2017/05/03 - 2017/05/04
417位(同エリア984件中)
n733さん
中国には折りたたみ自転車CARACLE-S(http://www.caracle.co.jp/)を持って走ってきました。
台湾は1周、韓国は縦断としてきましたが、中国は広すぎてどうサイクリングして良いかわかりません。
とりあえず、今回はゴールデンウイークに一番安い運賃だった成都に向かうことにして、成都を起点に新幹線沿いに走って夕方、新幹線で成都に戻るという計画にしました。ホテルは成綿新幹線の成都東駅近くに取りました。
CARACLE-Sでの中国は初めてになります。果たして中国は走りやすいでしょうか。
まずは5月3日の成田から成都までの移動と5月4日の成都から綿陽までの記録です。
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ゴールデンウイークの真っ只中でしたが、中国国際航空のセールで成都行がたまたま往復2万円だったので早いうちに購入しておきました。朝8時55分発の便で上海に向かいます。今回は行きは上海経由帰りは直行便となります。チェックインは2時間前からになります。2時間前に着きましたが少し列が出来ていて15分ほど待ってチェックイン出来ました。オンラインチェックインで成田-上海-成都までの手続きをしましたが、上海-成都は本来は出来ないそうで係員のお手を煩わせてしまいました。検査場への入場時間は7時半からなので、ここでも列に並びました。
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スーツケースに入っているのはこの折り畳み自転車です。CARACLE-S2016スポーツパッケージです。20インチの折り畳み自転車としては世界最小でしかもホイールベースが長いため安定した走行が出来ます。これで台湾1周、韓国縦断もしました。この他に隙間に着替えなどを入れて緩衝材にします。中国国際航空は23キロの荷物を2個預けられます。
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今回は自転車旅ですので、地図を多用することからWIFIルーターを事前に借りていきました、チャイナデータという会社を利用しました。値段も安く、VPN付きであったことからこちらにしました。中国ではネット規制が厳しくfacebook、ライン、ツイッターなどSNSは使用できません。そこでVPNという機能が必要のようです。1日500MBの制限ですが4Gで1日680円で、送料込みでした。全く問題なく使用できました。
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上海行です。初めての航空会社になりますがどんな感じでしょうか。中国国際航空ではスマホの使用は完全禁止で音楽もスマホでは聞けません。でもPCはOKというよくわからないルールでした。ネットで情報を事前に見ていたので本当かなと文庫本を用意していました暇はつぶれました。
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上海に無事到着しました。ここで3時間ほどのトランジットタイムがあります。
中国国内線への手続きがあり、ネットであらかじめ調べるととても混むらしいのでおとなしくターミナルで過ごしました。 -
上海から成都行の飛行機はさすがパンダの里、成都だけあって飛行機のマーキングにもパンダが!
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今回乗った中国国際航空は各席にモニターは無く、天井から降りてくる小さいモニターで映画を流していました。ヘッドホンが各自に配られました。成都が近づくとナビゲーションの画面になりましたが、成都上空まで来ているのに着陸しません。くるくる旋回を続けています。20分くらいたってようやくアナウンスがあり、空港施設のトラブルでしばらく旋回しますとのこと。周りの中国の方の落胆ぶりが半端なかったですが、自分もショックでした。明るいうちにホテルに着けると思っていましたが無理そうです。1時間遅れで到着です。新幹線でホテルのある成都東駅に向かう予定でしたが、どこにホームがあるか探すのが面倒だったので目の前にあった成都東駅行のバス停からバスで向かいました。12元で40分くらいでした。
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古いバスでクラクション鳴らしまくりながらぶっ飛ばします。
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夕暮れ迫る中、成都東駅に到着しました。ホテルは反対側の出口にあります。駅の構内を抜ければ簡単だと思っていたら、切符が無いと中には入れない仕組みのようです。そこで駅舎をぐるっと迂回しましたがこれが、周りは開発中で道も途切れていたりで結局、元の場所に戻ってしまいました。さまようこと30分。完全に暗くなり、荷物をもっての移動でだんだん嫌気がさしてきました。目の前にホテルが見えているのにタクシーか・・と思った矢先、地下鉄の入り口を発見。地下も通れないかなと思ったらなんと地下は向こう側につながっていました。最初から地下に行けば良かった。地下に入って疲れ果てたので、コンビニで夕食を購入しておきました。とても外で食べる気力はありませんでした。初成都の食事はカップ麺とマズイパンという味気ないものになりましたが、とりあえず早くチェックインしないと・・
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ようやく、チェックイン出来ました。成都東駅の東出口からは歩いて5分程度です。ここでも成都東駅東口から地下道でホテルにつながっているはずでしたが、どういうわけか出口が無く、結局また来た道を戻って地上から向かいました。
一泊1500円のホテルで、たぶん、予約サイトの写真とは全然違って汚いんだろうなと思っていたらなかなか良いホテルでした。フロントも愛想良く、少しの英語なら大丈夫でした。レイフォントアパートメントホテルの一番安い部屋です。残念ながら冷蔵庫はありませんでしたが、コンビニも近いので冷たいものを飲みたいときは調達すればよいです。食事はホテルに付属のレストランがあり炒飯など18元くらいで食べられます。50mくらい離れたところの別の系列ホテルには24時間営業のコンビニがあります。また徒歩5分の成都東駅にも多数のコンビニがあります。道路を挟んで目の前には地元の商店が並んでいます。成都の中心街に出るには地下鉄で15分程度かかりますが、新幹線を利用して旅をするのであれば良い場所だと思います。
またこのホテルにはファミリールームなどもあり、こちらには洗濯機や冷蔵庫もついているようです。 -
今回の旅の相棒CARACLE-Sです。飛行機での輸送はタイヤの空気を抜く必要がありますのでいつもは小さなハンドポンプを持ってきますが、とても疲れるので、今回は新たに少し小さめのフロアポンプを購入して持参しました。とても楽ちんに7気圧まで充填できます。炭酸ガスを利用した空気入れもあり楽ちんなのですが、炭酸ボンベは中華国際航空では輸送禁止ということもあって、今回は断念しました。ダメージが無いかを確認して明日の天気とルートを確認して早めに就寝しました。飛行機移動の疲れもあり、いつもあまり寝つきが良くありませんがすぐに眠れました。ベットの固さも枕の高さも掛け布団の具合もすべて私好みでした。とても良いホテルです。
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5月4日(木)早朝4時半に目が覚めてしまいました。昨日コンビニで買っておいたマズいパンで朝食を取り、再度、天気予報とルートを確認します。GOOGLE MAPは中国ではずれて表示されるので百度地図というものを使います。これが中国のYAHOOみたいなものらしいのですが、とても良くできた地図で安心して使えます。
天気はおおむね晴れ、気温は30度にもなるようです。風は南風ということで、今回は北上することにしました。100キロ前後の距離を走れれば満足なので、それくらいの場所にあたりをつけます。地図では羅江あたりが100キロになるようです。
とりあえず、日の出を待って出発することにします。朝6時15分日の出とともにスタートです! -
30キロくらい走ったところに大きなモニュメントがあって、公衆トイレがありました。中国のトイレは凄いイメージがありますが、そんなことは無く、ごく普通の日本と同じ公衆トイレでした。また道路の清掃で散水車がいたるところで走っていて自転車もバックパックもドロドロになりました。
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50キロ地点で、広漢の街に来ました。ここには中国で最大の飛行学院があって、パイロットからCA、また地上の職員までを養成しているようです。とても規模が大きな学校で若者がたくさんいて、食事をするところも豊富にありましたが、また朝9時でしたので、先を急ぎます。
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70キロ地点の徳陽の街に入りました。三国志の遺跡もたくさんあるようですが、不勉強な私は良くわからないので、興味がある方からすればもったいないと思いますが、とにかく自分は中国で自転車に乗って都市から都市に向かうのが目的なので遺跡などは素通りしてしまいました。もっと余裕をもって旅するスタイルも必要かなと反省しています。。
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中国では今、電動バイクや電動車がたくさん走っています。ちょうど納車の風景です。軽自動車みたいなものも電動で、斜めになっているミニカーもみんな電動です。これらは音もなく近づいてくるのでとても怖い存在です。
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大きな交差点を超えるときは特に注意して進みます。信号無視の車やバイクが突っこんでくることもありますので・・。
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羅江近くでは三国志の道をたどる自転車ヒルクライムレースが先週行われたようでまだゲートが置き去りになっていました。
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1週間前にレースがあったようです。
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羅江の街でちょうどお昼になりました。建設されて間もない新幹線沿いに進んでいるので同じ羅江でもあまり街が開発されていません。ちょうど100キロになったのでこのあたりで新幹線に乗って成都に戻ろうかと思いましたが、なんと・・羅江東駅を発着するのはどうも朝夕しかないようで、もう一駅先の綿陽まで行くしかなさそうです。綿陽まではここから35キロです。2時間もあれば到着するでしょう。
ここにも普通の公衆トイレがありました。またさすが中国、卓球台が3台設置されれていました。
お昼でしたが、食事する場所も無くお腹もすいていなかったので昨日買っておいたアンパンを食べて20分くらい休んで出発しました。そろそろ、どこかで水分だけ買わないといけません。 -
10キロくらい走って喉が渇いてきたところにちょうど商店を発見しました。コーラと水で5元でした。ぼったくられることもなく、愛想も良く、いままで持っていた不愛想で・・などという中国のイメージが変わりました。
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たまにこんな立派な2輪車道が現れます。バイクと自転車が走れるのですが、たまに車が前から走ってきたりします。またバイクや自転車も逆走はOK?のようなので注意して進みます。
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午後2時半、綿陽駅に到着しました。135キロでした。とても大きな駅です。
綿陽の街は100万都市のようで、駅の周辺はかなり発展していました。時刻表を見ると午後4時過ぎまで新幹線がありません。この場所で買っておいた水を頭からぶっかけボディーシートなどで体を拭き、着替えを済ませて、切符を買いに行きます。
綿陽も三国志的にはとても重要な遺跡があるようです。何も見ずに一体何が楽しくて自転車に乗ってるのか?と良く言われるのですが・・これはこれで楽しいのですとしか言いようがありません(笑)
輪行袋に収納していたら周りにはギャラリーが・・30秒ほどで畳んでみせると驚きの声があがっていました。手品でも見ているようなイメージでしょうか。 -
とても大きなチケット売り場です。中国名物?の行列を想定しての広さなのでしょうか。今日はガラガラですぐにチケットを購入できました。中国語はしゃべれないのであらかじめメモ帳に列車番号と時間、行先、2等車などと書き込んで購入です。パスポートは必ず提出しないといけません。切符は記名式になっているので名前の確認が必要です。また駅に入場する際もX線での検査がありますし、かならず切符の名前と身分証明書の名前が一致しているかを確認されます。とても厳重です。料金は45元、乗車時間は1時間です。午後4時過ぎに出発予定。これといってやることも無いので早めに待合室に移動し明日以降の天気などをネットで確認することにしました。
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出発の20分前に改札が空きます。改札前には行列が出来ていますが、悪評高き横入りなどもほとんどなく、かなり意識が改善されていると感じました。ここだけ見ていたら日本に駅と全く変わりありません。
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和階号が入ってきました。最高速度200キロであっという間に成都に連れて行ってくれます。2等座は満席でした。
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定刻の夕方午後5時に成都東駅に到着しました。今日は迷わずにホテルに帰れそうです。疲れ果てていたので早くホテルに戻ってシャワーして寝たいという一心で今日も駅構内のコンビニに寄りました。自分は酒が飲めないので夜出歩くことはほとんどせず、夜はホテルで現地のテレビを見ながらゆっくり過ごすことが多いです。
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今回のホテルは30階建てでしたが私の部屋は6階でした。目の前の白い建物は小学校です。道路を挟んで後ろにはマンション群が立ち並んでいます。また周りもまだまだ建設途中のマンションがあってすごく発展しています。
ホテルはエレベータも合計6基あって待ち時間は全くありません。すぐにエレベータも来るしとても快適。しかも部屋の清掃も完璧です。毎日2本の水のペットボトルもつきます。バスタオルやタオルも清潔です。ベットもキングサイズなので大人2名でも全然大丈夫です。一部屋1500円なので二人なら750円っていったいどうやったらこんな値段で提供できるのでしょうか・・このホテルだけが異様に安いのがちょっと気になりますが快適なので良しです。 -
コンビニ飯です。17元でした。これに好物の茶卵2元をトッピングして豪華?ディナーになりました。これはこれで美味しいです。これで私は十分満足です。それよりも早く疲れをとってゆっくり休むほうを選択です。明日は雨予報。いつもならレインウエアを着て走りますが、中国はまだ不慣れなので雨天走行は危険と思い、明日起きてからの天気を見てから計画を立てることにして今日も早めに就寝です。
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成都から綿陽まで135キロ、休憩込みで8時間でした。
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