2015/11/23 - 2015/11/23
9位(同エリア61件中)
ハンクさん
11月のメキシコ滞在中に訪れた、中央高原のコロニアル都市の中でも最も印象的だったのがサン・ミゲル・デ・アジェンデである。何と言っても、市の中心に聳える、赤みを帯びた色の石材で作られた、ゴシック様式の尖塔を持つサン・ミゲル教区教会が美しい。そしてこの街には、アメリカ、カナダ、ヨーロッパからも移住してきた人が多いという。確かに街中では白人の姿が目立ち、英語が聞こえてくる。
サン・ミゲル・デ・アジェンデはメキシコの中央高原北西部にある都市で人口約16万人、コロニアル建築の歴史的建物が立ち並び、美しい景観がその原形を保っている。観光地として、またリタイア後の安住の地として外国人からも人気があり、メキシコ全土に知られた美術学校であるアジェンデ美術学校やエルニグロマンテ文化会館があり、世界から芸術家が集まるアートの街でもあるという。
スペイン植民地時代初期の1542年に、フランシスコ会の聖職者サン・ミゲルによって「サン・ミゲル・デ・エルグランデ」という要塞のような街の基礎が築かれた。18世紀には手工業が発達し、市街が拡大された。現在残る歴史建造物はこの頃建てられたものである。20世紀になって、この街にメキシコ独立戦争の指導者であるイグナシオ・アジェンデが生まれた。後に彼の名をとって、この街の名は「サン・ミゲル・デ・アジェンデ」と改められた。彼の生家は「サン・ミゲル・デ・アジェンデ歴史博物館」となっている。
夕暮れに丘の上から最初にこの街を眺めた。ナトリウムランプの淡いオレンジ色でライトアップされたサン・ミゲル教区教会の周囲の光景に魅了されてしまった。帰国の数日前に再びこの街に立ち寄って、青空のもとで街を撮影して歩いた。街の中心部は多くの観光客が訪れており、何やらイヴェントの準備がされていた。ソカロ広場に面する歴史的な建築物にスターバックスの看板を見つけ、思わず引き込まれるように店内に入った。これほど美しいスターバックスの店内は世界でも稀であろうと思った。その写真を掲載しておく。
ケレタロ、グアナファト、モレーリアとメキシコ中央高地にあるコロニアル都市を巡ったが、ここサン・ミゲル・デ・アジェンデは最も気に入った。多くのペンション生活者が暮らしていることも頷ける、落ち着いた街並みの中に生き生きとした雰囲気が感じられる。何度でも訪れたい街だ
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.5
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 社員・団体旅行
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- タクシー 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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イチオシ
市の中心に聳える、赤みを帯びた色の石材で作られた、ゴシック様式の尖塔を持つサン・ミゲル教区教会
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サン・ミゲル教区教会の内部のドームの装飾も素晴らしい
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電飾されたキリスト像
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サン・ミゲル教区教会の素晴らしい内装
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サン・ミゲル教区教会の素晴らしい内装
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サンフランシスコ教会のファサード
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サンフランシスコ教会の庭、クリストバル・コロンの像とある
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サンフランシスコ教会の装飾
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サンフランシスコ教会の装飾
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サンフランシスコ教会の内部
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サンフランシスコ教会の内部
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サンフランシスコ教会の内部
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サンフランシスコ教会のマリア像
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歴史地区の裏通り
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ラコンセプション教会の塔とドーム
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ラコンセプション教会の内部
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ラコンセプション教会の聖壇
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ラコンセプション教会の内部
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ラコンセプション教会のドーム
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アーチ橋がある街並み
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歴史的な街並みを見下ろす
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旧市街の歴史的な建築物
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何とここにスターバックスがある
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パティオもスターバックスの一部
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これまで入った中で最も美しいスターバックス
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旧市街のアーケード
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石畳の街並み
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丘の上から眺めた夕暮れのサン・ミゲル・デ・アジェンデ
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迷路のような中世の街並み
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夕暮れのマーケット
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