2015/04/24 - 2015/05/07
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hornets.homeunix.orgさん
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歴史の舞台となった場所を次々と巡ろう!と出かけたボスニア・ヘルツェゴビナとその周辺の国々を見に行く旅。
旅は10日目に突入。
ウクライナ・キエフに到着し、チェルノブイリ博物館や独立広場見てきた。ニュースであれだけ大きく取り上げられて来た、キエフで起こったデモの騒乱も、現在はかなり落ち着いて平穏を保っていることにちょっと驚く。いかに平和とは微妙なバランスで成り立っているのか?というのを肌で感じることができた。
そんなキエフは実は人が優しく、物価も安く、そして街が綺麗でオシャレという、本当に居心地が良くてお気に入りの街だった。
そんなお気に入りの街「キエフ」だが、残念ながら今日は昼の便でお隣の国「ポーランド」に移動しなければならない。しかしキエフの街を満喫するべく、飛行機の時間まで頑張って観光しようと思う。そんなことで向かったのは世界遺産の「ペチェルースカ大修道院」。いかにも「ロシア正教」感がにじみ出る写真がガイド本には載っているが、果たしてどんな教会なのか?
本家ホームページ
http://hornets.homeunix.org/
ここまでとこの先のボスニア・ヘルツェゴビナ旅
Day1・2 サラエボって本当はどんなとこなんだろう?
http://4travel.jp/travelogue/11016564
Day3 国を二つに分ける境界って何?
http://4travel.jp/travelogue/11018119
Day4 自作 vs 本場のサバサンド 勝つのはどっち?!inトルコ
http://4travel.jp/travelogue/11020834
Day5・6 パムッカレは日帰りで十分だったぁ?
http://4travel.jp/travelogue/11021171
Day7 イスラエルの「黄金のドーム」がこんなところに!?
http://4travel.jp/travelogue/11023924
Day8 世界で一番美味いケバブはベルリンにあったぁ!?
http://4travel.jp/travelogue/11027998
Day9 あの騒乱があったウクライナの独立広場は今!?
http://4travel.jp/travelogue/11030515
Day10 ローカルバスで世界遺産へ行こう!
http://4travel.jp/travelogue/11032588
Day11 ヴィエリチカ岩塩抗ってどうやって行くの?
http://4travel.jp/travelogue/11034991
Day12 アウシュビッツで思うドイツ人と日本人の違いとは…?
http://4travel.jp/travelogue/11037054
Day13 最大の見どころワルシャワ旧市街は工事中だったぁ?
http://4travel.jp/travelogue/11044437
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩 飛行機
- 航空会社
- LOTポーランド航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
旅は10日目に突入。
今日は昼の便でポーランドに移動しなければならない。飛行機の時間までキエフを満喫するべく、今日も朝から活動開始。
まずは朝食を取るために「プザタ・ハタ(ПУЗАТА ХАТА http://www.puzatahata.com.ua/eng/ )」に向かう。ホテルからは徒歩10分ぐらいだった。 -
途中、路駐してあった車には、こんな感じのかわいいペイントがされていた。
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そんなこんなで「プザタ・ハタ」に到着。昨日夕飯を食べた「ドゥヴァ・グーシャ」と同じく、こちらも大衆食堂。しかもお店はあちこちにある。地球の歩き方に紹介されている場所の他にも、キエフ中央駅の西口(空港からのバスが到着する場所)にもあるので、空港行きバスに乗るのに時間が余ったりしたら、そこで腹ごしらえするのもいいかもしれない。
-
で、昨日の経験からいろんなメニューから選択できると期待大で行ったのだが、時間が早過ぎるためか?もしくはモーニングメニューなのか?全然メニューが無かった。しかも店員には英語が全然通じなかったので、どうやって頼んだらいいのか分からず。結局ごくごく普通のメニューを選択する羽目になった。
-
さて、気を取り直して移動。ローカルバスで世界遺産の教会に向かおうと思う。キエフの街にはこんな感じでバス停を示す看板があるので、バスはここから乗れる。親切にもバス停の表示には「このバス停には何番のバスが停まりますよ」という番号が書かれている。このバス停は「14・55・15」番のバスが停まる。
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バスはこんな感じで黄色の車体で、ボロボロではなく新しい車体が使われていた。バスの前面にはちゃんと路線番号が表示されているので、この点も親切。
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これから向かうのは「ペチェルースカ大修道院」。地球の歩き方によれば、地下鉄の「アルセナリナ」駅から38番のトロリーバスと書いてあったのだが、自分はホテル付近のバス停から「55」番のバスに乗り、途中アルセナリナ駅付近で24Aのバスに乗り換えて行った。
「えっ!何番のバスに乗ればいいか?ってどうやって調べるの?」と思われるかもしれないが、キエフの街はgoogle mapで検索すれば、バスの路線は出てくるのでそれに従って問題無かった。すごいよ、googleは。
ちなみに自分はアルセナリナ駅までもバスで行ったが、地球の歩き方に記載があるように、地下鉄でそこまで行ってバスに乗り換えるのも全然アリ。地球の歩き方に紹介されていたバスの路線番号は 38番のトロリーバスだったが、その他にも「24A」と「520」番のバスも同じ場所を走っているので、それらに乗っても大丈夫。 -
バスの車内はこんな感じ。車両にもよると思うが、自分が乗った車両はかなり綺麗。しかも車内は壊されたり荒らされたりした形跡もないので、とりあえずキエフの治安はそこそこ良いんぢゃないか?と思われる。
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さて、バスの乗り方なのだが、バス停でバスを待ち、バスが来たらそのまま乗る。バスに乗ると写真のような色付きのベストを来たおばちゃんが寄ってくる。彼女は車掌さんなので、彼女からバスのチケットを買う。
こんな感じのベストを着ていない場合もあるかもしれないが、明らかに他の乗客と感じが違うので、多分すぐに「誰が車掌なのか?」というのが分かると思う。 -
お金を払うと、おばちゃんからこんな感じの紙を渡される。これがバスのチケット。2015年5月現在3フリヴニャ(約 20円ぐらい)だった。超安い。
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まあ、やらなくても多分大丈夫だと思うが、変な疑いをかけられないためにもやっておいた方が良いことなのだが、車内にはこんな感じのパンチ機があるので、先ほど貰ったチケットをこのパンチ機にセットして、自分でレバーをグッと押して穴を開ける。
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パンチ機で穴を開けるとこんな感じで微妙に穴が開く。とりあえずこれで「ちゃんと改札しましたよ」という印になる。まあ、車掌のおばちゃんの記憶力はすごいので、自分のように観光客丸出しのアジア人顔だったら、間違いなく顔を覚えられているので、「あんた、ちゃんと運賃払った?」なんて聞かれることはないとは思うが・・・。
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さて、車内をよく見てみると、こんな感じで頭にスカーフを巻いたおばちゃんがたくさん乗っていた。なんでかなぁ〜?と思ったら、自分が降りようと思っていた「ペチェールスカ大修道院」前のバス停でみんなわらわらと降りた。
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おばちゃん達はすごい勢いでみんなペチェールスカ大修道院へ入っていく。そうか!今日は日曜日なので、みんなお祈りに行くんだな。基本的にロシアやウクライナ等の東方正教会の教会では、女性は建物の中に入るときには、スカーフなんかを巻いて頭を隠さなくてはならない。ペチェールスカ大修道院のように超観光地化された教会であればお咎めも無いとは思うが、郷に入っては郷に従えと言うし、現地の敬虔な信者の気持ちも汲んで、やはりスカーフを巻いた方が良いと思われる。女性にとってはすごく面倒な事かもしれないが、イスラム教でも女性は髪を隠さなくてはならないので、世界に旅出る時は髪の毛を隠せるスカーフをバックパックの中に一枚常備しておいて損は無いと思われる。
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おばちゃんたちは地元の人なので、入場料なんて払わなくても良いが、私のような観光客はちゃんと入場料を支払わなければならない。入り口の横にこんな建物があるのでチケットを購入。「KACA」とは「カッサ」と読んで、ウクライナ語(ロシア語)で「チケット」の事だ。
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ということで、早速中に入ってみる。まず入り口の門からして素晴らしい造りだ。
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そして、入り口の門を裏側(中側)から。全く手を抜く気配が感じられないのが、アジアとかにある史跡とは異なる点だ。
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ペチェールスカ大修道院の内部の構成はこんな感じ。いろんな教会が密集しているように配置されている。
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入り口の門をくぐってまず目に入るのがこの立派な鐘楼。東方正教会系の教会に共通するのが、こういった鐘楼がすごく立派なこと。「ここがメインかしら?」と勘違いしてしまうぐらい。イスラム教のモスクで言ったら「ミナレット」って言った感じなのかしら?
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下から見上げるとその高さに圧倒される。
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鐘楼の横を進んでいって見えてくるのは「ウペンスキー大聖堂」。ペチェールスカ大修道院の敷地で北側領域の中心にあって、大きな建物なので、ここがメインなような感じがある。
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金色の屋根が本当に魅力的な建物。建物は新しくてすごく綺麗なのだが、これは再建されたから。ナチスドイツの仕業により破壊されたとされてきたが、最近になってソ連の破壊工作だった説が浮上しているらしい。
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ウペンスキー大聖堂に奥に鎮座するのが、「ウクライナ歴史文化財博物館」
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ウクライナ歴史文化財博物館はウクライナに伝わる金・銀・宝石を使った装飾類を一堂に集めた博物館。今回は時間がなくて中は見なかった。
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ペチェールスカ大修道院は南北に広く広がる敷地になっていて、南側が見渡せる場所に立ってみると、ポツポツと立つ金色のタマネギ屋根とその向こう側に流れる川がいい景色を作り出していた。天気が悪かったのが唯一の残念だったところ。
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ウペンスキー大聖堂の南側に位置する、この「トラベズナ教会」前の広場から、南側が見渡せて、ガイド本やネットに載っている写真のような景色が見れる。
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敷地の南側に移動。こんな感じの道を歩いて行く。
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途中、こんな感じの銅像があったりする。
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ペチェールスカ大修道院はロシア正教ウクライナ支部の総本山の教会ということで、やはりちょっと違った空気が流れているし、格式高い感じがした。
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どこもかしこも「ロシア正教だね」って感じの教会ばかり。日本ではなかなか見れない形の教会なので、結構貴重だと思う。とはいえ、ロシアやウクライナではあちこちにある教会は当たり前だけどみんなロシア正教の建物なので、その貴重さを忘れてしまうのが悲しいところ。
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ペチェールスカ大修道院は教会ばかりではなく、洞窟も有名らしい。自分は時間の関係で洞窟には入らなかったが、時間があれば見る価値はあるんだと思われる。
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さて、飛行機の時間も近づいてきたので、ペチェールスカ大修道院を後にすることに。
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ペチェールスカ大修道院からは、38番のトロリーバスと地下鉄を乗り継ぎ、途中ホテルに預けてあったバックパックをピックアップしてキエフ駅に向かう。
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来た時と全く逆の順路を歩く。地下鉄の駅とローカル線の駅は別になっているので、一旦地上に出て、キエフ駅の中を歩いて、駅西側に出る。
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キエフ駅のコンコースから、「鉄道博物館かしら?」といった感じの機関車なんかが置いてあるのが見えた。
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空港に向かうバスは空港から乗ってきたバスと同じ「322番」のバス。
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このバスはキエフ駅西側にあるKFCの前から出る。ちなみにチケットは車内でお金を回収する係員が回ってくるので、その時に払えばOK。
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キエフ駅から空港までは50分ぐらい。キエフはウクライナの首都だけど、道路が常に渋滞しているような感じは全然なかったので、バスの遅れとかはなさそうだった。
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バスは途中1回だけ止まった。正確な場所は覚えていないが、もうその時にはほぼ満席だった。なので、時間にもよると思うが、キエフ駅以外のバス停から空港行きのバスをゲットするのは、場合によっては難しいかもしれない。
ちなみにバス停はこんな感じで、上の「Sky Bus」と書かれているバス停で乗れる。 -
そんなこんなで、空港に到着。空港の建物に日本の国旗が書かれたプレートがあったので近づいて見てみたら、この空港のターミナルDは日本の財政支援で建てられたと書かれていた。
一応、ちゃんと税金は払っているのだが、実際に自分の払った税金がどのように使われているのか?というのは正直あまり知らないのは自分の恥ずべき点だと思う。
海外に行くと、結構こんな感じで「日本が支援しました」というものを見かける。まあ、現地の人は全然気にしている感じもないのだが、こういった地道な支援は続けていって欲しいと思う。よく「政治が悪い」とか「官僚主義がどうだのこうだの」とか批判は聞くが、こう見るとお役所の方もしっかりと仕事をしてくれているんぢゃないか?と思ったりする。 -
さて、キエフに到着した時の到着ターミナルでは全然感じなかったのだが、出発ターミナルの方はかなり広く近代的な感じだった。しかも激混み。出国審査のパスポート読み取りシステムが良くないのか?出国審査に超時間がかかった。「いままで出国でこんなに時間がかかったことないよ!」ってぐらいで、空港には2時間ぐらいの余裕を持ってきたのだが、出国審査を出た時には搭乗までほとんど時間がなかった。
キエフの空港から飛行機に乗る人は注意が必要かもしれない。 -
そんなわけで、とりあえず飛行機に間に合い搭乗。本日の最終目的地はポーランドの「クラクフ」なのだが、まずはキエフからワルシャワに飛ぶ。時間はおよそ1時間くらい。
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キエフの天気は悪かったが、ワルシャワの天気は快晴。
ワルシャワまでは「ポーランド航空」にて移動。ポーランド航空は現在は日本への直行便はないのだが、最近になって直行便を運航すると発表があった。これからもっとポーランドが身近になるね。 -
ワルシャワからクラクフまでの乗継便は安全を見て、わざと乗り継ぎ時間に余裕がある便にしてしまったので、微妙に暇になってしまう。
ワルシャワ市街まで出て戻ってくるにはギリギリの時間だったので、しょうがなく空港で時間を潰すことに・・・。
さて、ポーランドは携帯天国で、プリペイドSIMがそこらじゅうで買えるらしい。ということで空港内にあるコンビニを覗いてみることに。写真のような「RELAY」というコンビニは結構あって、SIMも置いてあるが、リチャージはやってくれないらしい。 -
出発ターミナルにあるこの店にもSIMが置いてあって、リチャージもできるそうだが、自分が行った時は店員のねーちゃんがすごく感じが悪かった。「基本、店員は感じが悪いものだ」と思って行った方がいい。これは何となくの感覚だが、女性の店員よりも男性の店員の方が感じが良い場合が多かったので、男性店員がいればそちらに話した方がスムーズに行く可能性は高い(かも)。
-
ということで買ったSIMはこれ。いろんな種類のSIMがあったので、どれを買えばいいのか良くわらかず。しかも店員のねーちゃんが感じ悪かったので、さらに困る。
とりあえず、自分の場合2〜3日使えればいいし、通話も不要。iPhone5sにて使用するため、nano SIMでデータ通信ができるやつを買った。写真のやつはポーランドにいる間に1GB使えるということになっていたのだが、実際800MBぐらいしか使えないようだったが、2〜3日の滞在では全然問題なかった。 -
といいつつも、SIMで結構なんだかんだと苦労したのも事実。そんなことをしているうちに、クラクフ行の乗り継ぎ便の時間になってしまったので、クラクフに移動。時間にして30分から1時間ぐらいと言ったところだろうか。
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無事クラクフの空港に到着。辺りはすっかり暗くなってしまった。飛行機からターミナルまでは、またわらわらと歩いて移動。
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さて、空港から市街へ出たいのだが、案内らしき物が全然無い。とりあえず、ターミナルを出てみるとこんな看板があって、「レンタカー」「シャトルバス」「徒歩」とある。
若干「?」が頭の中にあったが、選択肢はシャトルバスぐらいなので、シャトルバス乗り場に行ってみると、行き先は「ターミナル1」。さらに頭の中に「?」が増える。俺が行きたいのはターミナル1ではなくて、市街なんだけど・・・。 -
しょうがないので、チェックインカウンターらしきブースに座っていた係の女性に聞いた所、「徒歩でターミナル1に移動して、そこからバスが出ている」とのことだった。言われたとおりに徒歩で行っても良かったのだが、ここで先ほどのシャトルバスとつながった。シャトルバスでターミナル1に行って、バスに乗れば良いということだ。
ちなみにシャトルバスの乗り場の前はタクシースタンドになっており、シャトルバスを待っていると、運悪く客を捕まえられなかったタクシー運転手が「どこへ行きたいんだ?このシャトルバスはターミナル1にしか行かないぞ」とか言って観光客を騙そうと話しかけてきたので「ターミナル1からバスに乗るんだ」と言ったら「くそっ」と言った感じで引き下がっていった。というわけで、タクシー運転手に騙されないよう注意。
ちなみに今回自分が乗った飛行機はターミナル2に到着してしまう飛行機だったので、面倒だったのだが、もともとターミナル1に到着する飛行機だったら、シャトルバスに乗る必要とか全く無いので忘れてください。 -
というわけでターミナル間のシャトルバスで移動。バスを降りた所が、市街へ行くバスの乗り場。乗り場にはチケットの自販機があるので、チケットはそこで買える(ちなみにこの写真はワルシャワに戻る日に撮ったものなので、周りは明るい)。この自販機でチケットを買わなくても、車内にも自販機が設置されているので、この自販機が激混みだったらとりあえずチケットは買わずに乗り込んで、車内で買っても全然OK。しかしながら車内の自販機はお札が使えないので予め小銭を用意しておく必要がある。外の自販機はお札も使えた。
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バスのチケットはこんな感じ。ベルリンの地下鉄やバスチケットと同じく、購入したチケットを車内にある検札機に通して、自分で検札しなければならない。
-
空港から市街に向かうバスの番号は「292」。夜間に走るバスの番号は「902」。この地図とは違うルートを通るバスもあって、そのバスは「208」。どのバスに乗ってもOK。バスはクラクフ中央駅が終点。
空港からのバス情報は
「http://www.krakowairport.pl/en/passenger,c70/transport-parking,c76/how-to-get-to-krakow-airport,c77/by-public-bus,a198.html」
に詳しく載っていて、バスルートの詳細は
「http://www.krakowairport.pl/data/upload/articles_download/198/20150626/Bus%20service%20to%20the%20airport.pdf」
に載っている。 -
バスは1時間弱ぐらいでクラクフ中央駅東側に到着する。今日の宿は旧市街の北側に確保していた。旧市街はクラクフ中央駅の西側にあるので、中央駅のコンコースを通って駅の西側に出る。
「ポーランド」という国についてあまり細かいイメージが無く、あまり「都会」というイメージがなかったのだが、クラクフ中央駅はかなり近代的で賑わった駅だった。駅とショッピングセンターが一緒になっているので、余計人が集まるんだと思われる。 -
クラクフ中央駅のバス停から、宿まではこんな感じ。クラクフの街は結構賑わっている割には、旧市街等観光の見どころは結構小さなエリアにギュッと詰まっているのですごく良い。だいたいの場所は徒歩圏内だ。
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クラクフ中央駅兼ショッピングセンターはこんな感じ。正直こんな立派なショッピングセンターだとは思ってなかった。
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さて、明日は「ヴィエリチカ岩塩坑」に行こうと思っている。クラクフ市街からヴィエリチカ岩塩坑へ行くには、中央駅近くのバス停から304番のバスに乗って行く。ちょうど本日の宿へ行く途中にバス停があるらしかったので、一応場所を確認する。ちょうど304番のバスが止まっていた。バスの表示板には「Wieliczka」と書いてあったので、間違いなくヴィエリチカに行くんだと思われる。
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もう夜なので、あちこちと行くつもりはなく、ただホテルに向かうだけなのだが、その途中ですら立派な教会なんかがたくさんあって、テンションがあがる。
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そんなこんなで、本日も終了。明日は世界遺産第一号に登録されたというヴィエリチカ岩塩坑に向かう。
ここまでとこの先のボスニア・ヘルツェゴビナ旅
Day1・2 サラエボって本当はどんなとこなんだろう?
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Day3 国を二つに分ける境界って何?
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Day4 自作 vs 本場のサバサンド 勝つのはどっち?!inトルコ
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Day5・6 パムッカレは日帰りで十分だったぁ?
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Day7 イスラエルの「黄金のドーム」がこんなところに!?
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Day8 世界で一番美味いケバブはベルリンにあったぁ!?
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Day9 あの騒乱があったウクライナの独立広場は今!?
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Day10 ローカルバスで世界遺産へ行こう!
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Day11 ヴィエリチカ岩塩抗ってどうやって行くの?
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Day12 アウシュビッツで思うドイツ人と日本人の違いとは…?
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この旅行記へのコメント (5)
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- aquamarine_324さん 2015/07/20 22:09:12
- こんばんは
- いつも旅行記ご覧いただき&投票いただきありがとうございます!
キエフは興味あるのですが、如何せんウクライナが政情不安の間はなかなか手を出しづらく…。
キエフは関係ないのかもしれませんが。
GWにリトアニアのヴィリニュスでお会いしたロシア在住(当時)の日本人の方も全く同じことを仰っていました。
そんなところへ果敢に飛び込まれていて凄いと思いコメントさせていただきました。
aquamarine_324
- hornets.homeunix.orgさん からの返信 2015/07/21 22:38:06
- RE: こんばんは
- 書き込みありがとうございます。
ウクライナに行くと決めた時には、確かに緊張やためらいもあったのですが、外務省の渡航情報を見たら、キエフはたいして危険な状態にはなっていない模様だったので安心して行ったら、本当に全然安心でした。全然手を出してしまっても問題ないと思いますよ。
さて、話は変わりますが、 aquamarineさんのアウシュビッツの記事を読ませていただいたのですが、多分あの時中谷氏のツアーに私も居たようです。aquamarineさんの記事の写真の中に私が写っていたので・・・。
あの時中谷氏の本を持っている方がいたので「そうとう真面目に予習されているんだなぁ〜」と感心したのを覚えています。自分なんか中谷氏が本を出していることすら知らなかったぐらいなので・・・。
自分はまだあの時の記事を書いていませんが、また時間があったら書こうかと思っています。記憶が薄れてしまっている部分がありますので、こっそり参考にさせていただこうかと・・・。その時はどうかお許しを〜!
- aquamarine_324さん からの返信 2015/07/22 13:12:12
- RE: RE: こんばんは
- すごいですね。外務省の渡航情報で大丈夫でも私は性格的にリスク回避してしまいます。。
GWの旅行前、コペンハーゲンでテロがあり、ウクライナはあんな状態、その間を抜けていく旅程でしたので何かあっても不思議じゃないなと思いながら出発したのを覚えています。
それを言ってるとどこへも行けないので、運を天に任せるしかないのでしょうが。
アウシュヴィッツの件は驚きですね。
まぁあれだけ人数がいれば4トラやっている方が複数いても何ら不思議ではないわけですが、意外と旅先で出会う人はやっておらず、4トラ仕様の名刺を渡しても皆さん全然反応してくれませんので。苦笑
1週間の旅行でしたが、アウシュヴィッツが最初に決まった目的地だったので、結構早い段階から本を読んでいました。
私は20代後半ですが、不覚にもこの年までアンネの日記を読んだことも無かったので、むしろ問題だったかもしれません。。
中谷さんの本は、出発前にはほとんど読まず、だから荷物になることを承知で現地へ持参したのですが、旅行中はやっぱり読まず、当日の朝にクラクフ本駅からのバスで目を通した程度でした。
人体実験の記述を読んで気分が悪くなり、途中からは敢えて読まないようにしたのは今でもよく覚えています。
例の旅行記に関して
間違ったことが書いてあったらご指摘ください!
aquamarine_324
-
- trat baldさん 2015/07/18 10:19:05
- こうゆうホノボノがいいなあ〜。
- 写真だけだけでも悲しい場面は苦手だから、この旅行記はgoo!
さすがに東欧だからかバスの架装はドイツ・シーメンスと推定しました(^o^)
切符を売ると云う事は文化国家の証ですねぇ〜、、、、車掌の記憶力は恐るべしでしょう。
- hornets.homeunix.orgさん からの返信 2015/07/21 22:29:26
- RE: こうゆうホノボノがいいなあ〜。
- 書き込みありがとう。
シーメンスかどうかは注目してみていなかったのですが、ドイツで乗ったバスはメルセデスで、「あっ、そうか、ここわドイツだわ」と思った記憶があります。
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