぁ、三国志ネタなので、日本では知る人ぞ知る場所です。 -
来たー!関羽像!
テーマパークが閉まっていたのでお膝元からは拝めませんでしたが、
周囲にあるお堀から眺めることができました! -
この関羽像は、
全長58m、重さ1320トン、
総工費なんと15億元(約240億円)かけて作られた
荊州の新たなランドマークです。
中国人の人気アーティストによるデザインらしく、
横山三国志の関羽さながらの気品と威厳にあふれた関羽像です。 -
三国志ファンでなくても、
この像を見たら魅了されると思います。
巨大な像って、得てして地味なものが多いですから。
こんなに躍動感あふれる巨像、久々に見ました。
モンゴルのチンギス・ハーン騎馬像以来。 -
関公義園テーマパークの周囲は
こんな風にお堀が張り巡らされ、
市民の憩いの場になっています。
ここは無料なので、
全体像を写真に撮りたい人はここだけでも十分かも。
でも関公義園も結構面白そうです。
エンターテインメント性を兼ね備えた一大テーマパークだそうです。 -
ひとしきり興奮して写真を撮った後、
せっかくなので白タクの運ちゃんが荊州随一の観光スポット、
荊州古城に連れて行ってくれました。
荊州は三国時代にとって欠かせない要衝。
ここは関羽の主である蜀の劉備が関羽に守らせた都市でもあります。
なので三国志ネタが豊富なんですね。
この荊州古城もその一つ。 -
この城壁は高さ9m、幅10m、全長10kmにも及ぶ荊州古城。
創建は春秋戦国時代後期(紀元前200年頃)、
ただし、明代(15~17世紀)に再建され、
清代(17~20世紀)に重建されたものだそうです。
この重厚感、ただものじゃない歴史を感じます。 -
古城内の観覧は無料。
というか、市民の憩いの場になっています。 -
三国時代は紀元200年代の話。
要するに今から約1800年前のものが目の前にあって、
電気もガソリンもない時代、人の手で成し遂げたってのは
素直に圧倒されます。
基本的に文化的建築は自然ほど興味ないのですが、
やっぱり目の前にするとその偉大さに感銘を受けます。 -
荊州古城には、北門、東門など6つの城門が設置されていて、
長江の洪水に供えて水門を閉じる仕掛けがほどこされていたそうです。
紀元200年の古代中国において、
建築技術が発達していたんですね。 -
本当は城壁に散策路があって、
見学できるのですが、当然、閉まっていました。トホホ -
まぁ、外観だけでも十分です。
この近くには荊州関帝廟もあります。
関帝廟って、横浜中華街など世界各地どこにでもあるんですが、
その地独特の造りになっていますね。
荊州関帝廟は割と地味みたいです。(閉まっていたので行ってない)
その他、
ちょっと足を延ばすと、あの映画「レッドクリフ」でもおなじみ、
「赤壁の戦い」があったと伝えられる赤壁古戦場があります。 -
さて、
日も暮れてきたので再び荊州駅に戻ってきました。
白タクの運ちゃんには結局いろいろ案内してもらったので
40元×往復で80元支払いました。
それでもたった1300円程度。
中国、タクシー安い。
さて、これから再び高鐵に乗って宜昌市に向かいます。 -
ふと左を眺めると、正規のタクシー乗り場がありました。
もし荊州を訪れた際には、
正規のメータータクシーの方がもちろん良いです。
価格が全然違います。
迂回するなどインチキも今ではほとんどないみたいです。
その分、融通は利かないですけどね。
というわけで、ほんの2時間の滞在でした。
終わり。
-------------------------------------
最後までご覧いただき誠にありがとうございました。
▼よろしければこちらの旅行記も併せてご覧ください(写真・コメント豊富です)
http://tabinomori.com/travel-blogs/asia/china/hubei/
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったスポット
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
20