セクシャルバイオレット№１　オブ　てふてふ ・・・羽化シーン追加

2017/06/12 - 2017/06/12

近くに、「オオムラサキの里」って標識があったので気にはなっていたんですけど、ようやく行く事が出来ました。
コレも新聞の地方版に載ってたので。。。

過去に、天然物も観た事ありますよ。一度だけ小学生の頃。四国山中で。。。
もう、40年以上も前のハナシですよ。
そんな、なんかノスタルジックなインパクトが蘇った日でした。

標本ではない　リアルオオムラサキ。。。美しいです。感動モンです。

国蝶になった経緯は、
1956年にオオムラサキが75円切手の図案に採用されたことを契機として、日本昆虫学会は1957年の総会でオオムラサキを国蝶に選んだ・・・ウィキペディアより・・・だそうです。
決して、故　桑名正博さんの歌が流行って国蝶になったワケでは無いようです。笑

トコロは広島県府中市の山ん中。
ホントにスゴイ山ん中にオオムラサキの里があります。
限りなく自然に近い環境で、人工飼育しています。
今、成蝶に羽化し始めた時期に訪問して来ました。

「セクシャルバイオレット№１　オブ　てふてふ」
イビツなタイトルですね。。。認めます。笑

初見　6月12日、17日再訪で羽化の瞬間を追加しました。

エリア 府中(広島)

• 旅行の満足度: 5.0
• 交通: 2.0

その前に、紫陽花の見頃具合も確認しておきます。

あじさい寺　神宮寺へチョコッと寄ってみました。

蓮が見頃でした。

紫陽花は、少し早かったようです。

マジメに遊歩道のナビゲーション通りに巡っていきます。

神宮寺の一段上の

南宮神社です。

お参りしました。

遊歩道ナビに従うと、お参りした後に手水舎が見えました。笑

この階段を降りてきました。

お参りした事になるんかい？

一部、見頃もあるよ。

カタツムリ・・・久しぶりにミタ！

2年前は無料でしたが、P料金300円必要です。

駐車場（3ヶ所程あり）や遊歩道が整備されてるみたいなので納得です。

神宮寺、南宮神社を後にします。

今週末は、モデルさん呼んで、撮影会があるそうです。

到着しましたが、迷いました。笑

道中、もうすぐ登山道になるんじゃないか？くらいの狭い道。
アクセスは、めちゃワルです。

この飼育ゲージの近くは駐車場ありません。路肩の広い部分に路駐です。
週末は厳しいと思われます。

しょっちゅう、ローカルのメディアに採り上げられてるので尚更です。

オオムラサキの里 名所・史跡

この施設を管理してる方とお話ししました。

オオムラサキ　羽化したての♂です。

めちゃ綺麗です。

♂のほうが、羽化する時期が1週間ほど早いそうです。

蛹です。

榎木の葉が幼虫のエサです。

カムフラージュしています。

この棚に蛹が集められています。

蛹に付いた葉っぱごと洗濯ばさみで吊るされてます。

ぶら下がった状態じゃないと羽化できないので、地面に落ちると死んでしまうそうです。

また、羽化に時間が掛かりすぎても駄目だそうです。

蛹全部を、棚に吊るしているわけではなく、しっかり枝に付いている蛹は、タグを付けて管理している徹底ぶりです。

左下に蛹があります。

蛹の抜け殻。

ネットで覆われていて、鳥などから襲われないようになっています。

幼虫です。

小学生の頃、夏休みにカブト、クワガタ捕りに行ったとき、

クヌギの樹液に、カナブンとスズメバチとオオムラサキが一羽、いたんですね～

天然物はそれっきりで、後は標本しか記憶が無いです。

厳密にいうと、この子は保護されているので、天然物ではないかもですが。。。

羽の下側はクリーム色です。

こんなに間近で視られるなんて、自然界では難しいです。

ストロボ禁止です。

大きさは、春型のアゲハチョウと同じくらいです。品格ある佇まいです。
ネイチャー系が好きな方なら魅せられること間違いナシ。

モルフォ蝶が情熱のラテン系なら

オオムラサキは、和尚さんの袈裟を纏った悟り系。

♀は、♂より一回り大きいそうです。
ただ、色目は♂より地味です。
♀が羽化し始めると、♂が追いかけまわす光景が見られるそうです。

セクシャルバイオレットNo1　の思い出は、
高校時代の修学旅行の宿舎で、ザ　ベストテン　を皆で視ました。
今で言うパブリックビューイングに近い感じで盛り上がったよ～

幼虫。

角が2本あるよ。

こちらの管理人の方。

70歳オーバーで、後継者がいないそうです。

府中市から、早く跡継ぎを探して育ててほしいと頼まれてるそうです。

帰り道ですが、こんな道が、かなり続きます。
でも、次の休みも来ます！！！

もう一度会いたいので。。。

5日後、再訪しました。

土曜日とあって、先日より来園者は多いです。

この子は、左羽の鱗粉がかなり剥がれてます。

羽化してかなり経ってるようです。

羽化が始まりました。

下端が割れてます。

背中が割れて黒っぽいボディが見えてきました。

思ったより、出てくるスピードが速いです。

スッポン！（そんな音はしてません。表現です　笑）
蛹から全身が抜けました。

3枚上の割れ始めの写真から、3分と掛かってません。

ただ、ここから、羽が伸びて飛べるようになるまでは５時間程掛かるそうです。

徐々に羽が伸びて大きくなっていきます。

この子は♀です。

大きいです。

滞在中、羽は開いてくれませんでした。

この子もたった今、羽化したばかりです。（♂）

♂同士の２ショット。

もう直ぐ♀を巡ってバトルする時期が近付いてます。

ゲージの中で、たくさん飛び回っています。

太陽に照らされると、なおいっそう艶やかです。

幼虫は毛深くないのに、成虫の胴体は毛むくじゃらです。

先程の♀です。

初めてマクロレンズが欲しいと思いました。

カワイイ、ドアップが撮れない。泣

上に吊るされているのは成蝶用のエサ台です。

天然物はクヌギなどの樹液がエサです。

それに近いモノが台に置かれてるようです。

沢山、集まってます。

産卵が始まったら、また訪問してみます。