2016/05/19 - 2016/05/19
117位(同エリア984件中)
マサラさん
「食は広州にあり、味は四川にあり」と言われる事もある程、中華料理の中でも最重要視される四川料理。
成都2日目は、グルメ旅なら欠かせない「川菜博物館」へ行って来ました!
あ、今回の旅のテーマはあくまで「食」なので、パンダちゃんは見に行ってませんので悪しからず〜♪
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 3.5
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩
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-
前の晩、帯状疱疹がピークに差し掛かったようで、痛すぎて一晩中のたうち回って、ほぼ一睡も出来ぬまま朝を迎えました。
ドミだからうめき声を上げる訳にも行かず、歯を食いしばって耐えました。
本当にこの夜が一番辛かったかも。
でも、帯状疱疹は夜悪化する事が多いみたいで、朝になると幾らか軽減。
という事で予定通り今日のスケジュールをこなす事に。
前置きが長くなりましたが、
朝食に選んだのがこちらのお店。
地下鉄の人民公園駅から3分位の所にあります。私の宿の最寄駅の隣の駅で地下鉄乗るの面倒だと思いバスに乗ったけど、停留所2個だし、バスだと行きすぎちゃうので歩いて行けば良かったと思いました。 -
ここの肉まんは「涙を流し口から火をふく四川料理の旅」で、成都一の肉まんと言う触れ込みで登場していたお店です。
材料と製法にこだわりのあるお店だそうです。
焼売5元、椎茸饅2元だったかな?
漬物はサービス。
安いでしょ〜♪ -
包子は餡がギッシリ!
味付けもちょうど良く、皮ももっちり食べ応えのある皮。
若干冷めてはいたものの、それでも美味しく頂ける肉まんでした。
焼売も手作りの味で美味しかったです。朝ごはんにちょうど良かった! -
そして今日のメインイベントはこちら。
川菜博物館です。
地下鉄2号線の終点、犀浦下車。
改札を出て左手の出口(確かA2出口)を出ると目の前が市バスのターミナルのようになっていますので、そこからP22のバスに乗って終点まで行きます。(1元、所要約1時間)
四川料理の旅の本や地球の歩き方に載っていたバスの番号は今は違うみたいなので間違えないように!ちなみにP22は20分〜30分おき位の頻度で出てるみたいでした。
バスの終点の通りの向こうにこの建物が見えるのですぐに分かると思います。
不安ならば、運転手さんに川菜博物館って見せれば教えてくれると思います。 -
こちらが入り口。
入場料は60元です。
なんかこの日は成都の旅行ウィークという事で、12時までに来ると入場料が無料だったそうですが、そんな事とは知らず。よく覚えてないけど、時間過ぎてたのかな?ちゃんと入場料払って入場。 -
博物館に入ると食器とか、色々な展示物があるんだけど、どれも年代物って書いてある割に「本当かなぁ?」と言いたくなるようなものばかりσ(^_^;)
唯一このお箸は本物っぽく見えた。 -
四川料理の様々な調理法が書いてあります。
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陳建一さんが寄贈した著書!
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昔の台所を再現。
今でも田舎に行けば現役で活躍してそうだけどね。 -
レトロなダイニング
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博物館の建物を出ると素敵な中庭が。
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奥に進むと四川料理の原料展示区があります。
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例えば、原料になる鴨やアヒル、鶏などは大きな柵の中でまとめて飼育されていますが、中には脱走して野放しになってる子とか。
野菜も色々栽培されてました。 -
でもやっぱり四川料理に欠かせないものと言ったらやっぱりこれでしょ〜?
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川菜博物館での一番の見所は何と言っても郫県豆板醤の展示区!
伝統的な製法を守って、無添加の豆板醤を造っているのが見れるんです。 -
ドドンと並んだ甕は300程あるそうな!
すごーい!
豆板醤の香もプンプン!
これだけでも見に来る価値あり! -
豆板醤展示区には外に置いてある使い捨てのシャワーキャップを被れば入る事が出来ます。
これは仕込み始めたばかりの豆板醤。
かき混ぜたりする体験も出来ます。
新しいからまだ鮮やかな朱色ですね。 -
こちらは2011年に仕込んだもの。
という事はもう5年も熟成されてるって事だね!
上の新しいものと比べても一目瞭然でしょ〜?
水分も抜けて色も深みを増しています。
はぁ〜凄い。 -
豆板醤展示区の中には湯元と涼粉を出すコーナーがあります。
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スタッフがその場で手作り。
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小さいお茶碗1杯分、試食する事が出来ます。
試食の際入場券を見せないといけないので捨てないでね。
今日は午前中は入場無料だったらしいけど、無料で入った人は試食が出来なかったみたいだから、どっちみち入場料払って入って正解でした。
これは涼粉。 -
湯元の中身は胡麻と紅糖。
美味しかった〜♪ -
別の場所には麺類や水餃子、ワンタンを出すブースが。
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調味料。
調理台の横にそれぞれの料理の調味料の配合分量が書いてある紙が貼ってあったのに写真を撮るの忘れた!!! -
ここでは担担麺とワンタンを頂きました。お茶はセルフ。
お茶っ葉入れすぎたかな?σ(^_^;) -
ぱっと見美味しくなさそうだったのに、まぜまぜして食べたら美味しかった〜♪
ワンタンもその場で包んでました。 -
このメニューに載ってるものは全て無料で食べられます!
これだったら60元の入場料払っても良いんじゃない? -
こちらは豆花コーナー。
昔使われていた豆を潰す道具? -
清の時代の臼
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石臼を回す(?)体験コーナー。
やってみたけど、コツを掴まないとピクリとも動かない。
動かせても、重くて凄く重労働。
昔の人は大変だったのね〜。 -
豆花はおぼろ豆腐みたいなもの。
麻辣味か、甘いデザートか選べます。
もちろん両方食べてもOK! -
私はせっかくだから麻辣味をチョイス。
ここのコーナーのおばさんに日本から1人で来たって言ったら凄く驚かれた。 -
試食でお腹一杯になり大満足で出て来た出口のお土産コーナーで販売していた豆板醤。もちろん中で造っていたここの自家製。
1年ものから4年ものまであるんだけど、値段が鬼高い!
1年もので38元、2年ものが78元、3年ものが138元、4年ものに至っては298元!!!
悩みに悩んだ挙句、どうせ味の違いなんか分かんないだろうと思い1年もので妥協した。 -
ところが、お金を払った後に大きなボウルに入った1年ものから3年ものまでの豆板醤が展示してあるのに気が付き、香りを嗅いでみたらあらびっくり!
1年ものと2年ものの香が全く違う。
1年ものはなんと言うかフレッシュさが残っているのか香が弱く、郫県豆板醤らしさが全然感じられないのに対して、2年ものになると一気に深みが増して先程の展示区で嗅いだ香がはっきりと感じられた。3年ものと2年だと、倍の値段の差は感じられなかった。
と言うわけで、レジのお姉さんに事情を話し、差額を支払って2年ものに交換してもらった。
1年ものだったら多分スーパーで売ってるのと大差なかっただろうから、ここで気がつけて良かった。 -
博物館からの帰りのバスは博物館の目の前から出ます。
来た道を戻り、成都の街中まで帰ってきました。ここは春煕路の繁華街。
パンダが脱走しようとしています。(笑)
いやぁ〜本当に10年前から随分と様変わりしましたね〜。
街も人もおしゃれ度がかなりアップしています。
10年前は街中でも30秒に1回は痰を吐く「カーペッ!」って音があちらこちらから聞こえてきてノイローゼになりそうだったのに、今は全然聞こえない!
(ちょっとでも郊外になるとやっぱり「カーペッ」は健在です。笑) -
近代的なビル群の谷間にひっそりと残されたYMCAか何かの歴史ある建物。
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ちょっと早めの夕食はこちらのお店にしました。
字を見て分かった人もいるかな?
こちらはなんとなんとお蕎麦屋さんなんでございます! -
成都でまさかお蕎麦を食べられるなんて、思いもよりませんでしたよ。
日本の蕎麦とは製法が違うようで、この器械で生地を絞り出して作るようですよ。 -
蕎麦は5種類の味(?具材)から選べます。
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私は牛肉蕎面12元にしました。
見た目はその辺にありそうな紅油の麺って感じですが…。 -
麺をひと口食べてみると、
うひょー!紛れもなくお蕎麦ですよ。
こんな辛いスープなのに、しっかり蕎麦の香があるなんて凄い!
食感もちょっとザラつく感じがちゃんと蕎麦!!
こちらのお店は40年以上続く老舗で、四川産、内モンゴル産、山西産の蕎麦粉をブレンドして作ってるんだって!しかも日本のお蕎麦屋さんも視察に来ることもあるとか!?(「四川料理の旅」より)
これは良い意味で想像を超えて来た。
ここはまた成都に来たらリピしたいお店ですね! -
美味しいお蕎麦に感動した後は、腹ごなしにジュース片手に散策〜♪
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天府広場の毛主席にご挨拶して〜
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電車かバスに乗ろうと思いながら歩いてたらいつの間にか宿の近くまで歩いてきちゃった。
地図で見るよりずっと小さいな、成都の中心部って。
と、とあるレストランからひょこひょこ可愛い子猫ちゃん達が出て来た!! -
子猫ちゃん達が冒険しに行った先はお隣の果物屋さんでした(笑)
一昨日の閬中にしろ、久々に子猫見れて嬉しかったなぁ〜♪
今日は鎮痛剤飲んで昨日よりは痛みも熱っぽさも大分落ち着いたけど、大事をとって早めに宿に帰りゆっくり休む事にしました。
ではまた明日!
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