2017/01/28 - 2017/01/29
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hito1124さん
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メインの目的は別にあったのですが、時間がけっこう取れそうだったので、
行きたいと思いながら行ったことのなかった柳川へ訪れることにしました。
西鉄天神駅から電車で一本という意外なアクセスの良さ(時間は1時間かかりますが…)で半日まったり楽しんでこれたので、自分の記録がてらご紹介します。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- 交通
- 4.0
- 交通手段
- 観光バス 私鉄
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-
柳川へは西鉄の「柳川特盛きっぷ」を利用して訪れました。
往復交通費と、川下りの乗船代、それと指定個所の昼食代付とまさに柳川が満喫できるセットの切符でした。トータルすると、少しお得な価格になってます。
さて、柳川駅から早速川下りの乗船場へ向かいます。
川下りを行っている会社はいくつもありますが、特盛きっぷを使うと一社固定。その一社、柳川観光開発さんのバスが駅を降りてすぐのところで待っていて乗船場まで送ってくれました。
写真は駅にあった、北原白秋の歌碑。
縁の土地ということから、町のあちこちに歌碑が立っていました。 -
乗船場には、船がずらーっと。
冬なのでこたつ舟です。 -
といっても本当のこたつじゃなくて(当然)、テーブルの下に火鉢を置いて、その上に布団をかぶせているだけです。
だけどこれがとってもあったかい。
靴を脱いで入ればぬっくぬくでした。
時期的なこともあってか、アジア系中心の観光客8割という割合で、20人程度を乗せた船は出発しました。 -
船頭さんのゆったりとした案内と舟さばきによって、ゆっくりと舟は川を下っていきます。
水面すれすれを行く舟ですが、川面に波ひとつないので、不思議とバランスよく、不安感はまるでありません。 -
冬ですがお天気が良くて、頭に帽子をかぶっている人も。
-
白い壁が美しい。
川にも反射して映っていて綺麗です。
川下りのルートは1時間ほどですが、基本的には普通の通りや、一般の民家の裏を通っていく時間のほうが多いです。
なので風景がことさら歴史を感じる、というほどではありませんでしたが、なにかと早い交通機関が増えてきた今にあって、これほどゆったりと移動する、ということそのものが物珍しく面白い、と感じるようになったのかもしれません。 -
なまこ壁ですね。いわゆる。
盛り上がった部分が海のなまこに似ているからだそう。
幾何学的な模様にも見えて、美しい印象でした。 -
船頭さんは、柳川の歴史や、慣れた口調で語ってくれます。
そして地元に伝わる歌も。
さらに、最近外国人観光客が増えたからということで、台湾と韓国(だったかな?)の歌も披露されてました。
時代のニーズなんですね…
でもそちらの国の方には判ったらしくて、少し口ずさんでおられたのには、なんだかほんわかしました。 -
昔、魚を釣り上げていたという機械が残っています。
今はもうこの川から魚をとることはないそうです。
いないわけではないようなんですが、誰も食べないから、と言われてました。(生活用水も流れているからかしら?) -
低ーい橋も通っていくのも柳川の川下り名物。
船頭さんも素早い身のこなし?でなんなく通過してゆきます。 -
さて。
川下りを追える地点近くには…
むせるほどの鰻の匂いが!
柳川ってこんなに鰻が名物だったの!?
柳川鍋じゃなく!?
とひとりカルチャーショックを受けてました。 -
そしてしっかりその鰻をいただいてきました。
セイロ蒸しが名物とのことなので、そちらで。
もち米のおこわには鰻のタレとエキスが染み込んでいて、もっちりした食感とともに抜群の味。
鰻もほわほわと柔らかく、くさみもまったくなし。
大変おいしゅうございました。 -
腹ごしらえの後は、ぶらり散策。
こちらは北原白秋記念館。
うつくしいなまこ壁が素敵です。
生家を再建したものですが、中はもとの造りに忠実となっていて、当時の生活をしのばせるものとなっています。
写真や詩集など、さまざまな角度から北原白秋を知ることができます。 -
柳川では2月から「つるし雛」である「さげもん」で雛祭りを祝う風習があるのだそうですが、訪れたのは1月でしたが一足早くこの記念館ではこのさげもんが展示されていました。
まさに絢爛豪華…
さげもんの飾りひとつひとつにも意味が込められているそうで、親と家族たちの愛情を思い測れる、素敵な風習だなと感じました。 -
毬一つとっても、とても精巧です…。
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そして川藩主立川家の邸宅であった、「御花」を訪れます。
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一部を一般公開し、料亭旅館としても営業されているとのこと。
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洋風に統一された邸内。
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現在からみるとアンティークさを感じますが、もちろん当時は最先端で、ハイソサエティな交流が行われていたのでしょうね…
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少しだけ望むことができる庭園。
かなり広大で、なのによく整えられた、さすがの美しさでした。 -
こちらでもさげもんの展示がありました。
やっぱり絢爛豪華…、凄いのひとことです。 -
そうしてこの後は、ぶらぶらっとした後、バスでまた柳川駅へ戻り、柳川をあとにしたのでした。
天気が良く景色も十分に楽しめて、そしてほかにないゆったりとした時の進みかたを味わえた、良い旅となりました。
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