2015/04/06 - 2015/04/10
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miwako yuasaさん
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モロッコ料理を作れるようになりたい、だったら現地へ行ってみよう!
あのシチューみたいな「クスクス」、野菜がいっぱい入ってて、好きなんです。
魚も食べてみたいから、大西洋岸のリゾート地アガディールへ。
ホテルは三食付きドリンク込で、食べ放題飲み放題だから、メニューの解読不要だ。
季節は四月初旬。アガディールは初夏の温かさで、毎日プールで泳ぎました。
モロッコ料理ざんまいの旅行記を、写真とともにご紹介します。
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アガディールは、モロッコの大西洋岸にあるリゾート地。
西欧人向けのホテルやレストランが立ち並ぶ清潔な街で、「地中海クラブ」もあります。
到着そうそう海辺へ散歩に出て、道を訊ねた相手は、自転車でビーチを巡回しているポリス二人組。いかめしい制服姿に、ちょっとビビったけど、とても紳士的でした。 -
四月初旬だというのに、泳げるんだよ〜〜。
砂は薄茶色で細かくって、素足で歩くとあったかい。砂漠の砂なのかな。
海岸線に沿って、ずっと広い遊歩道が続いている。あちこちにベンチがあって、子供の遊び場もあります。 -
自転車ポリスに訊ねたのは、イワシの缶詰工場なんです。
アガディールはイワシが大漁で、漁港の近くにイワシの缶詰工場があると聞いていたから。
ポリスは徒歩30分と教えてくれたものの、だだっ広いアガディール湾を歩いても歩いてもたどり着けず、情けないかな、断念しました。
これは断念した時の写真で、あの湾の左端にイワシの缶詰工場があるはずです。 -
ホテルの庭にて。
たまたまグリーンの服を着ていて、緑色の草葉とカメレオンしてる!
朝の陽だまりが、ぬくぬく。 -
ホテルの庭は、お花でいっぱい!
この花はマーガレットに似てるけど、あの強烈な匂いはない。 -
白やピンクや紫やら、、、菊の一種かしら。
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これはボタン色。どれも香りはありません。
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松葉ボタンに似てるけど、葉が水草のように繁茂している。
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ホテルのヤシの木。南国情緒あふれる〜〜。
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いよいよ「食べ放題飲み放題」のテーブルへ。
胸が(胃袋が?) ワクワクしちゃう。
女性コックさんの笑顔に迎えられて、こちらもにっこり。
みんな素顔でチャーミング! -
ハンバーグをミンチしてるところ。
オニオンやハーブが入ってて、うまそう〜〜! -
ミンチしたハンバーグを、炭火で焼きます。
このコックさんは、手作りピザが得意。
客のオーダーに応じて、その場で綿棒で生地を伸ばして、一枚ずつ焼いてくれる。
「5分後に取りに来てね」なんて、子供たちに言いながら。
でも子供も大人も瞳を輝かせて、かまどで焼きあがるピザを待ち焦がれています。 -
女性コックさんは、炭火で魚をあぶっています。
あ〜あ、魚をあぶる煙のこうばしいこと。。。
焼き魚は、なんてったって炭火焼きが最高だよね! -
これは岩鯛かな?
もちろん、醤油を持参いたしましたです、ハイ。
大根おろしが欲しいなんて、わがまま言いっこなしよ! -
ヒメジをハーブとオイルにマリネしてから炭火で焼くと、フライみたいに焼きあがる。
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ヒメジフライの出来上がり。
釣りたてだから、どの魚もうまい!! -
粗塩にくるんでホイル焼きしたでっかい魚。カツオさん?
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こちらの魚は、血合いが赤味おびて、身が引き締まってて、サバみたいな味がします。焦げた皮もいける。
魚の血合いと皮が大好物! -
まだ女学生みたいに初々しいコックさんは、天ぷら専門。
この写真では、ナスを揚げています。
朝は卵料理担当で、目玉焼き、スクランブルエッグ、オムレツを焼いてくれます。
オムレツのトッピングは、刻んだトマト、オニオン、ピーマン、チーズなど。
卵は一人前2ケで、ひとりずつに心を込めて作る姿が、ほほえましい。
牛乳に浸したパンを持ってきて、「フレンチトーストにしてくれ」なんて、突拍子もない注文をするムッシュにも、けなげに応じる純朴さ。
お嫁さんにしたくなちゃう?!! -
ピーマンのオイル炒め。
あっさり塩味で、じゃんじゃん食べられる。
子供のころ、畑で摘んださやえんどう炒めをフライパンごと食べちゃって、
「これ、いくらでも食べられる!」
「アハハ、緑のOOOが出るよ!」 おばあちゃんに笑われたっけ。
”三つ子の魂 (胃袋?)百まで”? -
いよいよ、期待の「クスクス」様のご登場!
さすが現地産は、野菜が大盤ぶるまい!
東京のレストランとは、大違いですな。
人参、茄子、ズッキーニ、トマト、ピーマン、かぼちゃも入ってるよ。
味付けは薄めで、香辛料は各自でブレンドします。 -
「クスクス」は、アワだかヒエだか稲類を粗挽きしたセモリナ粉を蒸らしたもので、「クスクシエ」という二段式の蒸し器を用います。
それを知らずに、私は普通の蒸し鍋でやったら、クスクス粉がどんどん蒸気を吸収して、鍋からあふれちゃった。
「失敗は成功の基」でありますな。我が家では、クスクス粉にバターをひとさじ溶かします。パリのレストランでは、レーズンをまぶしてます。 -
サフラン風味のクスクス。い〜〜い香り!
煮込んだ野菜をかけて、好みの肉をのせて食べます。
肉はチキン、子羊の串焼き、メルゲーズという唐辛子入り羊のソーセージなど。
イスラム国なので、豚肉は御法度。
朝食に出るハムも羊ハムです。
お歳がバレちゃうけど、私が子供のころは、魚肉ソーセージや、馬肉の缶詰が、ありました。 -
もう、これでもかってくらいの野菜が蒸したて!
湯気が立ってるよ! -
ポテトもほっこり。
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豆煮込みも、モロッコならではの、素朴な一品。豆は体にいいんだって。
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子羊の煮込み。ラディッシュとライムが入っていて、香辛料もかぐわしく、ちっとも羊臭くありません。
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チキンカレーだぞ〜〜!
なんと、モロッコでカレーに出会えるとは!
オリーブやズッキーニが入ってるのが、エキゾチック! -
「カレーには、ごはん」と願ったら、ちゃんとありました。
ライスにのせたレーズンが福神漬けみたいで、カレーにバッチグー!
いやはや、まいりました。脱帽。。。 -
手作りパン。ケシの実がまぶしてあります。
固くて褐色で、ライ麦パンみたい。 -
「グリック」という、春巻きみたいな薄い皮でくるんだパイ料理。
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パイの中身は、なんと春雨みたいなヌードルなのが驚き!
アフリカ料理は、西欧料理を通過しないで、アジアへ直行したのかもしれない。
だって、バターやクリームを使った料理がないのです。 -
デザートはバターもクリームもない、クッキーやビスケット。
暑くても、長持ちするんだろうな。 -
なにやらリング状の揚げ菓子なのですが、ハチミツをからめてゴマをまぶしたのは、「大学芋」を彷彿させます。
そこで日本茶がいただきたいと思いきや、ミントティーがあるんです! -
モロッコ産オレンジのタルト。
灼熱の太陽を浴びたオレンジの、甘いこと!
アーモンドの粉がまぶしてあります。 -
このケーキはあまりにもおいしくって、レシピを教えてもらいました。
材料は、ココナッツ粉、アーモンド粉、ヨーグルト、ミルク、砂糖、オイル、そして「クスクス」のサモリナ粉です。
帰国して、さっそく作ったら大好評!
やわらかくって、ココナッツミルクプリンみたいな味です。 -
毎日テーブルを共にするメンバーと、ほとんどファミリーになって、酔いどれ食いどれ。
アガディールは三度目というご夫婦に誘われて、市場へ行きました。 -
アガディールは、アルガンの産地。
市場へ入るなり、アルガンの匂いがする。
おばあさんがゴザに座って、ゴマをするように、アルガンの実をすりつぶしています。
アーモンドみたいな実で、調理用オイル、髪用オイル、お肌用オイルなどがあります。 -
日本でもそうですが、輸入品アルガンオイルは高価なので、観光客が殺到します。
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アルガンオイルにしろ、どの店も正価がないので、値切り合いの交渉。
観光客は、ふっかけられる。だいたい、言い値の三分の一だそうです。
だまされるか、すっとこぼけるか。
売り方も買い方も、名役者だね。 -
「ブブ」というアフリカの民族服。
コットンだから、通気性がいい。
合わせて履くのは「バブーシュ」というスリッパで、モロッコ産のバブーシュは、柄も多種しゃれていて、評判です。 -
アガディールへはパリ経由で行ったのですが、パリのメトロ構内に、
すっごく愉快な広告があったので、いっしょに笑ってください。
動物の姿で表現してるのが、フランスならではのセンスあるブラックユーモア。
携帯電話でしゃべりまくってる「ニワトリさん」。
耳を閉じたくなるほど、迷惑そうな乗客。 -
車内で食いまくる「イノシシさん」。
ロマンスカーなんぞで、お見かけします。 -
どでっかいリュックをしょって、通勤ラッシュに乗りこむ「カメさん」。
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ラッシュアワーだというのに、老人や障害者を見て見ぬふりして、ふんぞりかえって座ってる「タヌキさん」。
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降車客を無視して、乗りこむ「ゾウさん」。
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