2017/06/12 - 2017/06/13
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watersportscancunさん
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皆様こんにちは。ウォータースポーツカンクンの店長吉田です。ここのところ、週末の天気が崩れ模様で、ジンベエも先週末はキャンセルとなりましたが、今週は昨日月曜日から連続出航にて無事100%を更新中です。
いよいよ、ジンベエについては、本番モードに入ってきました。皆さま是非この時期いらっしゃるようであれば、この季節限定のツアー、逃さずご参加くださいね。
さて、それでは、店長の日記となります。
今朝も良い目覚め。今日の空は晴れそうだ。昨日と今日は、チチェンイッツァ遺跡とセノーテダイビング、コスメル島でのダイビングに、ジンベエザメシュノーケル、そして、ピンクレイクのツアーと、フィッシングのチャーターがあった。6月はどちらかというと、日本のお客様は閑散期になるので、それほど数が多いわけではないけれど、エコツアーは、ジンベエを筆頭に、フィッシングならビッグゲームとなかなか面白いアトラクションが目白押しの季節になる。
今日のフィッシングのお客様はチャーターで出航した。釣り好きのお客様には、これからの時期は大きなセールフィッシュやブラックマーリンに、美味しいシーラなどが良く釣れる時期になるので、カリブ海でのトローリングデビューにはうってつけだ。
そう言えば、先日、たまたまお客様をドルフィンにご案内していたら、新しいクルージング会社のマネージャーに出会った。その縁で、今年はヨットやフィッシング以外にも、クルージング・クルーザーのチャーターの仕事もすることになりそうだ。
ヨット乗りのボクとしては、エンジンでガソリンを浪費しながら波を切り裂き進んでいく金持ちの遊び道具でしかないクルーザーは、あまり好みではないのだが、まー、ハネムーンでカリブ海にやってくるなら、映画のワンシーンに出てくるような豪華なクルーザーを貸し切ってカリブ海の洋上で優雅に、太陽を浴びながら日光浴と潮風を楽しむというのもいいのかもしれない。
そこから、自然に対して興味を持ち、自然に対しての理解を深め、結果、セーリングボートの方に乗り換えをしてくるオーナーを過去に何人も見てきているし、自然はそれだけ懐は深いので、どんなきっかけでも、自然との接点を持つということは貴重な機会だと思っている。
意外にもリーズナブルなレートを出して来たので、今までよりはずっと利用しやすい金額で提供できると思う。こちらも是非ご期待ください。
さて、そんな感じで、お客様のご案内やら、その後のオフィスでの仕事、様々な連絡とミーティングをこなして、一息つくころには、もう日が西に傾き、ラグーン側に沈む夕日がとても美しい景色を映していた。
その時は、偶々、お客様へウェディング写真のお届けのためにホテルに来ていたのだが、ちょうどおりしも、スタッフがツアーからお客様をホテルにお送りして戻って来ているところだった。
こんなタイミングでスタッフに出会う事も珍しい事ではないのだが、せっかくなので、スタッフを連れて業務報告も兼ねて、一杯やりに行こうかという事になった。
ちょうど、ボクの家の近所(でもないのだが)に、ミチラーダの店が出来たので、そこへ行くことに。
メキシコ旅行をしようと思っている人なら、このミチラーダというのは既になじみがあるかもしれない。かれこれ10年くらい前にメキシコではブームになって、沢山のミチラーダ屋がカンクンに出来た。今は、メスカルがブームだが、その前はミチラーダだったわけだ。
このミチラーダというのは、ビールにサルサイングレッサを入れたカクテルなのだが、まー、サルサイグレサというのは、ウースターソースの事なので、ビールにウースターソースを混ぜて飲むような感覚の飲み物だ。
ご想像の通り、初めて飲むとかなり衝撃的で、刺激的だ。飲んだことのない、、、飲み物なのか、食べ物の味なのかが脳の中で錯綜する(笑) 初めてスタッフに飲ませると十中八九、おいしくないといい、罰ゲームが悪戯かなんかをされたと勘違いをする(笑)
でも、そんな飲み物にもいつしか慣れ、普通のビールでは物足りなくなり、気が付けば、ビールを注文する時にはミチラーダというようになる。慣れというよりも、人というのは、常に新しい刺激を求めるものなのかもしれない。
そんな刺激的なミチラーダ屋の、更に刺激的なおつまみが、この店の売りでもある手羽先だ。メキシコの手羽先はARITASというのだが、ソースを絡めたアメリカで言うバッファローウィングと同じ食べ物だ。アメリカ風にBBQ味もあるが、ここの店のはハバネロ味が売りらしい。
で、そのハバネロをとにかく注文した。
これが、まー、メセーラ(ウェイトレス)のおねえちゃんが、ウチのは辛いですよ、、、と注意されるだけあって、食べた瞬間ムセルほど辛い。。。洒落にならないレベルだ。。。外国人には手加減をするのが、メキシコのやさしさなので、このメセラの、辛いですよ、、、というのは、そのやさしさの一つだと勘違いしていた。
メキシコ人にすら辛いという意味での辛いだとは思いもよらなかった。。。
ボクが咽るのを見て笑った岡と神原だったが、自分たちも食べて同じような結果となり大笑いとなった。
こんなに辛いハバネロ風手羽先は、13年メキシコにいて初めての経験だ。汗が滝のように体から流れ、とにかく、ビールを口に流し込まないと追いつかない。
それで、ミチラーダは、味が濃いので、何か別のビールでも、、、というわけで、メニューをみると、これも最近の流行りなのか、自家製ビールのメニューがずらりと並んでいる。
その中で気になったのが、マヤのビールという奴で、そのビールに狙いを定める。名前でいくつかの種類があるようだ。
僕は基本的には、ドライなピルスナーが好みなのだけれど、大体アーティスカルな自家製ビールは、様々な味わいのくわえられたエールが多い。ラガーが下面発酵ですっきりとしたのど越しが特徴なのに対して、エールは上面発酵といわれる麦芽ホップの苦みや味わいが強いのが特徴というのは基本的なおはなし。
まー、ボクはビールにそんなに詳しくないので、とにかくヴァイチェンと言えばエールだなというくらいで判断をするわけで、そんなヴァイチェンのマヤビールが目についたので、そいつを注文してみた。
で、出て来たビールをグラスに注ぎながら、何がどうマヤなのだろうか、、、という事を、考える。
このビールの名称は「LA SELVA」大森林の事だ。マヤの密林をイメージした若々しい草木の香りが特徴という事なのだろうかな。。。と、想像しながら一口。
うん、その通りだ(笑) まだ青いフルーツのような味わいと、きめの細かな泡ののど越しがとても心地よい。いつも飲んでるラガーの刺激的な炭酸とすっきりした味わいとは真逆の風味だ。こいつをクーラーボックスに忍ばせて、コバ遺跡かエクバラム遺跡のピラミッドの上で飲んだらさぞかし最高だろうななどといらぬことを考える(当然だが、遺跡内は飲酒は禁止だ(笑)
未だに口の周りをひりひりさせるハバネロのサルサが、でも、この青みのあるヴァイチェンのマヤビールと妙にマッチする。同じマヤの世界で生まれ育まれてきたからなのか、青いフルーティな味わいと青いハバネロの味が、二つをつないで、不思議なハーモニーを奏でるというわけだ。
いずれにしても、これはこれでアリだと感じる。
激辛のハバネロ風味の手羽先を、メキシカンラガーで流し込むのもよし、ひーひー言いながら、それでも、味わい深いヴァイチェンのマヤビールで、不思議な協奏曲を奏でるもよし。
この国には面白いものがたくさんある。ちなみに、マヤビールはこれ以外にもいくつも種類が出ている。MUNDO MAYA社が出すアートビールは、これ以外にもちゃんとラガーのSNAKE HEADというのも出ているので、もしかすると、そっちの方がハバネロの手羽先に合うのかもしれない。
今度はそっちで試してみよう。
さて、そんなことを考えながらふと顔を上げれば、既に岡も神原も酔いがいい感じで回っているようだ。
明日も仕事だ。最後の〆は当然テキーラか。口の中がとにかく辛くてひりひりしているものだから、ここは強いアルコールと、そうだ、またちと青い味のするテキーラで一気に蒸発させてしまおう。。。ブルーアガベと青いハバネロに、マヤのビールのLa SELVA(大森林)、、、青いつながりで今日の一杯は〆としようか。
それでは、皆さまも素敵な一日を。
店長吉田
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今日は、チャーターでトローリングに出発された。これからの季節、トローリングはビッグゲームのチャンスが増える。
なので、これからの時期は乗り合いよりチャーターが、フィッシングを満喫するには最適だし、おすすめだ。 -
遺跡ツアーは恒例のドルフィンビーチはカンクンモニュメントでの写真を入れて、皆さまの記念の一枚を(^^)
これだけで出発の朝のテンションがぐっと上がるのです(^^) -
そして、ジンベエも、本日は無事100%遭遇更新をしてくれました。
やっぱ速い船がいいね! -
本日のジンベエ
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もう一枚
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でもって、これはピンクレイクのツアー。
ピンクレイクは残念ながら、現在は塩の採集でほとんど見えなくなっていますが、大自然を感じることは出来ます。が、それでもピンクレイクがメインの方にはおすすめ出来ませんが(^^;、 -
一応、現状のピンクレイクを載せておきましょうか。こんな感じで、少しだけは見ることが出来ますが、、、。
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ピンクレイクのツアーで立ち寄るセノーテ。ここも神秘的でとてもいい雰囲気ですよ。
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カンクンのホテルゾーンからだとラグーに沈む夕日がとても美しい。この夕日の時間は、ハイアットジラーラならロビー入口がベストショットのポイントです。
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さて、今日の一杯をやったお店「MICHILADA DEL SEMAFORO」、直訳したら、灰皿のミチラーダという意味になるのか。。。たばこ吸ってお酒を飲むというイメージが、店名見るだけでわかるようになっています(笑)
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岡(左)の手元にあるのがミチラーダ。ウスターソース入りビールという奴です。
ちなみに、ミチラーダを注文する時には、どのビールにするか銘柄を聞かれるので好きなビールを決めておきましょう!
店長は常にTECATE LIGHTです(笑) -
ハバネロ風手羽先の近景(笑)
右手の白いサルサがかかったのがそいつです。外国人だからといって手加減しないので、注意が必要。
ただ、何だろうな、これが病みつきになるくらい美味いんです。辛いのがちょっと大丈夫たぜ!って人は、是非一度トライしてみてください。 -
で、これが、自家製マヤのビール。MUNDO MAYA社はプラヤデルカルメンにあるブルワリーで、何種類かの自家製アートビールを出しています。
これは、ヴァイツェン(エール)のLa Selva、ウィーン・ラガーのSnake Headという銘柄もあります。あと、インディア・ペールのThe Worriorというのもあります。
青い若葉の味のするLa Slevaは名前の通り大森林を彷彿とさせるので、青くて辛いハバネロのサルサにもよく合います。
こいつを遺跡で飲みたい。。。どっか、大丈夫な遺跡さがそっかな(笑)
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というわけで、皆さま素敵な一日を!
メキシコに来たら、最後はテキーラで乾杯すると、こんな笑顔にみんながなれます(^^)
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