2015/11/07 - 2015/11/07
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jilllucaさん
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2015年に日本の動物園で生まれたレッサーパンダは16園で23匹(11月7日現在判明分まで)、その中で一番会いたかったのが北九州市の到津の森公園で凌凌君と野風ちゃんの間に生まれた笑笑(クスクス)君です。
野風ママの体力的な問題で残念ながら人工哺育で育てられましたが、ついにあの愛らしい凌凌君と野風ちゃんに後継者が生まれたのです。
世界最長寿だった楠じいちゃんが天国に旅立って1週間後に生まれた男の子・・・楠君の長寿にあやかり音をもらい”笑笑”と書いて”クスクス”と読ませる可愛らしい名前もキーパーさんに付けてもらいました。
現在、笑笑君は元気いっぱい我儘いっぱいやんちゃいっぱいに成長中(笑)・・・今はそれでいいと思います。
いずれ、時が満ちれば、大人パンダとの同居を経験しレッサーパンダとしての社会性を身に付けて立派なレッサーパンダになって欲しいと思います。
野風ちゃん、凌凌君、可愛い仔パンダをありがとう。
笑笑君、元気いっぱいやんちゃに育ってね!!
これまでのレッサーパンダ旅行記はこちらからどうぞ→http://4travel.jp/travelogue/10652280
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福岡市動物園(旅行記→http://4travel.jp/travelogue/11073446 )から路線バス、西鉄電車、高速バス「いとうづ号」を乗り継ぎ到津の公園にやってきました。
ちょうどお昼前だったので公園のすぐ横の讃岐うどんの山福さんで昼食を取ってから入園です。
到津の森公園の入園料は大人800円です。 -
到津の森に来ると、だいたいいつもレッサーパンダ直行ではなく少し遠回りしてお馴染みの皆さんにご挨拶をします。
アムールトラのミライちゃん、ゾウのお二人はいい写真が撮れなかったのでまずはライちゃんとキング君から。
ライちゃんはカメラ好きですよね?
いつもとってもいいポジションにいてくれます。 -
アミメさん午前の担当はトーマ君。
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ホウジロカンムリヅル舎。
カンムリヅルさんには申し訳ないのですが、お会いしたいのは・・・、 -
ツル舎の奥のケージ・・・の、
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・・・風花ちゃん・・・の尻尾(苦笑)
1年半前の来園以来、皮膚病の治療でホウジロカンムリヅル舎の奥のケージで暮らす風花ちゃん、タイミングが合わないとお顔はなかなか見れません。
機会を作ってちょくちょく見に来ることにしましょう。 -
レッサーパンダ舎に到着です。
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笑笑(クスクス)君公開のお知らせ!!
7月15日に世界最長寿だった楠じいちゃんが天寿を全うした6日後の7月21日に凌凌(リンリン)君と野風ちゃんの間に生まれたのが笑笑君、残念ながら野風ママの体力的な問題で人工哺育となりましたがスクスク成長、偉大な楠じいちゃん(笑笑君の直接のおじいちゃんではないですが)から音をもらい笑笑と書いてクスクスと読む名前が授けられました。 -
個体紹介のボードも楠君から笑笑君に。
楠じいちゃんは1991年6月24日生まれ、笑笑君は2015年7月21日生まれ・・・楠じいちゃんの24歳ってのがいかにすごいことだったのか今更ながらに実感しました。 -
笑笑君は右側の展示室で13時からの公開、それまでは21歳の同同(トントン)じいちゃんの展示です。
楠じいちゃんと同同じいちゃん・・・共に20歳を超えて目もほとんど見えないはずの老パンダが繰り広げるじいちゃんプロレス(相撲?)は見ていてハラハラもしましたが本当に素晴らしく、近年の日本のレッサーパンダシーンを振り返ってもとても大切なシーンだったんだなと改めて思います。 -
仲の良かった楠じいちゃんが旅立ち、同同じいちゃんがどう変わるか不安でもあったのですが以前と変わらない姿に安心しました。
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笑笑君の誕生はキーパーさんにとってもとても嬉しい出来事だったんですね。
展示室に喜びがあふれています。 -
左側の放飼場には笑笑君のご両親、凌凌君と野風ちゃんが暮らしています。
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まだ11月初めなのになにやらムードの良い凌凌君と野風ちゃん・・・元々、恋のシーズン以外でも同居の出来る仲のいいペアですが、時にじゃれついたり、互いを追尾したりと恋のシーズンを思わせる行動を見せていました。
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相変わらずキュートな野風ちゃん。
笑笑君は人工哺育になってしまいましたが、1年1年ステップアップを果たしている野風ちゃん、来年は是非野風ちゃんのお母さん姿を見てみたいですね。 -
凌凌君・・・やったね、パパだね!!
まあ、レッサーの男親は自然哺育でも基本子育てには参加しませんので、彼に我が子が出来た実感はないでしょうけど。
でも、間違いなく彼はお父さんになったのです・・・素晴らしいですね。 -
なんだかいい距離感ですよね。
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笑笑君の成長記録。
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凌凌君の貴重な血統のお話も。
笑笑君は娘娘ちゃん(すでにお星さま)の孫、朝朝さん(すでにお星さま)のひ孫ですもんね。 -
12時50分頃、同同じいちゃんを起こしにキーパーさんが来ました。
「トンじい、そろそろ交代の時間だよ」 -
触診、触診。
こうやって毎日の健康を確認していくのですね。 -
扉が開くといそいそとバックヤードに戻る同同じいちゃん。
今日もありがとうね。
天国の楠じいに負けないくらい長生きしてね!! -
同同じいちゃんがバックヤードに戻ると、展示室の模様替えが行われました。
じいちゃん仕様のお部屋からおチビちゃん仕様のお部屋へ。 -
13時、笑笑君登場です!!
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早速ミルクタイム。
笑笑君はキーパーさんの膝に座って待ちます。
モコモコで可愛いです。 -
「いっただっきま〜す!!」
小柄な体からは想像できないような吸引力!! -
すごい勢いでミルクを飲んでいきます!!
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一気に飲んでしまうと誤嚥の危険があるので、途中で何回か飲むのを中断させます。
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人工哺育になり哺乳瓶からミルクを飲む姿を僕が見たのは、鯖江市西山動物園のソウソウ君(現、埼玉県こども動物自然公園)、南紀白浜アドベンチャーワールドの息子君、そして、この笑笑君で3匹目になると思います。
ソウソウ君と息子君の飲みっぷりもなかなかでしたが、笑笑君もなかなかなものです。 -
見ている側もスカッとするような気持のいい飲みっぷりで哺乳瓶はあっと言う間に空になってしましまた。
「ごちそうさまでした」 -
キーパーさんは哺乳瓶の後片付けなど・・・それを肩乗りで待つ笑笑君。
元気があってよろしい。 -
ミルクにつづいては離乳食。
レシピは分かりませんでしたが、どろどろペレットかな?
ひょっとしたらすりおろしリンゴ、すりおろし竹の葉なんかも入っているかもしれませんね。 -
まだまだお子ちゃまなので最後まで綺麗には食べれません。
残りはキーパーさんからもらいます。 -
た〜んとお食べ。
ここまでの食べっぷりを見ていると、笑笑君が竹の葉を食べ出すのも近い将来の様な気がします。 -
レッサーパンダは爪が鋭く、歯もとても鋭いです。
昨年のアドベンの人工哺育でも思いましたが、レッサーパンダの人ママになると生傷がたえませんね・・・大変なお仕事です。 -
ご飯が終わると遊びの時間。
一人っ子の笑笑君には今のところキーパーさんしか遊び相手がいませんが、キーパーさんも忙しいのでなかなか時間を作れない、また、人との遊びではレッサーパンダとしての社会性が身に付かない・・・人工哺育第2段階となるこれからの課題でしょうね。
ちなみに、昨年生まれで人工哺育となったアドベンの息子君は現在はお母さんの許で育った双子の妹の娘ちゃんと同居しレッサーパンダを学んでいますし、京都市動物園のムータン君(現、鯖江市西山動物園)は実の母親のジャスミンちゃんや、茶々じいちゃんとの同居で社会性を学びました。
笑笑君の場合は野風お母さんとの同居がベストと思いますが、見た感じ今の野風ちゃんは既に次の恋モードに入っているので判断は難しいかもしれませんね。
いずれにしても、いつかは野風ちゃんとの同居、あるいは凌凌君も含めた3匹同居を試す必要がありそうですね。 -
ゴロ〜ンとされたうちにキーパーさん退場・・・、
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がび〜んな笑笑君(苦笑)
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「あの〜、ママがいなくなったのですが・・・」
ちょっと観客に相談・・・。 -
ぶたさんのヌイグルミとおもちゃを入れてもらいましたが、やっぱりママと遊びたいね。
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健気な姿がなんとも言えずキュートなのです。
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仕方がないのでおもちゃを物色・・・、
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”なんだかつまらない感”を体いっぱいで表現する笑笑君。
他の動物と比べてレッサーのボディランゲージはとても人間に似ていると思うのです。 -
僕のカメラのストラップが気になる笑笑君。
暫く遊んであげました。 -
でも・・・「飽きちゃった・・・」
ごめんね〜。
何か展示場のあちら側とこちら側をつないで出来るお子ちゃま向けのエンリッチメントはないものでしょうかね? -
そのころ笑笑君のご両親は。
「まて〜」「つかまえてごらんなさ〜い」な感じで楽し気に放飼場で追いかけっこをしていました。
う〜ん、今、笑笑君を野風ちゃんの許に戻しても相手してくれないかもしれませんね。 -
レッサー舎を暫し抜け出し先ほど上手く写真が撮れなかったアムトラのミライちゃんに会いに。
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だいだたい放飼場の一番奥でまったりしていることの多いミライちゃんですが、時々気まぐれのようにガラス面まで来てくれます。
可愛らしい。 -
餌やり体験のお客さんからおやつをもらうランちゃん。
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アミメさんは午前中のトーマ君から奥さんのマリアちゃんに交代していました。
暫くは同居展示はないのかな? -
レッサー舎に戻るとキーパーさんが戻って来てくれていました。
「ママ、大好きっ」な笑笑君。 -
キーパーさんの背中の上で寛ぐ笑笑君。
キーパーさんも、ファンも待ちに待った野風ちゃんと凌凌君の子供・・・笑笑君、生まれてきてくれてほんとにありがとう。 -
帰りにホウジロカンムリヅル舎奥を覗いてみると、ちょうど風花ちゃんが顔を見せてくれました。
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皮膚病による毛並の荒れはまだ完全には治っていないようですね。
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風太君の娘として千葉市動物公園で生まれた風花ちゃん、周南市徳山動物園での繁殖実績を評価されて、なかなか子宝に恵まれない凌凌君の新しい奥さん候補としてここ到津の森にやってきたのが昨年の春、しかし、徳山時代から患っていた皮膚病がなかなか完治せず、お客さんへの公開や凌凌君との同居が出来ないまま1年半が経ってしまいました。
その間に、人工哺育にはなりましたが野風ちゃんが凌凌君の子供出産し、いろいろな意味で風花ちゃんの到津での存在理由が希薄になりかけてはいたのです。
そんな中、11月17日、風花ちゃんが徳山動物園に戻ったとのちょっとびっくりのニュースが飛び込んできました(→http://www.itozu-zoo.jp/blogs/animal/2015/11/6792.php )。
到津の森では結局1日も展示に出れなかった風花ちゃん、皮膚病以外については至って元気で、久しぶりに戻った徳山でも早速大好きなリンゴを食べたそうです。
今度、徳山に行った時には、久々に展示に出ている風花ちゃんに会いたいですね。
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この旅行記へのコメント (4)
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- らぼさん 2015/11/18 09:39:53
- かわいい!
- こんにちは
ミルクを飲んでる子でも結構大きいんですね。
一気に大きくなって大人ではあまりでかくならないのかな?
飼育員さんの生傷、冬は大変そう
離乳食の頃って結構爪も歯も鋭くて
加減のわからないちびっこはしがみついてくるし・・・
噛まれても手をひいちゃうと怪我するので痛っ!思っても手をひいちゃいけないんですよね。
・・・らぼ・・・
- jilllucaさん からの返信 2015/11/19 21:15:58
- RE: かわいい!
- らぼさん
こんばんは。
> ミルクを飲んでる子でも結構大きいんですね。
> 一気に大きくなって大人ではあまりでかくならないのかな?
笑笑君、生後3ヵ月ちょっとですので2kgくらいですかね?
大人で5kgから7kgくらいなのであと3倍くらいの重さにはなりますが、仔レッサーは毛がフサフサなので大きく見えたりしますね。
だいたい1歳半くらいには大人と同じ大きさになりますよ。
> 飼育員さんの生傷、冬は大変そう
ほんと大変なお仕事ですよね、すごいと言うか尊敬です。
> 離乳食の頃って結構爪も歯も鋭くて
> 加減のわからないちびっこはしがみついてくるし・・・
> 噛まれても手をひいちゃうと怪我するので痛っ!思っても手をひいちゃいけないんですよね。
レッサーは爪が引っ込まないですし、木登り用の爪なので”掛かり”は格別にいいようです、人工哺育を経験されたキーパーさんにお聞きするとやはり離乳期くらいが一番痛いとおっしゃりますね。
今、うちに野良の子猫が3匹ほどやってきますが、そろそろ僕の腕も傷だらけです。
jillluca
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- まみさん 2015/11/10 17:10:11
- めちゃくちゃ可愛い笑笑くん!
- jilllucaさん、クスクスくんに会えて、おめでとうございます。
1番会いたいっておっしゃってましたものね。
1人で過ごしていたトントンじいちゃんは、お元気でしたでしょうか。
まだここまでの遠征はいまのところ考えていないのですが、それでもレサパンファンさんのブログやjillluczさんをを通じて、ここの動物園のレッサーたちは、なんだか会ったことがないなんて思えないくらい親しみを感じています。
- jilllucaさん からの返信 2015/11/10 22:37:39
- RE: めちゃくちゃ可愛い笑笑くん!
- まみさん
こんばんは。
> jilllucaさん、クスクスくんに会えて、おめでとうございます。
> 1番会いたいっておっしゃってましたものね。
ありがとうございます。
なんてったって凌凌君と野風ちゃんの待望のお子ちゃまですからね!!
ほんと会えて嬉しいです。
> 1人で過ごしていたトントンじいちゃんは、お元気でしたでしょうか。
> まだここまでの遠征はいまのところ考えていないのですが、それでもレサパンファンさんのブログやjillluczさんをを通じて、ここの動物園のレッサーたちは、なんだか会ったことがないなんて思えないくらい親しみを感じています。
同同じいちゃんは変わらず元気そうには見えましたが、やはり楠じいちゃんがいた時の様な緊張感は少しないようにも思いました。
まあ、のんびり一人で悠々自適と言ったところでしょうか。
福岡までくると新幹線での日帰りは難しいですもんね、でも、九州の動物園もなかなか面白いですよ。
来年は是非トライしてみてくださいね。
jillluca
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