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福岡県の南東、大分県との県境にある「うきは」に行ってきました。<br />江戸時代、宿場町として栄えたうきは市吉井町。<br />酒造業、精蝋などの産業が生まれ、財を成したそうです。<br />この時期は『筑後吉井 おひなさまめぐり』というイベントが行われていて、<br />町内の旧家などが所蔵する江戸時代から現代までの<br />豪華なものから代々伝わっているもの、珍しいものが<br />商店、旧家などに展示されていました。

福岡−うきはのおひなさまめぐり−

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2016/03/05 - 2016/03/05

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Samansa1126

Samansa1126さん

福岡県の南東、大分県との県境にある「うきは」に行ってきました。
江戸時代、宿場町として栄えたうきは市吉井町。
酒造業、精蝋などの産業が生まれ、財を成したそうです。
この時期は『筑後吉井 おひなさまめぐり』というイベントが行われていて、
町内の旧家などが所蔵する江戸時代から現代までの
豪華なものから代々伝わっているもの、珍しいものが
商店、旧家などに展示されていました。

旅行の満足度
4.0
観光
4.0
グルメ
4.0
ショッピング
3.5
同行者
家族旅行
一人あたり費用
1万円未満
交通手段
自家用車
旅行の手配内容
個別手配

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  • 福岡県の南東、大分県との県境にある「うきは」に行ってきました。<br />江戸時代、宿場町として栄えたうきは市吉井町。<br />酒造業、精蝋などの産業が生まれ、財を成したそうです。<br />白壁土蔵はその富の象徴でもあり、<br />防火対策の意味も含め建てられたものです。<br />

    福岡県の南東、大分県との県境にある「うきは」に行ってきました。
    江戸時代、宿場町として栄えたうきは市吉井町。
    酒造業、精蝋などの産業が生まれ、財を成したそうです。
    白壁土蔵はその富の象徴でもあり、
    防火対策の意味も含め建てられたものです。

  • この時期は『筑後吉井 おひなさまめぐり』というイベントが行われていて、<br />町内の旧家などが所蔵する江戸時代から現代までの<br />豪華なものから代々伝わっているもの、珍しいものが<br />商店、旧家などに展示されていました。<br /> <br />おひなさまといっても色々。<br />コレ少し変わっていますよね。<br />手前は庶民のおひなさまといえる「おきあげ」。<br />奥の箱に入っているのが「箱雛」。<br />「おきあげ」とはお雛様、歌舞伎や浮世絵を題材に<br />明治時代〜昭和初期に家々の女性が手作りしたものだそうです。<br />作り方は、下絵を描いて、厚紙に写し、綿をのせて、<br />綿をのせて、着物のはぎれなどの布地でくるみ、張り合わせる。<br />竹をつりつけて、藁や畳のヘリに挿して、<br />「箱雛」の周りを彩るように飾ったそうです。<br />

    この時期は『筑後吉井 おひなさまめぐり』というイベントが行われていて、
    町内の旧家などが所蔵する江戸時代から現代までの
    豪華なものから代々伝わっているもの、珍しいものが
    商店、旧家などに展示されていました。

    おひなさまといっても色々。
    コレ少し変わっていますよね。
    手前は庶民のおひなさまといえる「おきあげ」。
    奥の箱に入っているのが「箱雛」。
    「おきあげ」とはお雛様、歌舞伎や浮世絵を題材に
    明治時代〜昭和初期に家々の女性が手作りしたものだそうです。
    作り方は、下絵を描いて、厚紙に写し、綿をのせて、
    綿をのせて、着物のはぎれなどの布地でくるみ、張り合わせる。
    竹をつりつけて、藁や畳のヘリに挿して、
    「箱雛」の周りを彩るように飾ったそうです。

  • 裏側はこんな感じになっています。<br />もう随分薄くなってよく読めないのですが、<br />その時代の新聞が見えています。

    裏側はこんな感じになっています。
    もう随分薄くなってよく読めないのですが、
    その時代の新聞が見えています。

  • こちら見せていただいたのは「林家」。<br />こちらでは貴重な明治の「おきあげ」、大正の「箱雛」が<br />見られると同時に、こちらの豪華な「昭和の御殿雛」。<br />御殿飾りは明治・大正時代を通じて京阪神間で人気があったものだそうです。<br />雛壇はそれだけで華やかですが、<br />初めて見た御殿雛はまさに豪華絢爛といった感じです。<br /><br />

    こちら見せていただいたのは「林家」。
    こちらでは貴重な明治の「おきあげ」、大正の「箱雛」が
    見られると同時に、こちらの豪華な「昭和の御殿雛」。
    御殿飾りは明治・大正時代を通じて京阪神間で人気があったものだそうです。
    雛壇はそれだけで華やかですが、
    初めて見た御殿雛はまさに豪華絢爛といった感じです。

  • こちらは「平成の京雛」。<br />私の実家にあった雛壇もこのタイプだったので、<br />これを見ると懐かしいと思えます。<br /><br />

    こちらは「平成の京雛」。
    私の実家にあった雛壇もこのタイプだったので、
    これを見ると懐かしいと思えます。

  • この大きな時計。<br />1912年(大正元年)に製造されたぜんまい時計。<br />ちょうどお店の人がネジを巻いていました。<br />そして、12時にはゴーン、ゴーン、ゴーン♪と12回。<br />重量感のある音が鳴り響いていました。<br /><br />

    この大きな時計。
    1912年(大正元年)に製造されたぜんまい時計。
    ちょうどお店の人がネジを巻いていました。
    そして、12時にはゴーン、ゴーン、ゴーン♪と12回。
    重量感のある音が鳴り響いていました。

  • 雛道具をすべて単品で買うことができるお店、「工房雛子」。<br />こちらでは日本最大級等身大の享保雛が展示されていました。<br />手前にあるのが一般的なお雛様。<br />こうやって並べておくと享保雛の大きさが分かるますよね。<br />横に並んでも顔の大きさが同じくらいで迫力満点です。<br />

    雛道具をすべて単品で買うことができるお店、「工房雛子」。
    こちらでは日本最大級等身大の享保雛が展示されていました。
    手前にあるのが一般的なお雛様。
    こうやって並べておくと享保雛の大きさが分かるますよね。
    横に並んでも顔の大きさが同じくらいで迫力満点です。

  • こちらは日本一大きなお雛様を展示していた「丸一屋」。<br />お店の方が不在で、残念ながらガラス越しでしか見れませんでした。<br />お雛様の飾りとか着物とかとても興味深かったのですが残念。<br /><br />このあと大分県日田市の方へ移動するのですが、<br />正直言ってうきはではそれほどお雛様が展示されていると知らず<br />期待していなかったのです。<br />ところが、今回見せてもらったところはどこも無料で<br />しかもお店の方が説明してくださる!<br />この他にもいくつか回って、予定よりも時間をオーバーして<br />うきはを散策しました。<br />次回はもう少しゆっくり時間をとって、今回周りきれなかったところを<br />行ってみなくては。。

    こちらは日本一大きなお雛様を展示していた「丸一屋」。
    お店の方が不在で、残念ながらガラス越しでしか見れませんでした。
    お雛様の飾りとか着物とかとても興味深かったのですが残念。

    このあと大分県日田市の方へ移動するのですが、
    正直言ってうきはではそれほどお雛様が展示されていると知らず
    期待していなかったのです。
    ところが、今回見せてもらったところはどこも無料で
    しかもお店の方が説明してくださる!
    この他にもいくつか回って、予定よりも時間をオーバーして
    うきはを散策しました。
    次回はもう少しゆっくり時間をとって、今回周りきれなかったところを
    行ってみなくては。。

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