2015/09/07 - 2015/09/07
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urufeeさん
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韓国・済州島の言葉「オルレ」は、本来「通りから家に通じる狭い路地」という意味らしいです。これがトレッキングコースとして名付けられました。海岸線や山などの自然、民家の路地などを身近に感じて楽しみながら歩けるのが良いとの事。この済州オルレの姉妹版として、九州に15コース設定されたのが”九州オルレ”です。
今回は初めての九州オルレなので、遺跡散策も楽しめる唐津コースを歩いてみました。
唐津コースは秀吉の朝鮮出兵の為に、全国の大名が作った陣跡の幾つかを散策しながらのコース設定になっているので、歴史散策としても楽しめました。
想像以上に整備されていたのですが、途中一カ所だけコースを外れてしまいました。それでも、全長11.2kmに波戸岬をめぐるオプションコースを加えた12kmチョットを無事歩きました。
他にも”天草・松島コース”や、”霧島・妙見コース”など面白そうなコースが有るので、順番に歩いてみたいなと思っています。
写真は秀吉の本陣が置かれた名護屋城天守閣跡から見た、石垣の一部です。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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唐津コースのスタートポイントは,道の駅桃山天下市の第2駐車場に有ります。
唐津市内に宿を取ったので,バスで道の駅桃山まで移動しました。コース途中に昼食取れそうな場所は無いだろうと思い,この道の駅内のレストランで昼食取ってからスタートです。
ここが唐津コースのスタート門。 -
門を入って左側を見たところ。
月曜日で他に歩くような人も無さそうだし,一人でこの道を行くのかと一寸ビビってしまった。 -
勇気を出して途中まででも行ってみるかと進み始めたら,このようなコース標識が結構頻繁に見えます。
青いリボンが”スタートポイント→終点方向”の標識で,赤いリボンはその逆コースを示しています。 -
青・赤のリボンだけではなく,この様な矢印表示も有り,結構整備されているんだと一安心。
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木の枝だけではなく,電柱にも標識付けてくれてます。
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道路上にだって標識書いちゃいます。
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そしてこの様な陣跡の石垣を見ながら進んで行きます。
ここは”古田織部陣跡”。古田織部は信長の家来で,のちに秀吉に仕えた武将。利休亡き後は茶の湯の第一人者として秀吉に重用された。130騎の小規模で在陣し実際に朝鮮に渡海はせず,名護屋での茶席を取り仕切っていたと推察される。(要約)
と言うような説明版も整備されていました。 -
ここは堀秀治陣跡の本曲輪を整備した場所。
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ここの説明版は本曲輪の整備状況までイラスト入りで説明されています。
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小高い堀秀治陣跡を降りたところの,ナカナカ良い雰囲気だった切通し。
堀秀治陣跡ではコース表示の竹竿が倒れて草に埋もれてしまい,一旦コース見失ったかと心配しました。でも何とか青赤リボンを見つけて一安心。 -
やっと秀吉の本陣が置かれた名護屋城址に到着。大手門からの坂道を登ります。
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秀吉本陣跡は流石に広い場所でした。
これは天守台跡を整備した場所。 -
6階建てだったという天守から,秀吉も朝鮮半島方向を眺めたのでしょうね。
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風が物凄く強かったのですが,眺めの良い場所でした。
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秀吉本陣跡を見終わって,足利義昭本陣跡へ向かう途中で,完全にコースを外れてしまいました。
暫く歩いてから気が付いたのですが,帰りのバスの時間も有るのでそのまま進み,途中で何とか本来のコースを見つけました。
折角なのでコースを一寸だけ逆進して海岸線まで降りてみました。
本来のコースは,この写真の右手から降りてきて,左側に登って行きます。 -
再び本来のコースに戻って進み始めたところ,害獣除けの高圧電線柵が。
”日中は電気流してないから,またがってお入りください”との事なのですが,一か月ほど前に感電事故で2名の方が亡くなる事故が有ったばかりなので,一寸ビビってしまった。
でも,周囲全て高圧電線で迂回ルートも無さそうなので,勇気を奮って跨いで通過。 -
ゴールの波戸岬が見えてきました。
この周辺はキャンプ場として整備されていました。 -
やっと波戸岬到着。本来の唐津コースはここまでなのですが,折角なのでこの先のオプションコースである,灯台の方まで行ってみます。
途中,玄海海中展望塔にも立ち寄ってみました。 -
入り口でチケットを購入して海中展望塔へ向かいます。
風が凄くて波飛沫でメガネが一寸曇ってしまうくらいです。 -
風が強いので波も結構立っています。
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海中展望塔内部は360度こういった窓になっています。
見れる魚の説明が有るのですが,自由に泳いでいる魚を特定するのは難しかったです。 -
窓外はこんな感じ。
波が強いせいか,泳いでいるというより,波に揺られて漂っている感じでした。 -
海中展望塔を出て岬先端に向けて進んで行きます。
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これが先端にある灯台。
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岬神社も有ります。
日本人って何でも神様にしちゃうんです。 -
済州市と唐津市が姉妹都市締結20周年を記念して,2014年に済州市より寄贈されたトルハルバン(石のお爺さん)。
トルハルバンは済州城等の城門に置かれて,城に出入りする人を監視した武官の事らしいのですが,ここが波戸岬側からのスタート地点みたいです。
この上の方に,サザエの壺焼きを食べさせるお店が数軒有ります。でも貝類が大嫌いな私はビールだけ飲んで,バスに乗って帰路につきました。
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