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両神山のアカヤシオを見たくて、2回目の両神山に登りました。<br />前回(2年前)は、クサリ場が30本を超えるスリリングでハードな「八丁尾根ルート」のコースで、5月中旬だったので、一部でアカヤシオを見かけました。 http://4travel.jp/travelogue/11011529<br />しかし、アカヤシオを見るのなら「日向大谷口ルート」・・・八丁峠から西岳・東岳と歩き両神山頂を目指す八丁尾根ルートのような展望はありませんが、春の花を楽しめるのが日向大谷口ルートです。<br />「日本百名山」の著者・深田久弥は、日向大谷口に前泊して山頂に登り、東岳・西岳から八丁峠へと下山していますが、日帰りの我々は日向大谷口 ⇔ 山頂のピストンルート。<br />両神山荘に車を止めて、清滝小屋から山頂を目指すこのルートは、コースタイムが約7時間、標高差が1,053mの健脚コースですが、アカヤシオをはじめ春の草花を楽しみながらの山行でした。<br />写真は両神山頂に咲くアカヤシオ。

日本百名山・両神山のアカヤシオ

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2017/05/09 - 2017/05/09

238位(同エリア314件中)

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ペコちゃん

ペコちゃんさん

両神山のアカヤシオを見たくて、2回目の両神山に登りました。
前回(2年前)は、クサリ場が30本を超えるスリリングでハードな「八丁尾根ルート」のコースで、5月中旬だったので、一部でアカヤシオを見かけました。 http://4travel.jp/travelogue/11011529
しかし、アカヤシオを見るのなら「日向大谷口ルート」・・・八丁峠から西岳・東岳と歩き両神山頂を目指す八丁尾根ルートのような展望はありませんが、春の花を楽しめるのが日向大谷口ルートです。
「日本百名山」の著者・深田久弥は、日向大谷口に前泊して山頂に登り、東岳・西岳から八丁峠へと下山していますが、日帰りの我々は日向大谷口 ⇔ 山頂のピストンルート。
両神山荘に車を止めて、清滝小屋から山頂を目指すこのルートは、コースタイムが約7時間、標高差が1,053mの健脚コースですが、アカヤシオをはじめ春の草花を楽しみながらの山行でした。
写真は両神山頂に咲くアカヤシオ。

旅行の満足度
5.0
同行者
友人
交通手段
自家用車 徒歩

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  • 両神登山の一般的なコースで危険個所の少ない表登山道の「日向大谷口ルート」・・・しかし、八丁峠ルートほどではありませんが、山頂の近くには、いくつかのクサリ場があります。

    両神登山の一般的なコースで危険個所の少ない表登山道の「日向大谷口ルート」・・・しかし、八丁峠ルートほどではありませんが、山頂の近くには、いくつかのクサリ場があります。

  • 7名の仲間と車2台に分乗し、7時20分に両神山荘の駐車場に到着。<br />ここで登山届を提出し、山荘脇の細い道から森の中へと入ります。

    7名の仲間と車2台に分乗し、7時20分に両神山荘の駐車場に到着。
    ここで登山届を提出し、山荘脇の細い道から森の中へと入ります。

  • 7時40分に両神山荘をスタート・・・山頂までは、ここから5km。

    7時40分に両神山荘をスタート・・・山頂までは、ここから5km。

  • 両神神社がある両神山は、古くから信仰の山で、江戸時代には関東の霊山として山岳修験の行場でもありました。<br />登り始めると、すぐに鳥居と祠があります。

    両神神社がある両神山は、古くから信仰の山で、江戸時代には関東の霊山として山岳修験の行場でもありました。
    登り始めると、すぐに鳥居と祠があります。

  • 「奉登山五十五度」や「奉登山三拾三度」の石碑が奉納されています。<br />スゴイ!・・・私はまだ2回目なのに。<br />今日も事故なく登山を楽しめますように・・・

    「奉登山五十五度」や「奉登山三拾三度」の石碑が奉納されています。
    スゴイ!・・・私はまだ2回目なのに。
    今日も事故なく登山を楽しめますように・・・

  • 歩き始めて20分ほどで、沢に出会います。

    歩き始めて20分ほどで、沢に出会います。

  • その先は、チョッとしたクサリ場。

    その先は、チョッとしたクサリ場。

  • ヤマツツジの花が新緑を彩ります。

    ヤマツツジの花が新緑を彩ります。

  • 大きな岩の下にも石碑や石像が祀られています。

    大きな岩の下にも石碑や石像が祀られています。

  • ここが信仰の山であることを強く感じさせてくれますね。

    ここが信仰の山であることを強く感じさせてくれますね。

  • 鳥居を過ぎて30分ほど歩いたところで、分岐の標識がある「会所」へ。<br />ここまでは緩やかなアップダウンでした。<br />右手の七滝沢コースは難路のようなので、左手の清滝小屋へと進みます。

    鳥居を過ぎて30分ほど歩いたところで、分岐の標識がある「会所」へ。
    ここまでは緩やかなアップダウンでした。
    右手の七滝沢コースは難路のようなので、左手の清滝小屋へと進みます。

  • 橋を渡り・・・

    橋を渡り・・・

  • ゆっくりと登って行きます。

    ゆっくりと登って行きます。

  • アチコチに祀られた仏像に出会うと、信仰深い山である事が窺えます。

    アチコチに祀られた仏像に出会うと、信仰深い山である事が窺えます。

  • 新緑が美しい自然林を楽しみながら・・・

    新緑が美しい自然林を楽しみながら・・・

  • 薄川を何度か渡り返します。

    薄川を何度か渡り返します。

  • ミヤマキケマン。

    ミヤマキケマン。

  • 八海山を9時18分に通過。

    八海山を9時18分に通過。

  • 仏像を見ながら登ります。

    仏像を見ながら登ります。

  • これは、ヤマエンゴサク(?)

    これは、ヤマエンゴサク(?)

  • ミヤマハコベ。

    ミヤマハコベ。

  • バイケイソウかコバイケソウか、花が咲いていないとどちらか分かりません。

    バイケイソウかコバイケソウか、花が咲いていないとどちらか分かりません。

  • 弘法大師が見守る「弘法之井戸」・・・冷たい水で喉を潤します。

    弘法大師が見守る「弘法之井戸」・・・冷たい水で喉を潤します。

  • ミヤマエンレイソウ。

    ミヤマエンレイソウ。

  • ツルキンバイ。

    ツルキンバイ。

  • ハシリドコロ。

    ハシリドコロ。

  • ニリンソウ。

    ニリンソウ。

  • コガネネコノメソウ。

    コガネネコノメソウ。

  • エイザンスミレ。

    エイザンスミレ。

  • オドリコソウ(踊り子草)・・・花のつき方が、笠をかぶった踊り子達が並んだ姿に似ています。

    オドリコソウ(踊り子草)・・・花のつき方が、笠をかぶった踊り子達が並んだ姿に似ています。

  • 10時10分に清滝小屋に到着。

    10時10分に清滝小屋に到着。

  • ログハウス風の立派な建物で、以前は管理人がいましたが、現在は小鹿野町が管理している無人の避難小屋です。

    ログハウス風の立派な建物で、以前は管理人がいましたが、現在は小鹿野町が管理している無人の避難小屋です。

  • 小屋の周りには、美しいシャクナゲの花が咲いています。

    小屋の周りには、美しいシャクナゲの花が咲いています。

  • 「カキドオシ(垣通し)」・・・花が咲き終わった後に直立していた茎が倒れ、ツタのように長く伸びて地面を這いながら垣根を通る姿から「垣根を通す」が「垣通し」に変化したことが名前の由来とか。

    「カキドオシ(垣通し)」・・・花が咲き終わった後に直立していた茎が倒れ、ツタのように長く伸びて地面を這いながら垣根を通る姿から「垣根を通す」が「垣通し」に変化したことが名前の由来とか。

  • ここから始まる急登に備え、しばし休憩。

    ここから始まる急登に備え、しばし休憩。

  • 清滝小屋の裏にある石像。

    清滝小屋の裏にある石像。

  • 大きな岩を見ながら進みます。

    大きな岩を見ながら進みます。

  • 「鈴が坂」に到着。<br />急な坂で、結構疲れます・・・

    「鈴が坂」に到着。
    急な坂で、結構疲れます・・・

  • 木々の間から山桜とアカヤシオが見えてきました。

    木々の間から山桜とアカヤシオが見えてきました。

  • 両神山荘の案内板は「産泰尾根」でしたが、標識は「産体尾根」・・・ここから両神山頂まで1.4Km!

    両神山荘の案内板は「産泰尾根」でしたが、標識は「産体尾根」・・・ここから両神山頂まで1.4Km!

  • そしてクサリ場が始まり、両神山らしくなってきました。<br />八丁尾根ルートの岩場に比べると、それほど難しさのある岩場ではないので、慎重に足を運べば問題はありません。

    そしてクサリ場が始まり、両神山らしくなってきました。
    八丁尾根ルートの岩場に比べると、それほど難しさのある岩場ではないので、慎重に足を運べば問題はありません。

  • クサリ場やロープ道が続きます。

    クサリ場やロープ道が続きます。

  • 油断しないよう、気を付けて!

    油断しないよう、気を付けて!

  • 登山道の周りがアカヤシオに囲まれてきました。

    登山道の周りがアカヤシオに囲まれてきました。

  • ピンクの本当に美しい花です。

    ピンクの本当に美しい花です。

  • 以前、クサリ場だった所が階段に変わっています。

    以前、クサリ場だった所が階段に変わっています。

  • 今日は曇天ですが、アカヤシオを見ていると気分も明るくなります。

    今日は曇天ですが、アカヤシオを見ていると気分も明るくなります。

  • 横岩。

    横岩。

  • 11時半に「両神神社」へ到着・・・両神山に鎮座する両神神社は、日本武尊が東征した際に神犬の導きで両神山に登り、当社を建立してイザナギ・イザナミの二神を祀ったことが開創とされています。

    11時半に「両神神社」へ到着・・・両神山に鎮座する両神神社は、日本武尊が東征した際に神犬の導きで両神山に登り、当社を建立してイザナギ・イザナミの二神を祀ったことが開創とされています。

  • 鳥居の手前には、狛犬ならぬ狛狼・・・両神山の御眷属(ごけんぞく:神の使い)は、古くから山犬とされ、それはニホンオオカミだといわれています。

    鳥居の手前には、狛犬ならぬ狛狼・・・両神山の御眷属(ごけんぞく:神の使い)は、古くから山犬とされ、それはニホンオオカミだといわれています。

  • 両神神社にあった「當山古歌  讀人不知」の歌碑。<br />” 東路(あづまじ)に 八日見山(=両神山)の露こゑて 麓ハ久良き(暗き) 谷川の音 ”<br />両神山は、日本武尊がイザナギ・イザナミの二柱の神を祀ったことから「両神」と呼ぶ説のほか、日本武尊が小鹿野から八日間眺めたから「八日見」という伝承もあります。

    両神神社にあった「當山古歌  讀人不知」の歌碑。
    ” 東路(あづまじ)に 八日見山(=両神山)の露こゑて 麓ハ久良き(暗き) 谷川の音 ”
    両神山は、日本武尊がイザナギ・イザナミの二柱の神を祀ったことから「両神」と呼ぶ説のほか、日本武尊が小鹿野から八日間眺めたから「八日見」という伝承もあります。

  • 両神神社・本社の奥にあるのは、1812年頃の創建と言われる「御嶽神社」。

    両神神社・本社の奥にあるのは、1812年頃の創建と言われる「御嶽神社」。

  • 再び安全祈願をし、山頂を目指します。

    再び安全祈願をし、山頂を目指します。

  • ここまで来たら、あと800mほど。

    ここまで来たら、あと800mほど。

  • アカヤシオを楽しみがら、ひと踏ん張り。

    アカヤシオを楽しみがら、ひと踏ん張り。

  • ロープを頼りに頑張って登ります!

    ロープを頼りに頑張って登ります!

  • ここまで来れば山頂はもうすぐそこ。

    ここまで来れば山頂はもうすぐそこ。

  • 12時20分、両神山の山頂です!<br />山頂の岩場は広くありませんが、ここで昼食をとりました。

    12時20分、両神山の山頂です!
    山頂の岩場は広くありませんが、ここで昼食をとりました。

  • 山頂は360度のパノラマビューで、天気が良ければ奥秩父の山々や八ヶ岳連峰、浅間山、富士山、そして遠く谷川連峰、北アルプスまで見えるのですが、今日は曇天のため雪山などが幽かに見える程度。

    山頂は360度のパノラマビューで、天気が良ければ奥秩父の山々や八ヶ岳連峰、浅間山、富士山、そして遠く谷川連峰、北アルプスまで見えるのですが、今日は曇天のため雪山などが幽かに見える程度。

  • それでも頂上付近はアカヤシオに囲まれ、これだけで満足です。

    それでも頂上付近はアカヤシオに囲まれ、これだけで満足です。

  • 今回はピストンルートなので、来た道をそのまま戻って16時半前に両神山荘に到着し、管理人の山中さんと山荘で飼っている登山案内犬のこと等、しばし談笑。

    今回はピストンルートなので、来た道をそのまま戻って16時半前に両神山荘に到着し、管理人の山中さんと山荘で飼っている登山案内犬のこと等、しばし談笑。

  • これが秩父の街から見える両神山・・・登っている時には、こんな山姿は想像できません。<br />今日は8時間半余りのハードな山行でしたが、両神山の魅力を再び感じた一日でした。

    これが秩父の街から見える両神山・・・登っている時には、こんな山姿は想像できません。
    今日は8時間半余りのハードな山行でしたが、両神山の魅力を再び感じた一日でした。

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