2016/03/04 - 2016/03/14
493位(同エリア626件中)
MAXさん
ウユニ塩湖。
昔からそのすばらしい鏡面効果で有名な観光地ですが、なにせ行くのが困難。
何故困難かというと下記三つのハードルがあるから。
1)費用
2)時間
3)天候
これらをクリアしないと、ウユニの絶景「鏡張り」が見られない。
貯金して、有給休暇が取れれば1)、2)はクリアできるのだが、3)はまさに、天は運任せ。こればかりはどうにもなりません。
旅程は以下の通り。ほとんど移動ですw
3月4日 NRT→JFK
JFK→EWR
EWR→リマ
3月5日 リマ→クスコ
クスコ泊
3月6日 クスコ→マチュピチュ
マチュピチュ泊
3月7日 マチュピチュ
マチュピチュ→クスコ
クスコ泊
3月8日 クスコ→ラパス
ラパス泊
3月9日 ラパス→ウユニ
ウユニ泊
3月10日 ウユニ泊
3月11日 ウユニ泊
3月12日 ウユニ→ラパス
ラパス→サンタ・クルス
サンタ・クルス→リマ
3月13日 リマ→ヒューストン
ヒューストン発
3月14日 成田着
費用面は以下の通り。
1) 東京-南米往復/166,930円
2) クスコ-ラパス/8,500円
3) クスコ宿泊3日分/12,000円
4) マチュピチュツアー/62,000円
5) ウユニ往復航空券/24,000円
6) ラパス宿泊1日分/7,443円
7) ウユニ3泊分/10,346円
8) ウユニ塩湖ツアー一回目+二回目/9660円
9) ウユニ塩湖ツアー三回目/3770円
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合計 304,649円+食費
ほぼバジェット達成といった感じです。
後編はいよいよウユニ塩湖チャレンジです!
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 航空会社
- アビアンカ ANA ユナイテッド航空 アマゾナス航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
朝5時
ラパスからはアマゾナス航空でウユニへ向かいます。
人気観光地と言うこともあり、日本人の観光客も結構いらっしゃいました。エルアルト国際空港 (LPB) 空港
-
空港を発ってから、約45分で到着です。
空の上からのウユニの街の眺めはこんな感じ。ウユニ空港 (UYU) 空港
-
空港についてから街の中心地へはタクシー移動。
ちなみに、タクシー料金は固定料金となっていて、日本円で700円くらい。
午前10時過ぎに宿泊予定のホテルに到着。
予約したホテルはOro Blanco
結論から先に言うと、ロケーションとコスト面(一人3000円)では最高なのですが(朝食も十分OKです)、室内の換気が悪い。
シャワーを浴びると湿気が室内にたまります。
あと、窓の無い部屋もあるので、そうなると、通路に面している窓を開けないと湿気が抜けないので、その不快さは結構ストレスになるので、ホテルに関しては他のホテルをオススメします。。。。といっても、他のホテルも似たり寄ったりな気がするのですが(2016年の時点では)
チェックインには早いので、ホテルに荷物を預けて、さっそくウユニ塩湖ツアーにアタックすることに。
利用するツアー会社は、日本人御用達のHODAKA。
ネットの情報通り、お客様は日本人ばかりです。
他にもいろんなツアー会社が軒を連ねてますが、それぞれ、韓国人御用達、中国人御用達等あるみたいですね。
特に、ウユニ塩湖の「鏡張り」にこだわるのは日本人が一番多いらしく、このHODAKAチームは、常にどこに水が張っているか最新情報を集めていて、そういう点でも、このツアー会社がベストだったと(結果も踏まえ)思います。
また、参加できるツアーは、時間帯によっていくつかに分かれます。
1)昼間ツアー
2)夕方~夜ツアー
3)未明~明け方ツアー
昼間ツアーは午前11時出発~夕方6時くらいまで。
結構な長丁場です。
まだウユニに到着した直後ですが、出来る限りウユニ塩湖アタックをするつもりでした。行程上、5回は可能。そう、最悪5回チャレンジする予定でした。
善は急げ。
活かされた機会は最大限に利用すべく、早速ツアーを申し込みました。
とりあえず、1)と3)を同時に予約。
車には最大6名乗れるのですが、こちらは同行の友人含めて4人。
残り2人を乗り合いして割り勘にしてたとしても、
金額的なメリット<知らない人と行動を共にする面倒
ということで、4人で1台の4WDをチャーターすることにしました。
料金は日本円で合計38,000円。
1)が23,000円、3)が15,000という内訳。
1)が高額なのは、拘束時間が一番長いことと、塩のホテルでのランチ、撮影オプション等がついているからだと思います。
ウユニの街を出発してしばらくすると、列車の墓場→お土産売りマーケットに連れて行かれます。(買う必要はありません)
写真は、お土産屋さんの写真ですが、塩で出来た小物入れがオススメ。
※トイレは基本有料なので、必ず小銭は携帯するようにいたしましょう。
米国$も使えます(ただし割高で利用料は1ドル) -
4WDはいよいよウユニ塩湖に入っていきます。
水の張っているエリアはまだまだ先なので、とりあえず真っ白な塩の原野をひたすら走り続けます。
途中、湖底から水が湧き出ているポイントで休憩。ウユニ塩湖 滝・河川・湖
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ランチタイム
いくつかある塩のホテルの中で、塩湖の真ん中に位置する「Plaza De Las Banderas Uyuni」でお食事です。
ランチといっても、ホテルが用意するものではなく、HODAKA側が食材を持参してきて、食事場所をホテル側が提供しているみたいです。
噂通り、塩のホテルは全部塩で出来てましたね。
ただ、辺境の地にあるし、決して滞在環境がいいような感じはしませんが。
トイレも使用可能です。
10ボリビアーノか2ドルだったかな。
でも、いわゆるボットントイレなので、欧米人たちは、トイレのドアを開けた瞬間、しかめつらして用を足さずに出てしまう人もいました(苦笑 -
ランチ休憩が終わったら、広大な塩の原野で撮影会。
反射光がすごいので、サングラスは必ず持っていってください。ウユニ塩湖 滝・河川・湖
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次はトリック写真タイム。
ツアードライバーさんが用意した備品を使ってトリック写真を撮ってみました。
ドライバーさんがいろいろシャッターを切ってくれます。
もちろん、どんなトリック写真を撮りたいか事前にイメージして、日本から備品を持っていくのもアリですよ!ウユニ塩湖 滝・河川・湖
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午後3時。
ようやく、水が張っているエリアに到着。
しかーし!!!
ごらんの用に、風が吹いていてさざなみってる。。。。
こうなると、ぜんぜん鏡張りになりません。
天気もいいし、水も理想の厚さで張っているのに。。。
まさか、風が一番の天敵になるとは思わなかった。
この日は夕方までこんな感じ。
ここまで来てだめなのか、、、と意気消沈。ウユニ塩湖 滝・河川・湖
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夕日が沈むまで滞在可能だったのですが、風が止む気配がなく、このままでは拉致があかないので、ドライバーさんに頼んで早めの撤退を指示。
チャーターならではの利便性ですね。違うグループが参加していたら、こうはいかなかったです。
19時にホテル到着。
予約済みの夜明けのツアーでリベンジしようと硬く誓い軽く夕飯を取って就寝。
午前2時起床で、HODAKA前集合。
車に乗り込み、再度、ウユニ塩湖の水の張ってあるポイントへ。
街中を走っていると気づかなかったんですが、コルチャニを過ぎるあたりから車の窓から外を眺めると、もう天の川が見えるんです!!!!
もうテンションMAX。
しばらくして、昼間に来たと思われる水が張ってあるポイントで停車。
車を降りるとそこは360度満点の星空。
無風状態で、湖面に星が映っている。
なんだ、この絶景は。
一眼レフカメラを持っていれば、素人の私でもこの写真が撮れます。
ちなみにF1.8 15"くらい。ISO6400です。
フォーカスは∞ではぼやけるので、微調整が必要です。
あとは、可能な限りシャッタースピードとISOの組み合わせを試して、ベストな天の川を撮ってましょう。ウユニ塩湖 滝・河川・湖
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午前6時。
いよいよ空が白けてきます。
ここからは分単位で空の色が変わっていきます。
こんな光景も今まで見たことが無い。ウユニ塩湖 滝・河川・湖
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時が過ぎ、先ほどまでは紫っぽかった空がオレンジ色を帯びてきます。
いよいよ太陽が出てくるって瞬間です。ウユニ塩湖 滝・河川・湖
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太陽が顔を出し、空が一気に青色に。
無風で鏡張りも見れました。
ここでポイント。
きちんと鏡張りの写真を撮りたい場合は、被写体から結構な距離をとり、望遠ズームを使って撮りましょう。近くで撮ると湖面に映る姿が薄い色になってしまいます。
とりあえず、ウユニ塩湖チャレンジ、二度目で鏡張りを見ることが出来てミッションクリア。最大限のチャンスをかけるために3泊の滞在期間を設けたのに、残り二日間何しようwwwウユニ塩湖 滝・河川・湖
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早々にミッションクリアをしほっとしたせいか、いままでのきつい行程の疲れが押し寄せ、皆一気に体調を崩し、昼間は各自休憩としました。
で、残りの時間をどうしようか、、、と相談した結果、全員一致で深夜~早朝ツアーにもう一度行きたいということになり、3度目のチャレンジであり、2度目の深夜ツアーへ。
この日も雲ひとつ無い天の川を見るには最高のコンディション。
今日は人物撮影にもチャレンジ。
天の川との2ショット。
湖面にもはっきりと星々が映り込んでいるのがよくわかります。
午前3時~夜明けまで、寒さとの戦いでもありますが、なぜかこの星空を見てると、その時間が一瞬で過ぎてしまうような錯覚を感じます。それくらい感動的で言葉を失う絶景でした。ウユニ塩湖 滝・河川・湖
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いろいろ写真を撮ってだいぶ余裕が出てきたので、ジャンプ写真も撮ってみました。
キレイに湖面に自分の姿が反射してました。ウユニ塩湖 滝・河川・湖
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先ほどの写真を自撮りチャレンジしている「様」を、友達が別角度で撮ってましたw
これ、だいぶ遠いところから望遠で撮影しているのですが、先ほど言及したように、湖面の反射した姿がこちらはよりくっきり映っているのが分かると思います。
運任せのところが多々ありますが、気象条件等段々厳しくなっているようで、2017年はキレイな鏡張りが見れなかったとの情報も入ってきてます。チャレンジするのであれば、早く行った方がいいかもしれません。
あと、もう一つ。
長靴はツアー申し込むと無償レンタルとなるのですが、正直、かさばるかもしれませんが、マイ長靴を持参することをオススメします。
結構長時間履き続けることになりますので、サイズや、衛生面等鑑みて、そういう結論に至っております。
そこで、総額費用ですが、一人約30万強で収まりました。
以上、みなさんの参考になる情報になりましたら幸いです。ウユニ塩湖 滝・河川・湖
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