今回も出張で香港に行った機会に、クラフトビールブームの現場を回りました。<br />前回はブームの熱気を感じましたが、今回はそれを上回る「沸騰する現場」を体験しました。<br /><br />実際にビールを飲んだのは、<br />・クラフトブリュー＆Ｃｏ<br />・ラウンドハウス<br />・トラファルガー<br />・デラニーズ<br />です。<br /><br />クラフトビール専門の酒屋では、<br />・ＨＫブリュークラフト<br />に入りました。<br /><br />前回訪問を省略した香港地ビールの老舗、香港ブルワリー関連の店でも新しい発見がありました。<br /><br /><br />旅行前の情報としては、前回同様、下のTimeOut香港の記事を参考にしました。<br />"Hong Kong's best beer bars"<br />http://www.timeout.com.hk/restaurants-bars/features/64279/hong-kongs-best-beer-bars.html<br />"Homegrown beer: The rise of HK's brewing scene"<br />http://timeout-admin-node1.candrholdings.com/restaurants-bars/features/64285/homegrown-beer-the-rise-of-hks-brewing-scene.html

香港で起きているクラフトビール・ブームの現場を直撃！（第２弾）

20いいね！

2015/08/04 - 2015/08/06

5690位(同エリア19719件中)

#街歩き

エリア

香港(香港)

旅行の満足度: 4.5

ホテル: 4.5

グルメ: 4.5

ショッピング: 4.5

交通: 5.0

同行者: 友人

一人あたり費用: 5万円 - 10万円

交通手段: 鉄道高速・路線バス徒歩

航空会社: キャセイパシフィック航空

旅行の手配内容: 個別手配

【ＨＫブリュークラフト】
店内は、日本のコエド、ベアードを始め世界中のクラフトビールがスタイル別に区分されてならんでいます。
香港醸造のクラフトビールは三つの醸造所のシリーズを扱っています。
ムンゼン（門神）香港の神様がテーマ。
グウェイロ（鬼[イ老]）普段飲みのビールを目指す。
香港ビールCo.　昔からある香港地ビールメーカーがクラフトビール醸造に転換。香港のハイキングコースにちなんだ名前が多くて好感がもてます。
【ブリュークラフト＆Ｃｏ】

ソーホーのオールドベイリー通りとストーントン通りの角にできたクラフトビールのバーです。写真の通り貧相で安普請の店ですが、店外に立ち飲み客が出る賑わいです。
行った時は、お兄さん一人でバーテンとホール係りとレジを兼務していて忙しそうでした。ビールの方は、東京の小さなブルーパブに負けないレベルで驚かされました。
香港醸造のビール。
味わいはアメリカ系で少しボディが重めの傾向があります。

クチコミ投稿しました。
【ラウンドハウス】

ソーホーのピール街にあるラウンドハウス。
前回は米国、日本をはじめ世界中のクラフトビールが24本のタップに並んでいて楽しませてもらいましたが、今回はその中に香港醸造のヤングマスターが入っていました。
バーテンさんと話をしたら、自家醸造ビールだそうです！
店内はクラフトビール好きで満席なのも相変わらず。
試し飲みを少量させてくれてから、気に入ったらオーダーすればよいのも相変わらずでした。
スモーキー・ベイビーＶ２

ヤングマスターの看板ビール、スモーキー・ベイビーの第２弾のようです。
これまでの香港クラフトビールの中で、最上レベルのアメリカ系のアンバーエールです。

クチコミ投稿しました。
【ビットポイント】

ランカイフォンのドイツビールの有名店、ビットポイントは移転して仮営業中でした。
フリンジクラブ近くで仮店舗営業していました。不便な場所でも満席はすごい!!
【ビットポイント】

こちらはランカイフォンの元の店。
看板が残っていますから、リノベーション後は戻ってくるようです。

クチコミ投稿しました。
【ＨＫブリューハウス】2

ランカイフォンのブリューハウス。香港ビールCo.を傘下にもつビアバーです。
昔は、この店で飲める香港地ビールといえば、香港ラガー、アルドリッチベイ（ペールエール）、ウースーの３種の生ビールでした。
それが、醸造元の香港ビールCo.のクラフトビールメーカーへの経営方針転換で、ラインナップが次のように変わりました。

ドラゴンズバック・ペールエール、香港ビール、ギャンブラーズ・ゴールド、ビッグウェイブベイIPA、ホワイトパール

クチコミ投稿しました。
【カリフォルニアタワー】

今回、ランカイフォンを訪問してみると、数店舗が営業を始めていてソフトオープンしていました。
2014年春完成を目指していた計画からすると、1年以上工事が遅れたことになります。工事中は仮店舗のように営業している店が多かったですから、今から形ができてくるランカイフォン（蘭桂坊）です。
現在オープンしている店舗の案内。

クチコミ投稿しました。
【トラファルガー・ブルーイング・カンパニー】

湾仔のフェリー乗り場裏手に当たる、ブリム２８にやってきました。
湾仔ロックハート通りのトラファルガーが、ブルーパブ形式の２号店を開店しました。
店内は本店以上に広々しています。
店内から見える醸造用タンクも見ものです。
さらに、外のテラス席も人気です。本格的なブリティッシュ・パブとしての店内の雰囲気はそのまま、地家醸造ビールが楽しめます。
この店はプレミアリーグのマンチェスターシティのサポーター会員のようです。店内各所にその飾りつけを見つけることができます。

クチコミ投稿しました。
【聖安那西餅店】

ここだけちょっと、ビールの話から離れます。

８月から９月上旬は、冰皮月餅商戦が激化する時期です。
冰皮月餅↓
http://www.hongkongnavi.com/special/5026394
この季節限定商品をオースチン道の聖安那西餅店で購入しました。場所は九龍公園の北側です。
その決め手は、１個単位で購入できることでした。
フレーバーのバリエーションも、冷蔵庫の中に15種くらいが冷やされていて、選択に悩みました。
結局自分の好みでチョコ、マンゴ、ライチー、ゆずの４点にしました。（４個で50ドルほど、お得です。）

クチコミ投稿しました。
http://4travel.jp/overseas/area/asia/hong_kong/hongkong/shopping/10317798/tips/11844914/
【インサイドアウト】

香港生活をしていた頃に通い詰めたなつかしいビアパブ（スポーツバー）、銅羅湾のインサイドアウトに向かいます。元あった場所のハイサン通りから少し歩くと、保良局。
カロラインヒル通りに入ります。
そこに「ＳＣＡＡ」と大書きされたスポーツ施設（南華體育會）があります。
その建物の一番手前に"Inn Side Out"の入口の案内が出ていますので、裏口を入り階段を上がります。
1Fの駐車場を抜けると、スポーツ施設の入口と受付があります。
その脇のエレベーターで2Fに上がると、バーが全面に広がっています。
そしてそこは下の室内サッカー場を見下ろすバルコニー席にもなっています。
手前はサーバーが並んだバー席、中央の広いスペースはバルコニー席、奥は冷房の効いたバーカウンターのある室内席になっています。
たどり着くまでの途中に、施設を利用する多くの親子連れとすれ違いました。会員専用の注意書きも多いです。海外からの旅行者には難易度が高そうなビアバーです。

クチコミ投稿しました。
【デラニーズ尖沙咀】

香港の地元の白人にも旅行者にも人気のデラニーズ。香港を代表するアイリッシュパブを６年ぶりに訪問しました。

変わった点は、道に張り出したでっかい看板が撤去されて入口がわかりにくくなったことと、ビールにベアード（日本）などのクラフトビールが多少加わったこと。
しかし、地下一階の店内に入ってみると、その落ち着いた内装といい、雰囲気といい、何も変わっていませんでした。
キルケニーとギネスがたくさん飲まれています。キルケニーを注文しました。新鮮なキルケニーがオンタップで飲めるのは愛飲家としては幸せなことでした。

他店と比べて多少お値段が高いのが欠点ですが、尖沙咀でバーを探している方には是非立ち寄ってもらいたい店です。

いかがでしたか。特にソーホーのクラフトブリュー＆Co.の客の熱気と、HKブリュークラフト（酒屋）の店主の熱心さには、ブームの沸点を感じました。