16年夏休み～クロアチア周遊二週間プラスαの旅★09 曲がりくねったトロギールの路地を歩く

2016/08/06 - 2016/08/06

ご訪問ありがとうございます。

スプリットでの2泊の滞在中に日帰りで近郊の町トロギールへ行って来ました。スプリットからはバスで1時間前後。町の歴史はギリシャ時代にさかのぼるそうですが、中世になって敵の侵入を防ぐため水路が設けられて島になったそうです。その島の中が旧市街になっていますが、細くて入り組んだ路地が続くその町並みは、中世をテーマにしたテーマパークのような感じもしました(^ ^)

小さな広場に建つ聖ロヴロ大聖堂では美しい装飾が見られるほか、鐘楼に登ることができます。鐘楼はそれほどの高さではないですが、赤と時々茶色の屋根の古い建物が並ぶ旧市街を一望することができました。

現地でトロギールとスプリットを結ぶフェリーがあることを知り、帰りは時間を合わせてこの船で帰ることにして出港したまではよかったんですが、5分後くらいに何かアナウンスがあったかと思ったらＵターンし、出発した港へ引き返してそのまま欠航に。しょうがないので帰りもバスでスプリットへ戻りました。

なお全体のスケジュールは次のとおりです。

　7月26日　伊丹→成田→　機中泊
　7月27日　→ドーハ→ベオグラード　ベオグラード泊
　7月28日　→サラエヴォ　サラエヴォ2泊
　7月30日　→モスタル　モスタル2泊
　8月1日　→ドブロヴニク　ドブロヴニク2泊
　8月3日　→フヴァル　フヴァル2泊
★8月5日　→スプリット　スプリット2泊
　8月7日　→プリトヴィッツェ　プリトヴィッツェ泊
　8月8日　→ザダール　ザダール2泊
　8月10日　→プーラ　プーラ2泊
　8月12日　→リュブリャーナ　リュブリャーナ2泊
　8月14日　→ブレッド湖　ブレッド湖泊
　8月15日　→ザグレブ　ザグレブ2泊
　8月17日　→ドーハ　空港泊
　8月18日　→羽田　東京泊
　8月19日　→伊丹

エリア トロギール(クロアチア)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 旅行の手配内容: 個別手配

スプリットの街の中心からちょっと離れた場所にある近郊バスターミナルからバスに乗り、1時間ちょっとでトロギールのバスターミナルに到着。
バスを降りるとすぐ、本土と旧市街がある島をつなぐ橋が見えました。

島と言っても本土の距離はこのくらい。
それでも敵の侵入を防ぐには相当な効果があったんでしょうね。

旧市街への入り口。北門です。

北門 建造物

北門からあまり広くない路地を少し歩くと、すぐに聖ロヴロ大聖堂が目に入ります。

聖ロヴロ大聖堂 寺院・教会

入り口の装飾がとても凝っています。

アップで撮ってみました。左側は髪型が特徴的なライオンの上に乗っているのはイブでしょう。ライオンの下にも動物が見えます。

ということは右側はアダムかな。
ライオンの前足の指は蛇の眼に刺さっているような感じ…怖

中に入ってみます。白ベースでまとめられている聖イヴァン礼拝堂。
まわりには十二使徒の像も。

天井も絵ではなく彫刻。

窓は小さな円形に縁取られて、ランダムに地味な色が。

よく見ないと気付かない細かい動物の装飾。

主祭壇。
壁や天井も含めてシンプルなつくりが、入り口周辺の装飾と対照的。
祭壇の前には百合の花、上には白いバラの花が置かれていました。

古い聖歌隊席も残されています。

では鐘楼に登ります！
三段に見える鐘楼の真ん中の段から見たおとなりの市庁舎です。

市庁舎 建造物

こちらは時計塔。
横に屋根付きの広場がくっ付いています。

東側の眺め。正面は旧市街の向う側にあるチオヴォ島。
旧市街がある島は本土とこのチオヴォ島との間にあります。
さらに奥にスプリット西部の半島部分も見えています。

これも東側で、本土とチオヴォ島の間の海峡です。
この先の海はチオヴォ島のと本土とスプリットの半島部分で囲まれた大きな湾になっています。

屋根をよく見ると、ところどころ違う色になっている部分がありますね。

こちらが西方向。旧市街に並ぶ屋根の向こうに少し海が見えます。

南側。
聖ニコラ修道院や、旧市街とチオヴォ島を結ぶ橋もちょこっと見えていますね。

大聖堂をあとにして、路地めぐりに行きますよ～
あ、カルロバチョ・ビールの配送車だ～
普通のトラックは入れないほどの細い道ですが、このミニ配送車なら大丈夫(^ ^)

古都トロギール 旧市街・古い町並み

どんどん奥に行きます。絶妙にカーブする路地。

石造りの建物、植木のプランター、台車までもが古めかしい(^ ^)

クロアチア人もタバコ好きな人が多いみたいで、テーブルの灰皿はおそらく従業員が抜け出して来て吸うためのものと思われ。

石畳の道がすり減っててかてか輝いています(^ ^)

重厚な古い建物に、ただ書いただけ、みたいな簡素な看板がミスマッチ。

土曜日だったせいか旧市街はけっこう人が多かったのですが、このあたりはお店も少ないせいか人通りも少なく、少し待てば人が入らない写真を撮ることが可能でした。

ランチタイム～(^ ^)
arucoでただ一か所紹介されているレストラン「マリヤナ」へ行ってみました。12時過ぎですが、こちらではまだランチには早い時間のようで、一番乗りでした。
生中(*´ω｀*)

マリヤナ ステーキ・グリル

そしてイカのグリルをいただきます(^ ^)
イカは柔らかく、塩味もバッチリ。ほうれん草とじゃがいものバター炒めもナイスでした(^ ^)

お店の中。
人が少ないのは時間が早いせいで、人気がないわけではないと思ふ。

そして同じくarucoでただ一軒紹介されていたアイス屋さんでアイス(^ ^)
クロアチアのアイス屋さんでは、たいてい1～2クーナプラスでワッフルコーンにグレードアップしてもらえることを発見。それを知ってからずっとグレードアップしてます(^ ^)

南側の海沿いを歩いていくと、やがてカメルレンゴの砦が。
単純な形がゲームっぽい(^ ^)
中は見てません…

お店がある路地は人が多かったです。

向こうの方にもう一つの砦、聖マルコの砦がちらっと見えています。
でもそこまで行きませんでした(^ ^)

橋を渡ってチオヴォ島へ。
橋を渡って左に曲がったあたりにスプリットゆきのフェリー乗り場があります。

30分ほど待って船が到着～
フェリーというか、ボートですね。

船の入り口で順番にきっぷを売るので、乗り込むのにちょっと時間がかかりましたが、全員が乗り終わったらスプリットに向けて出航！　風が気持ちいいです。

さっき聖ロヴロ大聖堂の鐘楼からも見えたチオヴォ島の山腹に並ぶおうち。

ところが5分ほど経ったところで、
アナウンス「qあwせdrftgyふじこlp」
「？？？？？？？」

間もなく船は大きく回転してトロギールの港の方へ戻って行きます。
「何か忘れ物でも？」
と思ったんですが、船が港に着くと、ほかのお客さんはどんどん降りていきます。仕方なくそれに続いて降ります。払った料金は返してくれましたけど…(・・;

たった今スプリットからの船が着いたばかりなのにね～波はあることはあったけど…
アナウンスはクロアチア語だけだったので、真相はわかりません。

しょうがないので、さっき渡ってきた橋をまた渡ってバスターミナルへ。
ちょうどどこかから来たスプリット行きの長距離バスが着いたので、直接バスのところへ行ってドライバーさんにスプリットまで乗れるか聞いたらOK。乗ってみたら車内はガラガラでした。

帰りのバスのきっぷ（右）は手書き。25クーナでした。
朝乗ってきた路線バスのきっぷ（左）は21クーナだったので、値段はあまり差がないです。長距離バスのほうが当然かかる時間は短いですし、スプリットの発着場所も駅前のバスターミナルなので、明らかに長距離バスが便利なようです…(^ ^)
真ん中は幻になったボートトリップのチケット。お金だけ返してくれて、チケットは回収されませんでした。

帰りのバスは空港の横の道を通過。ちょうどクロアチア航空の飛行機が降りてくるところが見えました(^ ^)

スプリット空港 (SPU) 空港

海をはさんで向こうにスプリットの街が近づいてきました～
このあとスプリットに戻り、また深夜の音楽祭の洗礼を受け（笑）、翌日またバスに乗ってプリトヴィツェへ。
スプリット編はこちらです。
http://4travel.jp/travelogue/11233787
そして、そのあとはプリトヴィツェ編へと続きます。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました(^ ^)