2016/11/19 - 2016/11/19
1581位(同エリア13879件中)
くーもさん
福岡で行われていた、世界最高峰のヨットレース「アメリカズカップ」の予選。
大会1日目のレースを砂浜より観戦してきました!
幸運なことに心配していた雨は降らず、午後からは恵まれた風が博多湾を駆け抜けてヨットが空中に浮き上がる『フォイリング』を何度も目にすることが出来ました。・・・フォイリングは前回のフランスのトゥローン大会では微風で、あまり見られなかったとのこと。アジア初開催のこの地で良い風が吹いてくれて嬉しかったです。
レースは1日3レースあるのですが、チームジャパンは2レース目で1位を取りました!空中に浮き、風を掴んで進む姿はまさに圧巻でした!!
※関連作はこちらです。
『アジア初開催!海のF1 ルイ・ヴィトン・アメリカズカップ・ワールドシリーズ福岡大会:進水式編』
http://4travel.jp/travelogue/11189949
- 旅行の満足度
- 5.0
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
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-
会場は10時半からオープン。
砂浜席は自由席なので早めに到着して行列に並びました。
手荷物チェックを終え、急いで砂浜へダッシュ! -
ステージの裏には、レース艇が係留していました。
チームジャパン、応援してます!! -
私の近くに陣取られた方は、福井県や大阪の方。
遠方から来られている方が沢山いました。海外のビジターも多かったです。 -
開会宣言はペッパー君。
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この優勝カップは1851年ロンドンで開催された『第一回万国博覧会』のレースで、ヴィクトリア女王より渡されたもの。
世界最古のスポーツトロフィーと言われていて、オリンピックより古いらしい。 -
王室御用達のギャラード社で作られた純銀製の水差しなのです。
キラキラ輝いていました!
飛行機のファーストクラスで移動し来日したみたいですよ。
(ちなみに今月の16日まで天神のルイ・ヴィトン福岡店で公開されていたみたい。
見に行けば良かったな) -
ドックアウトショーでは、各国のチームが意気込みなどを語ってくれました!
こちらはチームジャパンの総監督の早福和彦氏とスキッパー(船長)のディーン・バーカーさん。
早福さんは現在50歳。現役バリバリでヨットに乗っておられます。
今回、アメリカズカップに挑戦されるのは5回目。
日本が資金難でアメリカズカップへの道が途絶えた後も、外国のチームに入り挑戦されていました。ヨット界のレジェンドのような存在です。 -
ソフトバンクの孫正義氏も応援に駆けつけておられました。
・・・実は係留地のヨットハーバーでも、地元の人たちが世界大会だから、もっと多くの国が参加しているのでは?と勘違いしていましたが・・アメリカズカップは、ものすご~くお金がかかるので日本も挑戦したくても参加出来なかったんですね。
2000年以来、15年間も挑戦出来なかったのに・・
まさか日本で開催出来るなんて・・・ほんとに孫さんのお陰なんです。 -
孫さん、日本でこんな大きな大会を開催して下さいまして有難うございます!!
世界のセーラーの夢の大会ですもの。
しかも日本チームスキッパーのニュージーランド出身のディーン・バーカーさんは、第29回の大会でアメリカズカップを勝ち取り、第30回の大会では防衛にも成功している方!今後の日本チームの成長に期待しています。 -
ブゥーンとレッドブルが大会に華を添えてくれました。
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海面近く、しかもヨットに触れそうなギリギリのパフォーマンス!
面白かったです。 -
いよいよ6艇のヨットが動き出しました。
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重量1320kg、マストの高さは21.5m。
中心のウイングセールは硬質帆で、カーボンフレームと特殊フィルムで作られています。 -
白戸家のお父さんの帆も、お目見えです。
この写真では帆は1枚しか出してないけど、もう一枚あります。 -
左側の青いヨットはスウェーデンの『アルテミス・レーシング』
アルテミスはギリシャ神話に出てくる狩猟の女神で、帆には弓矢を構える女神のデザイン。 -
左の船が、2017年に2度目の防衛を目指すアメリカの『オラクル・チーム』
船体や帆にも「17」が書いてあるけど、はっきりした理由がわからず。
2017年がアメリカズカップの本戦だからかな?
右がフランスの『グルパマ・チーム・フランス』。 -
レースは13時からの予定。
それまで各チームが練習がてら、観客席に近いところでセーリング技術を見せてくれます。 -
・・・アカン。カッコよすぎる!!
全6チームはAC45Fという同じ規格の艇で競い合います。クルーは5人で、その他ゲスト1人が乗り込むみたい。
ダガーボードを調整する係、ウインチを回し帆などを調整する係など、クルーそれぞれにも役割があります。 -
左がニュージーランドの『エミレーツ・チーム・ニュージーランド』。
ニュージーランドはヨットが盛んで、強い選手が沢山海外へ出て活躍しています。
日本の主要メンバーにも、スキッパーのディーン・バーカーさんを含めて、ニュージーランド出身の選手が4人もいます。
スウェーデン艇、海面から浮いてますね! -
日本も素晴らしいパフォーマンスを見せてくれました。
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息の合った動きに驚きです。
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さてさて、そろそろスタートです。
テレビではスタートラインがCGで引かれていますが、選手は浮標(ぶい)と浮標(ぶい)を基準に自分の中でイメージしているようです。
速度をつけつつスタートライン付近でけん制しあっています。
(レースを振り返って、本当に最初のスタートや位置が重要だと思いました。) -
確か1レース目かな?フランスがスタートでフライングしてペナルティでした。
・・・記憶が曖昧だけど、2艇差分つくまで動いてはいけなかったような気がする。
※ルールをあまりわかってなくて申し訳ないです -
反対側の胴体で進む、片ハルがよく見られました。
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スウェーデン艇。
こんな角度でよく海に投げ出されないな~と感心するわぁ。
体感速度、200km。命がけのスポーツというのに納得です。 -
さすが現在総合1位のイギリスが強いです。
R1の1位はイギリスの『ランドローバーBAR』!! -
R1の2位はニュージーランド。
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R1の3位はスウェーデン。
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R1の4位はアメリカで・・・
日本は5位!でした。 -
各国、岸に戻ることなく沖で調整しながら、2レース目まで待機しています。
カウントが始まり・・ -
2レース目は日本が抜群のスタートでした。
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うぁぁぁ。飛んでます!
空中を浮いています!! -
早い段階で、2位のアメリカのチームに差をつけ始めていたと思います。
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行け~~~
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予選8戦を終えた段階で日本と僅差のスウェーデンも健闘しています。
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イチオシ
青の船体と、黄色のヘルメットは遠くから見ても目立ちます。
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イチオシ
空中に浮く、フォイリング状態になると加速し、カメラで追いかけるのも大変!!
フォイリングに入ると音も静かで、例えるなら飛行機の離陸状態のときのような、ふわっとした感覚がずっと続く感じだそうです。 -
カタマランという船の構造は、2つの船体と船体を甲板でつないでます。
間の部分はトランポリンと言い、見た感じ丈夫な網のような素材で作られていました。
下からも容赦なく水しぶきがたたきつけています。 -
海上観戦もされていました。
遠くの船には、 -
沢山の人!!!
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おめでとうございます!チームジャパン、スタートから危なげなく1着でゴール!!
私を含めて日本人はアメリカズカップの応援の仕方にあまり慣れていないのだけど、その時は思いっきり嬉しい歓声が上がりました~ -
2レース目の結果は・・
1位日本
2位アメリカ
3位イギリス
4位スウェーデン
5位ニュージーランド
6位フランス
という順番です。
1位から10点、9点、8点・・というようにポイントが加算されます。 -
空がだんだんと青みがかって来ました。
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今日の最終レースの3レース目です。
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スタートしました!!
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日本艇頑張れ~
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スウェーデン艇、日本艇、イギリス艇がひしめき合っています。
すごい接近戦のようです -
ぶつかりそうな感じでした。
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他の5人が動き回っている中、写真左に足を投げ出して座っている人がゲストかな?
練習日には福岡出身のバトミントンの潮田玲子さん。
11/20には小嶋瑠璃子さん、福岡の高島市長など乗っていたようです。
なかなか出来る経験じゃないので、かなりかなり羨ましい。
この日はどなただったのだろう・・ -
イチオシ
天気も回復したし、ホントに観戦出来て良かったです!!
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・・・
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フランス艇もカッコいい。
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こんな激しい海の競技があるなんてびっくりです。
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・・・
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・・・
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本日最後の3レース目、1位はアメリカのオラクルチーム!
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安定の走りでした。
R3の順位は以下の通り。
1位アメリカ
2位イギリス
3位ニュージーランド
4位フランス
5位スウェーデン
6位日本
残念ながら日本は6位。
でも、さっき素晴らしいレースを見れたからいいのだ(*^-^*) -
11月19日の全レースの結果。
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今日の3レースを終えて、総合順位は4位のまま!
・・・スウェーデンとの差も8ポイントのまま。
良かった~~。ほっとしました。 -
試合後のステージイベントで、選手のサイン会がありました!
チームジャパンからは今日は吉田雄悟選手とウイングトリマーのクリス・ドレーバーさん。御二方からサインを頂き感激! -
日本は大会1日目の反省を生かせるチームなので、きっと2日目で順位を上げるように調整していくだろうとのこと。
現に、前回のトゥローン大会でも初日最下位やったけど、最終日に巻き返し劇的な2位入賞だったもんな~
明日の日曜日はハッピーサンデー。
ポイントがすべて2倍なので可能性は大いにあり!です。 -
ステージイベントではサイン会に結構時間をとって下さっていたようで、みんな大賑わい。スウェーデンチームはアラミスのステッカーを配ってくれたりしました!
こちらはアメリカのサム・ニュートン選手。
びっくりしたのが靴とかルイ・ヴィトンのバッグにサインしてもらっている方もいましたw -
私は双眼鏡に・・・(*^-^*)
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レースが終わり、小さなクルーザーに引かれ船が停泊地へと戻って行きます。
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午前中は、あまりウロウロ出来なかったので、少し会場を散策。
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公式グッズのお店が、あり得ないほど大混雑していました!
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こちら会場の地図。
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飲食の出来るブースもありました。
日清のカップヌードルが無料で貰えたり、SNS登録でビニールバッグやタオルをもらえる企業さんもありました。 -
空飛ぶヨット AC45Fの構造。
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5人のクルーの役割です。
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帰り道、奇跡が起こりました!
チームジャパンの吉田雄悟選手とばったり会ったのです。
焦りまくって先程はサインを有難うございましたとしか言えず・・一瞬固まっていると、「今度は写真を撮りましょうか?」と向こうから言って下さいました。 -
くーも、厚かましくも旗を出したのですが、何と旗を持って下さいました。涙
いい人だ!!!
くーも旦那は冷静に明日も頑張って下さい。応援しています!と言ってました。 -
これは前日18日にたまたま撮影した、ルイ・ヴイトン福岡店。
お店のイルミネーションもアメリカズカップ仕様でした♪ -
優勝杯が16日までここにあったなんて・・感激です。
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さてさて大会1日目終了後のヨットハーバー。
警備艇に見守られながら6艇、静かに休んでいました。
明日も頑張って欲しいです!!
『アジア初開催!海のF1 ルイ・ヴィトン・アメリカズカップ・ワールドシリーズ福岡大会:2日目 ヒルトン35Fより観戦!』に続きます。
http://4travel.jp/travelogue/11192745
※ヨットのことは詳しくないので、もし間違った情報を書いていたら、わかり次第訂正しますね。その点、ご了承願います。
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