今年もドバッと10万本「2015年清瀬ひまわりフェスティバル」

2015/08/22 - 2015/08/22

清瀬市の24,000?の敷地に咲く10万本のひまわりは個人の農家の方が特別に栽培しているもので、2008年から清瀬ひまわりフェスティバルは開催されています。

ヒマワリ（向日葵、学名：Helianthus annuus）はキク科の一年草です。日回りと表記されることもあり、また、ニチリンソウ（日輪草）と呼ばれることもあるそうです。



期間中は写真コンテストなどイベントも行われていますので圧巻のひまわり畑を見にぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。

エリア 東久留米・清瀬(東京)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 友人
• 交通手段: 私鉄 徒歩

清瀬市のひまわりの見頃は8月中旬から9月上旬頃となっています。

このひまわりの開花時期に合わせて清瀬ひまわりフェスティバルが開催されます。

◆清瀬ひまわりフェスティバル

＜開催期間＞　2015年8月16日(日)〜8月30日(日)
＜開催時間＞　9：00〜16：00
＜入場料＞　無料

清瀬ひまわりフェスティバル会場までのアクセス

会場Map

ことしも元気よくドバッと10万本

向日葵、学名：Helianthus annuus　英語名　SunFlower　なのに和名は何故「太陽の花」ではないのでしょうか？

和名「ひまわり」の由来は、太陽の動きにつれてその方向を追うように花が回るといわれたことからきています。

なお　この動きは生長に伴うものであるため、実際に太陽を追って動くのは生長が盛んな若い時期だけです。

会場詳細図

みないっせいに　お日様を向いて動いていますが、前述のように成長が終わると　一定方向を向いたまま静止します。

若いヒマワリの茎の上部の葉は太陽に正対になるように動き、朝には東を向いていたのが夕方には西を向き、日没後はまもなく起きあがり、夜明け前にはふたたび東に向くのだそうです。

清瀬第8小学校2年生の児童が種まきした領域です。

わが国のひまわりの歴史は　それほど古いものではありません。

ひまわりは日本に　17世紀に伝来しているのですが意外に思えませんか？

ヒマワリの原産地は北アメリカ大陸西部であると考えられています。

既に紀元前からインディアンの食用作物として重要な位置を占めていました。

1510年、スペイン人がヒマワリの種を持ち帰り、マドリード植物園で栽培を開始しました。

ヒマワリがスペイン国外に持ち出されるまで100年近くを要し、ようやく17世紀に至りフランス、次にロシアに伝わったのです。

ロシアに到達してはじめて、その種子に大きな価値が認められました。

ロシア正教会は大斎の40日間は食物品目の制限による斎（ものいみ）を行い、19世紀の初期にはほとんど全ての油脂食品が禁止食品のリストに載っていました。

正教徒の多いロシア人たちは教会法なんて　全然関係なく食用可能なヒマワリ種子を常食としていたのですから　まあ　教会の法律なんていい加減なもの。

19世紀半ばには民衆に普及し、ロシアが食用ヒマワリ生産の世界の先進国となったのです。

種は絞って搾油されヒマワリ油として利用されます。ヒマワリ油には不飽和脂肪酸が多く含まれるのです。清瀬では蜂蜜つくりに着手し・・・。

参考までに　清瀬の現地では　ひまわりの切花も販売しています。

　前述の経緯から　なぜ　わが国におけるひまわりの歴史は400年そこそこしかなかったのか、その理由をご理解いただけましたか？

何はともあれ　

ひまわりが嫌いな人は少なくて・・・。

わたしも　この花は大好きなんですが・・。

まるで　球界のONみたいな花なんですね。

今年も　ドバッといっぱい咲いて　ご来場を　お待ちしているそうです。

開花時期に合わせて清瀬ひまわりフェスティバルが開催されます。

◆清瀬ひまわりフェスティバル
＜開催期間＞　2015年8月16日(日)〜8月30日(日)
＜開催時間＞　9：00〜16：00
＜入場料＞　無料

いちどお出かけください。実際に見に来ると　その本数やらに驚き　きっと感動しますよ。

お勧めです。